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May 21, 2017
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カテゴリ:一言二言
仙台市青葉区の市立中2年の男子生徒(13)が4月末に自殺した問題で、同校の教員2人による体罰があったことが分かりました。

 自殺の前日、授業中に生徒が居眠りをした際、50代の男性教師が生徒の後頭部をこぶしで1回たたいたということです。また、今年の1月にもその生徒が授業中に騒いだとして、50代女性教師が粘着テープを生徒の口貼り付けたということもあったようです。

 確かに体罰はあってはなりません。虐待されて育った子が虐待することを覚えるように、体罰教育は体罰を生み出してしまいます。
 心理学が進んだ現在、体罰のない教育を奨励しているのはそのためであり、もちろんそれは家庭内教育にもいえることです。

 ただ、私は今回のこの生徒の自殺と体罰の問題のニュースを拝見していて、インタビューを受けていた同県内で中学生の息子を自殺で失った父親の意見も相まって、何かやるせない思いを感じていました。

 その父親は、「絶対にあってはならない。大人の教育者がみんなのいる前で、そういうことを行うのはもってのほか。これは教師失格。辞めさせるしかない。指導ではない。」と話しました。

 あまりに感情的になって、どこまでの事情を知って『教師失格』などというのか分かりませんが、それを除けばこの父親が言っていることは概ね間違いないでしょう。しかし私が疑問なのは、教師2人もそろって体罰を与えてしまう事情というのは、この生徒の日常が一体どんな状況だったのだろうということです。

 性格にくせのある教師一人が、一方的に特定の生徒に虐待に等しい行為に及んだというものとは異なり、ベテランの教師2人もが行動に出たわけですから、これはどうにも教育の限界に達した結果だったのではと思えてなりません。

 もちろん、それでも体罰を行った教師に非があって当然です。
 しかし、それ以上にもっと重要な非があるのはこの生徒の家庭環境ではないでしょうか。

 授業中に騒いでいる、そうかと思えば今度は居眠りをしているありさま。
 当然、このような生徒であれば、担任教師から親へとさんざん連絡が伝わっていたはずです。

 もし、我が子の学校での生活態度が目に余るものだと知っていたのなら、この生徒の親は我が子の体罰の事実を知ったとき、本当に自殺の原因が教師の体罰によるものだと思うものでしょうか。

 私は、この体罰と自殺の関連性がほど遠いものだろうと考えます。

 また、口にテープを貼られたり、たたかれたりするぐらい授業中にふざけた態度をとっている生徒が、体罰を苦にして自殺するような生徒なのかどうかは、この生徒の親が一番分かっている。いや、親として分かっていなければならないはずなのです。レイコップ・ダイレクト

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Last updated  May 21, 2017 11:32:30 PM
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