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おぼろ二次元日記

暴れん坊さんより、一護小説♪

BLEACHの「なんちゃって」話の巨匠・暴れん坊さんが
見事100話を達成いたしました!
記念作品は一護の男前な話です!


ではどうぞ!







強さへの遺伝子(黒崎一護)



自分が弱いって認めるのって、勇気がいるよな?


俺・・・ガキの頃は弱虫でよ。
お袋に事あるごとに泣き付く様な、超泣き虫だった。
そのお袋を俺のせいで死なせちまってからかな。


異様に強くなりたいって思い出したのは。
向かってくる奴は片っ端からのしていくようになった。
喧嘩は強いほうだと思う。
タイマンで負けたことって無かったしよ。


そんな俺が「負けた」って思ったことが3回ある。


その内の2回は白哉と、藍染とかいうオッサンに負けたとき。
これは実際戦って手も足も出なかったんだ。
認めるまでもねえか。


後の1回は浦原さんに、「キミは弱い。」って言われた時だ。


あの時の俺は、白哉にやられた事をどこかで認めたくなかった。
負けたっていう現実から、目を背けようとしてた。
そのために無鉄砲に尺魂界に行こうとしていた。
そう。現実から逃れるために。


そこをやられた。


「キミは弱い。」ってな。
実力も、現実から逃れようとする情けねえ根性も何もかもを
「弱い」って、教えられたんだ。


強くなりたきゃ、覚悟を決めろ。
自分の弱さから、逃げるな。


少なくとも俺はこう理解してる。
それから俺は少なくともあの時からは強くなったと思う。
でもまだだ。
まだ足りねえ。


自分が弱いって認めるのって、勇気いらねえ?
なんか、今までの自分を否定するような気がしてよ。
今までの自分て何だったんだ、って思うよな。


でもそれはヘンなことでも、恥ずかしいことでもねえと俺は思う。
自分が弱いと思えるってことは、強くなれるって言うことでも
あるんじゃねえのかな。
だって、自分を客観的に見れなきゃ、弱いだなんて思えねえだろ?
それって、結構すげえ事だと思う。


最初から強い奴がいるっていうのは事実だと思う。
白哉みたいなのがその典型かもな。


でも、弱いところを少しずつ強さに換えて、最終的に強くなれば
いいじゃねえ?
そのためには、自分の弱さを認めて、それを克服する努力って
いうのは絶対に必要なんだ。


でもどうしても、逃げたい時だってあるよな。
自分の殻に閉じこもっていたい時だってある。
でも、残念ながらそれじゃ何も解決できねえ。
状況はかわらねえから。


一人で立てねえときは、助けを呼べ。
小さい声でもいい。
たとえ直ぐに気付いてはもらえなくても、
きっと誰かは気付くと思うぜ?


今、立ち上がれねえと思っている悩みでも、
いつか懐かしく話せるようになるときが必ず来ると俺は思う。
その時、絶対強くなっているはずだ。
そういうのを何回も繰り返しながら、段々と強くなっていく
もんなんじゃねえのかな。


だから、逃げるなよ?
いったん引く事は必要だと思う。
でもそこから逃げ出すなよ?
必死でやろうぜ。
例え思い通りの成果が出なくても、必ずその努力は俺たちの糧になる。
そしてそれが自信になっていくもんだと思う。


俺がもう一人の俺の事でへこんでいた時、ルキアに助けて
もらったろ?
意外だった。
だって、ルキアは助ける相手で助けられる相手だとは思って
なかったからな。


でもそうじゃねえ。
ルキアも、恋次も、チャドや石田や井上、みんなに俺は助けられて
いるんだ。
それを俺は時々忘れる。


みんなを護らなきゃって思うことが強すぎて、忘れることがある。
これも俺の弱さだ。


でもだからこそまた強くなれる。



「強さの遺伝子」っていうのは生まれながらに違うのかも知れねえ。


でも「強くなる遺伝子」ってやつは、「弱さの遺伝子」の延長上に
あると思う。
これはどんな奴も持っている。
そのためには一度「弱さの遺伝子」を活性化させなけりゃ
発動しないもんなんじゃねえかな。


でも強くなりたいと思わねえ?


じゃ、一緒に発動するとするか。
まずは弱さの遺伝子を活性化しようぜ。


そして・・・強くなってやろうじゃねえの。









なんちゃって。





おまけ。(兄様バージョン)


白哉の強さは天性のものだと思う。
よくわかんねえけど、たぶん生まれた時から、弱いなんて事は
許されない環境で育ったんじゃねえかな。


でも人間、強いだけの奴なんていないもんだ。
今回、あいつと戦ってみて、それが良く分かった。
あいつもまた、本当は弱いところを抱えて、苦しんでいたんだ。
・・・誰にも言えずにたった一人で。


あいつのプライドの高さは知ってる。
俺を「小僧、小僧」と呼んでいたくらいだ。
俺に呼び捨てにされるのはいやだろうな。


でも俺は呼ぶぜ?「白哉」ってな。
それで確認させてやるんだ。あいつも唯の一人の人間だって
いうことを。


今のところそれを出来そうなのは、どうやら俺くらい
みてえだからな。


孤高なのもいいけどよ。たまには下に降りて来いよ。てな。




空2





男前がますます上がる一護の素晴らしい話をいただきました!
そして「孤高の人」兄様に思う気持ちも。

誰も溶かせなかった兄様の心。
海燕ならばできたかもしれませんが、同じ死神の立場なら
兄様はきっと動じなかったはず。

旅禍・・・自分の価値観にいなかった一護が兄様の
足元を突き崩したからこそ、今回の戦いの終末があるのだと
思います。

暴れん坊さん、ありがとうございました!






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