ロシアのルミャンツェフ原子力相が、ノバヤゼムリャ島での臨界前核実験を今も行っている事を公表したのが8月9日。長崎原爆の日のことでした。
【関連日記】2004/08/10
長崎市長が「強い怒り」 ロシアの臨界前核実験 8/11 共同通信
伊藤一長・長崎市長は11日、ロシアの臨界前核実験実施について「核兵器保有を誇示するかのごとき姿勢は、長崎市民をはじめ世界の人々の願いを踏みにじるもので、強い怒りさえ覚える」とのコメントを発表した。
また「今後もあらゆる核実験の中止を求め、核兵器のない世界の実現に努力したい」と強調、核兵器廃絶を訴えた。
伊藤市長は同日、ロシア大使館に抗議文を送った。
広島県原水禁も抗議 ロシアの臨界前核実験 8/11 共同通信
ロシアの臨界前核実験に対し原水爆禁止広島県協議会(広島県原水禁)は11日、「核拡散・核軍拡につながる懸念を払しょくできない」とのプーチン大統領あての抗議文を在日ロシア大使館にファクスで送った。抗議文は「来年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議を前にした暴挙で、許せない」と非難している。

「・・・アレッ、広島の秋葉市長は抗議しないんですか?
それに原水協(共産党系)もロシアに抗議してませんねー」

「・・・こう言わせたいの?」
ソ連の核は 清い核だ 防衛の為の 核だ

「いえいえ、まさか。そんなフレーズがまかり通っていたのは30年前までの話ですし。
(日本共産党は1973年まで共産主義圏の核兵器を容認していた)
ただ、広島の秋葉市長は共産党推薦候補でした。長崎の伊藤市長は無所属なんですよ、その差がよく現われていますねー」
【関連日記】2004/08/06