プーチンさんには頑張って欲しいものです。
・・・え? 何を、って?
「格好良いから」という、それだけの理由で国歌を、軍旗をソビエト時代の物に戻し、強いロシアを印象付ける為にソビエト時代の遺物、KGBを復活させようとするその一方で、
ロシア共産党を分裂に追い込み瓦解させようとしているその手腕・・・恐るべし。
そんなロシアの軍隊が抱える悩みはコレ↓
■ロシア軍の自殺者、昨年よりも40%近く増加 7/28 ロイター
ロシア軍憲兵当局は27日、今年初めからこれまでに同軍での自殺者が100人を超え、前年に比べ40%近く増加していることを明らかにした。
当局者は会見で、「年初からこれまでに、109人が自殺により死亡した。これは2003年上半期を38%上回る水準だ」と語った。
ロシア軍では、多くの部門で厳しい予算による運営を迫られており、事故やいじめがまん延しているという。
ロシア軍の規模は130万人で、徴兵制が敷かれている。政府は完全志願制度の方針を打ち出しているものの、志願制への移行は進んでいない。
みんな貧乏が悪いんや~、ってそれは冗談ですが。ロシア経済は上向きなので、もう何年かすれば予算も増えて問題は解消され、徴兵制も止めてしまう事が出来る・・・筈。
はてさて、何時になる事やら?
■露大統領 参謀総長を解任 軍改革めぐり国防相と対立 7/20 産経新聞
ロシアのプーチン大統領は十九日、軍改革などをめぐってイワノフ国防相との対立が伝えられていたクワシニン参謀総長兼国防第一次官(五八)を解任、後任にユーリー・バルエフスキー第一参謀次長(五七)を昇格させる大統領令に署名した。
第一次チェチェン紛争(一九九四-九六年)に現地司令官として参戦したクワシニン氏は九七年から参謀総長を務め、強大な地上軍の維持を訴えるなど、機動的な通常戦力の強化などで近代軍への変革を目指すイワノフ国防相と激しく対立。両者は暗闘を繰り広げてきたと伝えられている。
後任のバルエフスキー氏は、米露の核軍縮交渉などを手掛けており、参謀本部の対外関係のパイプ役を務めてきた。今後は、大統領とのつながりが深いイワノフ氏の軍内での影響力がさらに増大するものとみられる。
これでイワノフが推進する
少数精鋭機動軍構想路線が強まる事になります。当然、この構想には徴兵制廃止、志願制軍隊への移行も予定に含まれています。
どこもかしこも
少数精鋭機動軍路線ですねー、中国もこの方向ですから。