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カテゴリ:人気の実用書。あらすじ、ネタバレ注意
かねて評判のマンガ「チェーザレ」 チェーザレ(1) 1~3巻を読みました。 これ、すごいです! マンガって、「百聞は一絵にしかず」(百聞は一見にしかず、の変形) 当時の服装とか、調度品とか。 これ、調べるの大変だと思います。 バチカンの天井画・システィーナ礼拝堂の「最後の審判」 あれが書かれる前が、あんな状態だったなんて。 チェーザレさんは、史実として美形だったし。 宗教のとらえ方も、面白い。 地獄を恐れさせ、その怖れにつけこんでもうける教会のシステム。(仏教も似てます) そのシステムを維持するために、教会は残飯は与えても、職の技能は与えない。 なぜなら、その結果、人々は物乞いするしかない。 神に祈るしかない。 教会の残飯に感謝するしかない。 シビアな視点です・・。 今年の9月に、念願のイタリア旅行に踏切り、ピサの斜塔の階段を昇ったばかりです。 チェーザレは、ピサの学校で学んでいたそうです。 彼のぬかずいた大聖堂を、わたくしは歩いてきたのですね・・・。 この作品、長くなりそうです。 完結するのが、楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.01 12:21:20
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