2005/08/29(月)15:05
CD「やさしい竜の殺し方2」&小説♪
姉から借りているCD&小説のシリーズです。
小説は3~5巻で最終話まで、CDは2を聞きました。
最近、CDの4が発売になったのですね。
また、回ってくるのを待ちましょう♪
まず小説の感想ですけど色々な竜が出てきて、その一人(一匹?)
一人の情愛の深さに胸を打たれましたね。
ドラゴンの設定の素晴らしさには感動です!
誓約者を決して裏切らない、それがたとえ身を滅ぼすのだと
しても自己犠牲ではなく、自分の意思で選ぶ道であること。
途中でそれが残された人間にとっては辛い道であり、
死んだ竜には自己満足かもしれない、という想いに
至るわけなのですが。
それぞれの誓約者と竜のコンビの想いの違いも読みどころ。
始めの幻獣王セファと聖王ナディアの軽いノリのコンビが結んだ誓約の
ために苦労する子孫達に笑いあり、涙ありなんですね。
セファが出るとほんと、場が和んで楽しかったー。
ついでにアークといけないシーンには読んでいて赤面。
アルファードとカールには涙です。
カールが幸せではなかったことを知ったアルフの悲しみに
残す者、残された者の想いの違いを子孫達が再び体験していくことに
なるのですね。(;;)
その悲しみに暴走したダンタリオン。
アウロラに再び出会えて改心しましたが、八つ当たりで死んだ人が
多すぎます!(含む大亀。;;)
ついでにゆがんだ愛(?)でダンタリオンに縛り付けられたラース。
「変態」と呼ばれながらも、彼もウルへのゆがんだ想いを
最後まで貫きました。
ウルの召還獣に自らなったところはちょっと感動。(^^;)
ウルには大迷惑でしたけどねー。
そしてアークとウル。
スネ坊の竜と微妙に潔癖なアークにはドキドキしたり、笑わせてもらい
ました。
彼らが陰陽の世界の理を破棄して、新しい世界の誓約者と竜になって
世界を統一するところまで追いかけさせて欲しかったです。
他のキャラ・・・とにかく後半はアークの友人フェンの独り舞台だったと
思います。
「年増」と呼ぶとスキンシップでウルを黙らせる女丈夫フェン。
それでツッカエながらも「年上のお姉さま」と言うウルが可愛い♪
彼女の活躍のおかげでドウマ、クローディア、ガイスは
すっかり置き去りにされてしまいました。
舞台が移ったからとはいえ、この人達の行く末も完結させて欲しかった
と思っています。
そして、CDの2巻はアークとウルが憑依魔法で呼び出した先祖
アルフとの出会いから始まります。(小説3巻)
ウル・緑川氏、アーク・千葉氏には始めから興奮!なのですが
2巻の聞きどころは何と言っても、
オッキー!!!
このオッキーは甘甘です!
低くも無く、冷たくも無いロマン・オッキー♪
ガンダムWのトレーズをちょっと思い出しました。
兄様は台詞が少ないからねー。(^^;)
手塚はもう少し低いし、スカー&虎はガサついているといった
ところ。
小説のくだりに父性愛溢れる人(実際に息子竜がいる)みたいな
描写があったので、父ちゃんとして考えるなら少し艶っぽ過ぎるかなー。
別候補を立てるなら、井上さんか中原さんが良いと思いました。
(^^)
ダンタリオンの子安さんは冷たさ、残酷さが満ちていてゾクゾク!
中のパンフにもあったように泣く泣く削ったカメ殺しの場面は
私も聞いてみたかったです。(^^ゞ)
諏訪部氏のセファもカッコいいので次のCDで出会える日を楽しみに
しています♪
Sneaker CD Collection やさしい竜の殺し方2