ИТАР-ТАСС通信より。
Putin: Russia to increase defence spending by 40% in 2005
MOSCOW, August 12 (Itar-Tass) - President Vladimir Putin on Thursday said that Russia would considerably increase its defence spending in 2005.
“The increase will account for approximately 40% on this year’s spending,” Putin told a meeting of the heads of Russian force and financial agencies. Putin said that the country was facing complex defence tasks, which require it to spend more on these purposes.
これでようやく、兵士への給料の遅配も無くなり徴兵制廃止への動きも加速し耐用年数を過ぎた兵器の更新も行い、皆でウォッカが飲める筈・・・こんな大幅増額が出来るのも、原油価格が高騰しているおかげです。
(ロシアは石油輸出国)
さて、これで日本の周辺国
(中露韓朝台)は軒並み軍拡
(或いは核兵器開発)を行っているわけですが、日本だけは防衛予算が前年比マイナスとなっています。・・・要するに日本だけが軍縮しても誰も付き合ってくれない、それぞれの国にそれぞれの事情があるわけです。そして軍事バランスは相対的なものなので、他国の軍事力に合わせなければ均衡が崩れます。
・・・故に、近い将来、日本も軍事力拡大競争に付き合う事になるでしょう。それを阻止する為には周辺国と軍縮協定を結ぶ他はありませんが、現状ではどの国も聞く耳なんか持たないでしょうね。

「話は変わって、【日記】
2004/08/12の続報です」
ロシア核実験に抗議文 広島市など、自治体相次ぎ /広島 8/12 毎日
ロシアが今年初めから北極海のノバヤゼムリャ島で臨界前核実験を実施していたとの報道を受け、県内の自治体や平和団体などからは11日、抗議の声が相次いだ。
秋葉忠利・広島市長は同日、「ロシアが核実験を継続し、米国と同じく核兵器の維持に腐心することは人類滅亡への道に踏み出すもので、激しい憤りを覚える」とした抗議文を、プーチン大統領とアレクサンドル・ロシュコフ駐日大使に送付することを決めた。
秋葉市長が会長を務め、世界の611都市の市長が加盟する平和市長会議も、同様の抗議文をプーチン大統領に送る。
藤田雄山知事に加え、府中▽尾道▽因島▽三原▽竹原▽三次▽呉▽廿日市▽大竹の各市長、市長職を代行する福山市助役も同様の抗議文を同日、送付した。
庄原、東広島、安芸高田の各市長も、12日に抗議する方針。
さらに、県原水禁と県平和運動センター、県原水協と県被団協(金子一士理事長)も抗議文を送った。

「あら、秋葉市長も抗議文送っていたんですね~」

「当たり前ですっ!!」

「それらの抗議に対するロシアの返答が来ました」
臨界前核実験実施を否定=広島市長らの抗議に反論-ロシア 8/13 時事通信
ロシア外務省は13日、声明を出し、広島市の秋葉忠利市長が11日、ロシアの臨界前核実験実施を非難する抗議文を送ってきたことに対し、ロシアは核実験は行っていないと否定した。
ロシアのルミャンツェフ原子力庁長官は9日、今年初めから北極海の実験場で核分裂物質を使用せずに核弾頭の信頼性を検証する模擬実験「流体力学実験」を複数回実施したと述べたが、これが日本の一部報道で「臨界前核実験」と報じられた。このため、秋葉市長は臨界前核実験を核実験とみなす立場から「核廃絶の願いを裏切り、怒りを覚える」とする抗議文をプーチン大統領に送った。外務省声明は、報道を否定したもの。

「・・・え?」

「さすがはロシア。無かった事にする気アル」
「貴方を、勇み足です
」

「ちょ、ちょっと待ちなさい!! これって本当にロシアの言い分が正しいわけ?」

「さぁ?」

「ちなみにロシアが臨界前核実験を行っていると報じたのは、毎日新聞です」

「・・・なんだか誤報臭い気がしてきたわ」