テーマ:政治について(20277)
カテゴリ:日本
恒例の民主党対抗予算案。昨年は発表時に防衛予算関連で祭り(合言葉は「クー」)が発生しましたが、さて今年はどうでしょうか・・・・・
注:下記リンク先資料はPDFファイル ■平成17年度 民主党予算案 [民主党公式サイト]
・・・終わった。もう救い様が無い。昨年も民主党は最初に対抗予算案で防衛費5000億円削減(前年比)を打ち出したものの、民主党内で若手議員の猛反発を喰らい1000億円削減で落ちついた経緯があります。(政府案は前年比450億円削減) それが今年は、5000億円削減案がそのまま通ってしまった・・・つまり、民主党の若手議員は執行部に対する影響力を失いつつあるのではないか、もしそうであるならば同党の未来は暗いと言わざるを得ないでしょう。 単年で防衛予算を5000億円も削減するには、それこそ財務省片山さつき主計官の言うとおりに陸上自衛隊を4万人削減しなければとても達成できません。(それでも達成不可能だった。片山案でも2000億円削減が限界)防衛力は崩壊します。 単純に1割予算を削ったら戦力1割ダウン、という事にはなりません。(財務省片山案が防衛費2000億円削減で、4万人削減、装備2~3割削減だった。すると今回の民主党案が防衛費5000億円削減なら、8万人削減、装備4~5割削減という事になる)5年から10年計画で戦力を整備しているというのに、いきなり今年から予算1割削減などを行えば、自転車操業している中小企業に銀行がいきなり金を貸さなくなるのと同じで、防衛力は崩壊します。 そもそも周辺国の殆どが軍拡真っ最中だというのに、日本だけが軍縮・・・そんな事をしたら地域の軍事バランスは崩れてしまう。民主党は日本周辺の状況が全く見えていない。そんなに、日本を滅ぼしたいのだろうか。単年で5000億円削減だなんて・・・やはり、「クー」しか無い? さて、民主党といえば首籐議員がBBSに降臨した模様。[関連日記] ■SUTOBAND BBS [首籐議員公式サイト] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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