週刊オブイェクトはSeesaaに移転しました。(2005年3月24日)

2005/01/26(水)12:25

靖国問題についてベーカー大使の見解

日本(57)

昨日の日記の続きです。ベーカー大使が靖国問題について中国政府高官と話している手記が、アメリカ大使館のサイトにありました。これでベーカー大使の靖国問題に対するスタンスが理解できました。 リンク先の下の方です。 ■Ambassador Baker Holds July 15 Press Roundtable [July 15, 2004] I was in China recently and pointed out to an official there, a ranking official, that - he was fussing about the prime minister's visit to Yasukuni Shrine. I said, 'Well look, the United States and Japan really had a first class war there for a while and we've gotten over it and we're best friend's and allies. It's time for you to get over it.' He didn't like that a bit. He said, 'You don't understand,' and I said well, 'Somebody doesn't understand.' ■[機械翻訳] 私は、中国に最近いて、職員にそこに指摘しました、高官、それ-彼は首相の靖国神社への訪問のことでやきもきしていました。私は言いました、「よく見てください、アメリカと日本は実際にしばらくの間、ファーストクラスの戦争を行っていました、また、私たちはそれを克服しました、また、私たちは親友の同盟国です。貴方もそれを克服する時です。」彼はそれがあまり好きではありませんでした。彼は言いました、「理解できません。」また、私はよく言いました、「誰かが理解しません。」 ■[人力翻訳] 私は最近中国で、(日本国)首相の靖国神社参拝に憤慨している政府高官に指摘しました。 「まぁ、見てご覧なさい。合衆国と日本は、第一級の戦争をして、そして私たちはそれ(戦争)を乗り越えて、今や最高の親友であり同盟です。今こそ、貴方達がそれ(戦争の過去)を乗り越える時ですよ」 そう私は言いました。 彼はそれが少し気に入りませんでした。彼は言いました。 「貴方には分からない」 そして私も言いました。 「誰かしら、分からない人はいますよ」 こんなニュアンスでいいのだろうか? すみません、私の英語力じゃこれが限界です。誰か最適な訳を考えて下さい。→現在ハムさんの翻訳を採用中 ベーカー大使は中国に対し、「靖国神社を問題にするより、それを克服しなさい」と諭しています。要するにベーカー大使の靖国問題での対中スタンスは、朝日新聞(TV朝日)の期待するものとは正反対だったことが分かります。それなのに・・・昨日の日記で紹介した様に、朝日はベーカー大使の発言を自分達に都合の良い様に捻じ曲げ、ベーカー大使の意図とはまるで逆の事を彼の発言に重ね、読者(視聴者)をミスリードしようとしています。  

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