管理人のTRPG日記

2011/04/24(日)01:43

小沢一郎の国家再建計画

歴史・現代考察(35)

こないだ小沢一郎が狙っていた(過去形なのは、今回の震災で計画を変更するかもしれないからです)のは 日本の国家破産 だと書いたので、今度は日本再建計画の考えについての予想も書いときます。(予想というか、知人と話していて思いついたのですが) これは単純明快 中国の力を借りる です。 まぁ、それしかないですよね。 日本がコケたら、国債消化を日本に負ってもらってるアメリカには余裕がなくなりますし、EU内のPIGS対策で手一杯のEUが動くわけがない。中東が日本を助けるメリットがない以上は中国しかいないわけです。 ですがね・・・ その時は、間違いなく小沢一郎は沖縄を中国に売りわたしますよ。 売り渡す・・・という表現はどぎついので修正すると、米軍基地を縮小する傾向で動くでしょう。 だって、自分が中国政府のリーダーだったら、地政学的に沖縄に他国の軍事基地があるのは我慢できないですもん。 かって毛沢東は、当時の中国の工業集積地だった中国東北部を守るために危険をかえりみず朝鮮戦争に参戦したわけです。 朝鮮半島が米軍の影響下におかれたら中国東北部が危ないということですが、いまの上海は当時の東北部以上の重要地域なわけで、その地を窺う沖縄に米軍基地があるのは中国政府のリーダーとしては我慢できない状況でしょう。 ここ数年、中国の第一海峡線の話が出てきましたが、東シナ海を内海化するのは中国の悲願であることは間違いないわけです。 そういう意味では、日本は地政学的に中国にとっては重要な地域であり、高く売りつけられると踏んでいるのでしょう。 売るというとメチャ悪いことみたいですが、これは左前になった日本企業を外資に売るときと同じ話。 技術もあって企業の実力もある状況で外資に乗っ取られても、その企業の従業員や文化はある程度守られて大事にされるケースが多いです。 一方、ボロボロになって外資に乗っ取られたら、まさしくハゲタカにたかられた時のようにバラバラに食い散らかされるだけ。 それなら、大事にされるうちに売ってしまおう(傘下に入ろう)という考えかもしれません。

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