【これまでの主な活動】(p58より) ここでは、 まず現在までの州兵活動を概観し、続いて、 わが国でもよく知られている代表的な二つの活動例を特に紹介する。 第二次大戦後初の本格的紛争となった朝鮮戦争を皮切りに、 湾岸戦争、 そしてコソヴォ空爆に至るまで、 州兵は、 常に米軍の作戦を支える補充戦力として動員されてきた。 朝鮮戦争では18万人、 湾岸戦争では7万人を超える州兵が作戦活動に従事している。 ただし、 そのなかでベトナム戦争は、 若干性格を異にするケースといえよう。 戦争が長期間にわたったにも関わらず、 大規模な州兵の動員は行われなかった。 その理由は、 ジョンソン大統領が、 ベトナム戦争は連邦軍のみで足りる限定的紛争であり、 州兵の動員に依存することなく、 徴兵範囲の拡大などで戦力需要に対処できるとみていたことにある。 【湾岸危機・戦争】(p59より) 湾岸危機・戦争は、 州兵の海外作戦展開としては、 朝鮮戦争に匹敵する大規模なものとなった。 7万5,000人の州兵 (概数にして陸軍州兵6万3,000人、 州兵空軍1万2,000人) が連邦任務のため動員され、 そのうち4万3,000人ほどが実際に湾岸地域へ配備された。 これら湾岸地域に展開した州兵のほとんどは、 直接戦闘任務に従事しない後方・支援要員であったが、 作戦への貢献は極めて高かった。 |
報告します。 ラッキーマン。さん 2004年12月18日にNHKスペシャル「イラク最前線で 何が起きていたか」が放送されております。この番組 の感想を書いたブログを発見しました。 http://blog.goo.ne.jp/maia_2004/c/13c2f28ee38540bff858cab8fdfc4ac0 <引用開始> アーカンソー州兵は、第二次世界大戦以降初めて召集された。 <引用終了> どうもこの「アーカンソー」の文字が抜けて広まった ものと思われます。(2005/01/18 11:51 PM) |
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