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おぼろ二次元日記

Mishelleさんより兄様誕生日小説♪








    『 氷姿玉骨 』



   薄く、薄く
   玻璃の月を削ぎ

   瑠璃の空に、舞う白雪

   薄氷に包まれ
   凍える白梅の花が
   その姿を留めるように

   記憶の中

   愛した人は
   美しい姿のまま

   季節は巡り
   私は、年を重ね

   伸ばした手のひら

   触れた白雪が
   融けて

   指の間から
   零れて、堕ちる

   それは

   あの夜、見た
   愛しい人の涙にも似て

   誰かの幸せを願う
   祈りのように

   冬の空を舞い
   静寂で夜を包み

   儚く、消えゆく、風花

   恋しい人が
   遺した祈りは
   優しく、心に募る…

   ・・・・・







挿絵兄様♪





以下、Mishelleさんの日記より抜粋
させていただきました。





兄さま お誕生日おめでとうございます。

・・・・・

ご存知の方も、多くいらっしゃるでしょうが、念のため。

「氷姿玉骨」とは「寒中に白い花を咲かせた梅の姿」
「風花」は「晴天に降る、積もらぬ雪」です。


・・・・・

「氷姿玉骨」は、女性の「美しさ」を形容する言葉ですし
後悔と自責の念の中にあったであろう緋真をイメージしましたが


緋真を喪った悲しみに沈む、白哉でもあるのかも…

・・・・・

中国では、梅の花は「不屈の精神」と「普遍の愛」を
象徴するそうです。
それは、いずれも。
白哉と緋真の二人を形容するに相応しいような。


いずれ、春になり。梅が、実を結ぶように。


白哉の心にも、変化が訪れる。
緋真の願いは、叶えられる。

・・・・・

で。そんな梅の花を包むように


緋真を白哉が愛したように
白哉を緋真が愛したように


誰かを想う気持ちが、この「風花」のように
ふわりふわり漂っていたなら、綺麗だろうなあ、と。


風花は、積もらないんだけど。
一面の銀世界にはしないんだけど。


見る人の心に、何かを残してたらいいな、と。


凍える白い梅の花に、兄さまが何(誰)を想うにしても
舞う風花が、兄さまの心を少しでも
癒してくれてたらいいな、と。


緋真の心に「幸せ」を感じさせた、兄さまのように。

・・・・・



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Mishelleさんのお言葉は
いつも雪が消え入り、雫となるように心に
染み渡って参ります。

このコメントの後、兄様はルキアを庇って
死んでしまいたかったのではないかと・・・。


私もそう思います。


二つの誓い、これからどんなに悔いても拭いきれない
かつての冷たい言葉と心。
そして、処刑という恐怖を与えてしまったこと。


自分の命を投げ出すことで、ルキアを苦しめた自分の行いを
緋真に詫びたかったのだと思います。


そして戦いが終わり、自分は何故生きているのか
と問うた時、生きていることを望んでくれている
人がいる。

生きて、これからできることがある。

そのことに気付いたであろう兄様に
新しい光が見えますように。



兄様のお誕生日を素敵な言葉で祝って
いただきました。
Mishelleさん、本当にありがとうございました。






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