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2005年02月13日
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テーマ:戦争反対(1187)
カテゴリ:日本

シオン 「・・・というわけで今回は航空自衛隊の支援戦闘機F-2を応援してみることにします」

弓塚さつき 「今更? (というかまだ昨日の日記と同じ路線を続けるんだ・・・)

シオン 「確かに昨年、生産予定数が減らされて当初の計画130機配備予定が90~100機で生産終了となることが決定してしまいました。これでF-4戦闘機の代替をF-2で更新する計画も無くなりました。

只でさえ『純国産戦闘機を造る筈がアメリカの横槍でF-16ベースの改造型になってしまった』と恨みつらみの対象で、初期不具合も指摘され一部では欠陥戦闘機扱いされていますが・・・

初期不具合の出ない新型機など有り得ない。問題点を克服すれば、F-2は立派に働ける戦闘機であることには間違いないのです」

弓塚さつき 「・・・値段は? 生産中止になっちゃった理由は、性能の割りに高かったからでしょ?」

シオン 「でもF-16の最新型Block60を購入した場合とさほど変わらないのですよ。まぁこちらは不具合の心配をしなくてもいいわけですが・・・

さて、それではF-2について以下の記事を見てもらいましょうか。米軍準機関紙「Stars & Stripes」(星条旗新聞)に載った、F-2対F-16によるDACT(異機種間戦闘訓練)についての記事です」


USFJ Commander takes a spin in Japan's new F-2 fighter [July 8, 2004 Stars & Stripes

The U.S. commander said he was impressed with the F-2, which is designed and built by the Japanese. The aircraft has some capabilities “that our aircraft does not,” Waskow said, mentioning the Active Electronically Scanned Array radar, which has three times the range of a conventional antenna.


弓塚さつき 「? なんて書いてあるの?」

シオン 「アメリカ第5空軍司令ワスコー中将は“日本が設計したF-2に感動した、我々の(F-16)には無い幾つかの能力を持っている”と、AESA(Active Electronically Scanned Array radar)を優位点とし、それは従来のレーダーに比べ3倍の捜索範囲を持っていると言及しました。

・・・こう書いてあります」

弓塚さつき 「ベタ褒めしてるね。でもレーダーの不具合は直ってたの?」

シオン 「・・・さぁ?」

弓塚さつき 「さぁ、って」

シオン 「日本国内で確認出来る範囲では直ってるという話を聞かないんですよね・・・

元々レーダーそのものは悪くないのです。機体に載せてみたら具合が悪くなったと言う事なので、何処かが干渉しているんでしょう」

弓塚さつき 「アメリカ第5空軍とDACTした時には直ってた・・・のかな?」

シオン 「とりあえずそういうことにしておきます。

・・・さて、これはF-2の再評価に繋がる事でしょう。90式戦車の時もアメリカの軍人向け専門誌「Armor」が高評価を続けている事により、日本国内でもその実力が認められるようになりましたしね。

世界主力戦車トップ10(米Armor99年7-8月号より) [戦術の歴史

これは1999年の評価ですが、最近のランキングでも90式戦車は3位をキープし続けています」

弓塚さつき 「う~ん、90式戦車はともかくF-2はどうかなぁ・・・

ワスコー中将はF-2を褒めた後に『F-16にもF-2みたいにAESA付けようよ~』と上層部におねだりしてるみたいなんだけど・・・」

シオン 「ダシに使われたと、そう言いたいのですか?」

弓塚さつき 「そもそもどっちみち、F-2は生産中止だし」

シオン 「それは言わない約束ですよ・・・」





 Read Me 眠りの園 時間ねぇー ニンニン





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Last updated  2005年03月03日 00時26分06秒
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