おぼろ二次元日記

二年間のアニメ放映も今日で終わり。
秀麗、劉輝、そして仲間たちの新しい出発の日！



「縁あれば千里」＜終＞


あらすじは公式からです。



藍州を離れる秀麗たち。楸瑛も一緒である。
楸瑛は劉輝に生涯の忠誠を誓った。
劉輝の想いは果たされた。
ようやく彩雲国の王として真の自覚を持った劉輝。

早朝、貴陽の船着場に出迎えた悠舜と静蘭に、劉輝と楸瑛は
それぞれの決意を伝えるのだった。
王としての劉輝にはやるべきことが山ほどある。
これからが本当の始まりなのだ。

そして、秀麗との関係にも変化が……。



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今回は監督の宍戸さんのお話から見ました！
（先週はまた忘れてたよ・・・。）


美形キャラの面々の性格付けには苦労したそうですが
劉輝のおバカ＆子犬属性と静蘭の腹黒は思いっきり
楽しんだようですね。

特に静蘭の黒さはタンタンが出てから炸裂！！！
「タケノコ家人」の黒さの描写はオリジナルをいれるほど
強調したようです。


力が入った場面は朔洵ＶＳ静蘭！！！


ふふふ、私もこの場面は転がりましたよー！！！
酒に酔いつぶれるだけの勝負では面白くない！と
いうことで剣の勝負も入れたのはグッジョブです！
（自分、ジャンプ属性なので・・・。）


もう一つは朔洵と秀麗のキス・シーン。
（やっぱり朔洵ーーー！！！）
朔洵の血が秀麗の唇について紅くなるシーンが大好きだった
そうです。


二年間、彩雲国漬けで夢にまで見るようになってしまった宍戸監督。
お疲れ様というよりも、これから彩雲国抜きでどうやって生活していくのか
心配・・・で続編・希望！！！
吉田さんも監督もやりたい！ということで締めたインタビューでした。


今回の見所は秀麗と劉輝の関係・・・。



貴陽に戻る船の上ではそれぞれが気持ちの整理をつけている様。
楸瑛は珠翠、十三姫は迅、そして燕青とタンタン・・・


燕青ーーー！！！切ないよーーー！！！


静蘭も気付かないかなあ、彼の秀麗に対する思いを。
タンタンだけが知っているけど、前に静蘭に一応、宣戦布告してたよね。
それを炊き付けるためだけと静蘭が受け取っていたら、やっぱり切な過ぎる！！！
「多分、誰も一生気がつかない・・・。」
もしも、秀麗が気付いたら・・・多分、燕青は茶州に帰っちゃうんじゃないかな・・・。


そんなシリアス場面に龍蓮の笛！！！


貴陽に着いた劉輝を待っていたのは悠舜。
ううー・・・悠舜の優しさに感動！！！
対して・・・


静蘭！！！怖すぎる！！！


楸瑛に「のこのこ帰ってくるとは呆れましたね！！！」
そりゃー、何があっても自分は離れない！って楸瑛にチクチク
言ってましたからね！
楸瑛も今度は違う！


「誓うよ、君にではなく紫　劉輝陛下にね！」



秀麗は家に帰ったけどタンタンは皇毅に秀麗のことを報告。
「九彩江に入ったら・・・」


その結果を秀麗はそれから知ることになるのですね。
でもタンタンは全く気にしていないようで嫌味～な清雅にも
すっぱり切り返し！！！


それが皇毅の言っていた「人を切り捨てる清雅」と「人に助けられる秀麗」
の違い。
タンタンは秀麗の失敗を被って地方に左遷！！！
でも、実は監察御史として昇格しての地方任務！
家族揃って貴陽から出て行くタンタン。


