『この世をば』
この世をば(上) 藤原道長と平安王朝の時代 (朝日時代小説文庫) [ 永井路子 ]価格:1,210円(税込、送料無料) (2024/1/24時点) この都の大河ドラマは、源氏物語を書いた紫式部と藤原道長の関係を中心にお話が展開していくとか。 そこで思い出したのが昔読んだ 永井路子先生の『この世をば』どこかにあるはず、と家中探し始めたら上巻だけ出てきました。下巻は離を壊した時に、離れから持ち出さなかったんだろうねぇ。買いなおそうかとも思ったのだけれど、いかんせん古い。何でも最近、再販されたらしいんだけどねぇ。kindleで安かったのでダウンどーどしました。内容はといえば、道長が嫁探しをしているときから亡くなるまで。いやぁ、さすが永井路子先生面白い面白。お姉さんに後ろを押されながら関白になるお話だけど、まぁ、吉田羊さんぴったり。政敵の実資は脳内では、秋山さんになっていましたしねぇ。道長中心のお話だから、紫式部はちょっとしか出てこないけどねぇ。道長のお兄さんって、毛深くて有名だったらしいけどドラマでは結構な二枚目ですねぇ。それにしても、大河ドラマが始まる前までは、資料の残っていな時代で1年間どうするんだって話もあったのに。いざ始まってみれば、大河ドラマ系YouTubeの方々、色々紹介してくさいますねぇ。道長の書いた日記『御堂関白気』政敵実資の日記『小右記』藤原行成の日記『権記』文徳天皇から後一条天皇までのお話『大鏡』赤染衛門などの貴族の女房が書いたといわれる『栄花物語』古典でおなじみ『枕草子』紫式部自身の日記もあるしねぇ。おまけに今回の大河ドラマ、毎回毎回、源氏物語の逸話の入ってくるし読み切れん。『あさきゆめみし』どっかで読めないかなぁ。