テーマ:戦争反対(1194)
カテゴリ:中国/台湾
日本の周辺(中国、ロシア、北朝鮮、韓国、台湾)は実に物騒だ。日本を除き全て国が軍拡を続け、核兵器を保有(或いは保有しようと計画)している。東アジアで日本ただ一国だけが軍縮を続け、核保有の意思が無い。(IAEAのお墨付き)
しかし、誰も付いて来てくれない・・・
実を言えば台湾の核保有疑惑に付いては何を今更の感がある。「実は既に持ってます」と言われても別に驚きはしない。 実際に南アフリカはそれをやった。(1991年に核兵器を保有していたことを認め、既に廃棄したと発表)そして台湾は南アフリカと、それに加えイスラエルと仲が良かった。仲が良いというよりはそれぞれの事情から世界で孤立している3国が身を寄せ合っていた、というのが実態だが。南アフリカは核開発でイスラエルと協力関係にあった。(イスラエルは公式には認めていないが、核兵器を数百発保有している)台湾もまたイスラエルに核開発の協力を求めたが、アメリカに阻止されている。しかし、核実験のデータは渡っており、(インド洋で行われた水爆実験を含む)十分な量の材料と意思さえあれば、核武装は比較的容易い。 僅か4年前にウラン濃縮を行っていた事が発覚した韓国と、20年前の台湾の件とでは核保有の意思という点では比較にならない。新しい分、韓国の方が悪質だ。(ウランに加え、韓国も20年前にプルトニウム抽出していた事も発覚)だが、核開発技術と言う点では台湾の方が遥かに上となる。もちろん、それを言い出したら日本の方が技術的に上にも加え、大量のプルトニウムを保有しているのだけれど。(繰り返しになるが日本は核武装の意思が無いとIAEAからお墨付きを貰っている) ■6ヶ国協議への影響について 今回発覚した台湾が80年代にプルトニウムを抽出した件については一見、6ヶ国協議とは何の関係も無さそうに見えるが・・・やはり影響は避けられそうにない。中国が台湾に反発するのは間違いないからだ、そうなれば同じ事をやっていた韓国を見逃す事ができなくなる。 台湾を非難するなら韓国も非難しなければ道理が通らない。中国の事だから平気でダブルスタンダードを通しそうだが、その時は台湾が韓国の件を引き合いに出すだろう。そして北朝鮮がその尻馬に乗ってまた韓国の核開発を叩き出す。結果、中国は身動きが取れなくなる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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