「出世したら呼び寄せるからね！！！」


見送る秀麗を見て、ちょっぴりやる気になったタンタンでした！
清雅にも負けないで！


旺季と晏樹は劉輝の品定め中。
本当の勝負はこれから！！！
旺季が玉座を狙っていることは劉輝も悠舜も気付いている。
その根は先王の頃から根深い確執。
それでも！


「余は王でありたいと思う！！！」


朝儀で王らしくなった劉輝と火花ーーー！！！
おろおろする羽羽様と関心するリオウ君の対比が面白いです！


朝儀で疲れた劉輝の周りには次第に人が集まってくる・・・。
絳攸！！！
楸瑛の帰還を喜び、自分も吏部の仕事を終えて休暇を貰った！
邵可も秀麗も燕青も。
静蘭、悠舜、皆、劉輝を支える味方。
劉輝の決意に龍蓮の笛＆花の祝福！


一人になった秀麗のところに劉輝がやってくる。
もう「秀麗のためだけの王ではいられない。」
王ならば結婚もしなければならない。
十三姫は筆頭女官で後宮に入れる。
妻にするなら十三姫にする。


けれど・・・
まだ望みがあるなら期限付きで秀麗を待つという劉輝。


「期限って・・・？」


こっそりと耳元でささやく劉輝・・・。


ＯＰに乗せて影月、香鈴も含めての全員、登場！
並び立つ秀麗と劉輝で幕！のアニメ彩雲国でした！



綺麗にまとまっての最終回でしたねー。
絳攸は原作ではこれから試練になると思いますが、きっちり仕事を
終えて劉輝の元に戻ってきました！
最後に劉輝がつぶやいた言葉は二人にしか分からない・・・そうです。


アニメ的にこれからを想像するなら秀麗と劉輝のハッピーエンドで
かかずさんも喜ぶ！？な雰囲気だったのでは・・・。



美麗キャラとすばらしい声優さんで転がってきた彩雲国ですが
原作＆ドラマＣＤ先行派としてはかなり物足りない、というか
アニメ単体でもう少し違った組み立て方ができたのでは？と
思う出来だったと思います。


特に第一シリーズ冒頭。
秀麗を「できる女の子」から「可愛い女の子」にしてしまったところで
描写が簡単になってしまったこと。
秀麗、劉輝のしたたかさがあまり前面に出なかったことがとても残念です。


茶州編はこやぴー朔洵で大盛り上がりでした！！！
（監督もそこは分かってるよね！！！）
ただ話自体が暗かったですからねー。
茶家のお家騒動までストーリーを追いかけるのに必死で
アニメならではの補完が出来なかったように思いました。


そして第二シリーズ。
こちらも再放送や総集編の割りに説明不足が多くて、物語が
流れていくのを追いかけていくだけ、という印象が残りました。
秀麗自身の描写も中途半端に終わってしまいましたからね。
（原作でも放置プレイ中！）



これはアニメばかりではなく、原作感想で辛口批評しましたが
作者が秀麗の読みの速さを強調するばかりで状況描写が付いて
いっていないこと、秀麗の成長物語を描きたいのか、劉輝を中心に
した政治的な物語が書きたいのかポイントが散漫になってしまって
いること、登場人物に厚みを持たせたいがために既存のキャラを
落としてしまっていること等、原作のふらつきのせいもある
と思っています。



もっと秀麗の成長をメインにしたライトノベルならでは、の夢を持たせる
展開が希望なんですけどねー。


作画も後半は良かったですが、外注率がやたら高いのが気になりました。
せっかくマッドハウスなのに同時期放映のデスノ、クレイモアに
全部、持って行かれてしまったような！？


豪華声優さんには言うことは無いです♪
しつこいですが、ドドンと凹まされたり、今でも違和感を
感じるキャラはいます。


アニメは終了してしまいましたが、美味しい素材満載の作品ですので
これからも原作、コミックと追いかけていこうと思っています。
（姉任せだけど！）


何といっても


王様スキーなので！！！



土曜日の朝、萌え転がったことも確かだし～♪
特に朔洵！！！（あれー！？）



最終回の今回まで辛口批評しましたが愛あふれてのことと思って
いただければ、と思います♪
一緒に追いかけてくださった皆様、ありがとうございました！



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