テーマ:戦争反対(1193)
カテゴリ:アジア
スマトラ沖地震の津波による行方不明者捜索救難活動にインド洋から帰国途中の海上自衛隊艦艇3隻を投入。付近を航行中だったので即座に活動開始、その日の内にプーケット沖で遺体を収容しています。
数年前なら野党から「自衛隊ではなく、海上保安庁を派遣すべき!」との頓珍漢な批判が出ていたでしょうが、今回はそんな抗議は見受けられません。当然でしょう、この海上自衛隊の艦艇は偶然付近に居たからこそ直ぐに救難活動に入れましたが、もし日本から船を送っていれば現地に到着するまで10日は掛かり、救難活動には間に合いません。 自衛隊の投入の是非についても、既に以前から対テロ戦争支援の名目で海上自衛隊はインド洋で活動中なのですから、今回のような人道支援である災害救助に反対する人達は日本には居ないでしょう。 しかし隣国には穿ったモノの見方をする人達が居るようで・・・ ■「蔵から人情」 [2004/12/29 東亜日報]
こっそりも何も、堂々とやっているんですが・・・そもそも以前から東南アジア諸国は海上自衛隊がこの地域で活動する事を望んでいるのだから。理由は中国に対する牽制と対テロ、海賊対策。 「日本右翼はこの機に乗じて自衛隊の活動範囲を広げようとしている!」という穿った見方が成り立つのなら、それを望んでいるのは東南アジア諸国自身と言う事になるでしょう。 ■東南アジアから見たイラク派遣=竹之内満(アジア総局) [2004/12/10 毎日新聞]
ええっ、あの毎日新聞がこんな記事を? と驚かれる方も居るかもしれませんが、毎日新聞は東南アジア諸国のこの姿勢を、少なくとも2年前から把握しています。こちら 故に別段、驚くべき事ではありません。ただし毎日新聞は「最近になって東南アジア諸国の日本に対する見方が変わってきた」、と報じていますがそんな事は無く、以前から日本に対する見方に変化は無いのです。そう、以前から東南アジア諸国は海上自衛隊の活動範囲拡大を望んでいます。 それがマラッカ海峡になるであろうことは必然の理として。 ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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