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2004年12月05日
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テーマ:戦争反対(1193)
カテゴリ:日本
「陸自幹部が改憲案作成」・・・なかなか共同通信らしく、問題にならないような事を問題にしようと大騒ぎしている記事ですが、中に興味深い情報が示されていました。

下の記事は中日新聞に差し替えましたが、中身は共同通信です。


陸自幹部が改憲案、文民統制を逸脱 自民大綱素案に反映 [12/05 中日新聞]

陸上自衛隊の幹部隊員が、軍隊の設置や、集団的自衛権の行使を可能とする内容の憲法改正案をまとめ、十月下旬、自民党憲法調査会の中谷元・改憲案起草委員会座長に提出していたことが四日、分かった。この中で示された趣旨は、結果的にすべて同党の改憲草案大綱の素案に反映される形となった。

憲法改正という高度な政治的課題に「制服組」が関与したことは、政治が軍事を監督するシビリアンコントロール(文民統制)を逸脱するとともに、公務員の憲法尊重擁護義務にも違反する可能性が高く、批判を浴びそうだ。


自民党憲法調査会に報告された自衛隊制服組の憲法草案は、すべて同党の改憲草案大綱の素案に反映されている・・・そう、『徴兵制禁止を明記』も含めて。

↓以下は上記記事の続き部分です。


草案とは別に、安全保障関連で「盛り込むべき事項」を記載した文書も作成。徴兵制の否定など、現憲法の精神に沿ったものも含まれており、これらも自民党の草案大綱の素案に反映されている。

中谷氏は素案をまとめる作業の中で、ニ等陸佐に現憲法の安全保障上の問題点を挙げるように要請した。中谷氏は自衛隊出身の元防衛庁長官で「政治家としての勉強のために『力を貸してくれ』と言ったのは事実だ。私的なものであり、問題は無い」としている。


そう、陸自幹部が改憲案を中谷氏に提出したのですが、その中で「徴兵制禁止」を憲法に盛り込むよう提言しています。そして自民党憲法調査会は実際に改憲案草案大綱で「徴兵制禁止」を盛り込もうとしています。党内で異論はあるようですが、本職の軍人が「徴兵制は必要無い」とはっきり明言しているのです。


来月中旬の了承は微妙 自民の改憲草案大綱 [11/28 共同通信]

加えて「女性天皇容認」「徴兵制禁止の明記」など党内でも意見が割れる内容を「あえて盛り込んだ」(保岡氏)ことで、「総務会で異論が相次ぎ収拾がつかなくなる」(同調査会幹部)との懸念も浮上。


「徴兵制禁止」が改憲案に明記される事になるかどうかはまだ未定ですが、軍人が徴兵制は必要無いと提言した事実は、ここに残ります。

さて、私の徴兵制シリーズ」は今まで、左翼反戦運動家による「憲法が改正されたら徴兵制が復活する!徴兵制阻止の為に憲法改正阻止を!」という主張を封じ込める役割を果たしてきました。運用開始から8ヶ月、十分に活用されてきたと思います。

そして・・・自民党憲法調査会と自衛隊の意思がはっきりした今、徴兵制シリーズは極右愛国主義派への説得に投入すべきものとなりました。既に以前にも西村信吾議員の公式サイト掲示板にも張られていた事があります。誰が貼ったのか知りませんがちょっと恥ずかしかった・・・議員のサイトでの常連さんは平均年齢高いでしょうし。

そこで、キャラ対話形式ではない通常バージョンを近日UPする予定です。





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Last updated  2004年12月10日 23時58分07秒
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