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テーマ:アニメあれこれ(25355)
カテゴリ:ライトノベル・アニメノチカラ
もう戻れない。
静音、そして雪菜の思い。 「新しき京」 あらすじは公式からです。 満州国の国都、新京で葛は預言者と呼ばれる女性の警護にあたっていた。 古来から日本の歴史を裏で操っていたと言われるその存在に満州国執政溥儀が 興味を抱き、面会を希望した為である。 葛はそこで奉天に向かっていた筈の葵の姿を目撃し、驚く。 葵は預言者を追っているのか・・・? 一方、雪菜と棗は奉天のヤマトホテルで高千穂勲の計画と関係があると 思われる物理学者、市ノ瀬を探ろうと張りこんでいた。 だが、そこに現れたのは・・・。 *********************************** 「桜井機関」はプロフェッショナルな団体なのかと思っていたら 桜井が言うように思わぬところで甘さが出ましたね。 逆に覚悟を決めていたのは女性キャラ二人。 なかなか面白かったです。 「生きていたのか、静音!」 預言者=静音の姿を見かけて、列車に飛び乗った葵は貨車の 部分で一緒に移動。 新京駅で一度、見失ったものの怪しい地下通路を発見してそこに 狙いを定める。 兵士たちの会話で関東軍の基地、それから迎賓館に繋がっていること が分かったので通路の先から攻略ですね。 雪菜は爆撃された上海から逃げてきた風蘭を助けたことで 現実を知る。 ここはもう戦争になってしまい、日本人は敵。 風蘭は食わせてくれれば味方、と言っていますがそれは葵たちと 付き合いがあったからこそ、なのでしょう。 大切な人は理由は何であれ失いたくない。 ところが、棗はいきなり過激な発言をしていますね。 「日本が強くなってそういうことが無くなるなら 喜んで銃を取ります。」 雪菜を頼まれたから、ここにいるけれど本心はそれは本意では ないってこと? 一之瀬は偽名でここに宿泊していた。 現われる可能性があるので雪菜、棗で交代して見張ることに。 桜井から連絡があったら葵が離脱したことを知らせて、という雪菜。 棗一人には部屋が広すぎて、雰囲気も合わない?! 外で見張りを始めた棗だけど猫が好きー少女にかまっている 場合ではなくなった!!! まさか・・・! ホテルにいた雪菜の目の前に現われたのは・・ 「お兄様!!!」 高千穂勲!!! すでに兄が知っている自分ではない、とミルクティーを 拒否する雪菜が可愛いです。 前回も葵に「のんびりが良い」みたいなことを言われて 憤慨していたのも、桜井機関でできる女性、ということを 認識して欲しい気持があるのでしょうね。 作戦から外されたこともあったし。 高千穂は雪菜に自分がやろうとしていることを心を開放して 伝えようとする。 心に大きな傷が残るかもしれない。 「無理強いはしない。」 けれど重ねられる手。 雪菜が見たものは調査団の者たちが見た光景と同じものだった。 閃光! 倒れる雪菜。 棗に任せて席を離れる高千穂。 関東軍の新しい基地の工事現場の作業員に紛れて入り口を探る葵。 通路には見張りがいるので通風ダクトから外に出た葵は歩哨を 脅して侵入!!! そこで預言者に張り付いていた葛に見つかってしまった!!!! 「目の前のもののほうが大事に決まってる!!!」 葵の「女が大事」発言に怯んだ葛は葵の能力で吹き飛ばされてしまう!!! (経験有りなのかしらん? ![]() 預言者の部屋を突き止めた葵。 中には預言者=静音がいた! 外からは侵入者の警備で騒がしくなってきた。 兵士たちが踏み込むと、部屋はもう誰もいない。 葛は持ち場を離れたと叱責されたけれど侵入者を追っていたと うまく誤魔化す。 結局、葵を追わなかった葛・・・。 町のはずれの民家に身を潜めた葵と静音。 再会の喜びとは程遠く、二人の道が離れてしまったことを実感する だけだった。 それでも食い下がる葵。 たとえ静音が日本国の歴史を動かす能力を持った一族であっても。 静音の役目・・・政で迷っている者の 「その背中を押してあげるために。」 もう止められない自分の運命。 変わってしまった自分、あの頃の自分はもういない。 部屋を出ようとする静音・・・ 相変わらずの方向音痴!!! 物置だ!!! そこで「何も変わっていない」と良い場面につなげられても 笑うだけですー!!! ![]() やってきた桜井に葛も怒られてしまったー!!! 「いつから仲良しクラブに成り果てた!!!」 見逃したという葛の「申し訳ありません」ヴォイスに 思わず「さらい屋五葉」の政が入っていて笑ってしまった!!! ![]() その甘さが命取りになるとも?! 馬を連れてくる、と家を離れる葵。 きっと選んでくれる、自分と生きる道を。 気付いた雪菜は 「私はもう降りるわけにはいかない。」 と決意。 そして葵が戻ってきてもそこに静音の姿は無かった。 彼女もまた、もう降りるわけにはいかなかった。 という事で、葵、雪菜とせつない再会を果たしたわけですが 寂しい結果に終わってしまいました。 雪菜は風蘭たちの現実と兄がやろうとしていることを知って 決意を固めたようです。 静音ももう、あれだけ周囲が動いていますからね。 動かしてきた歴史の中で、自分が発した言葉がどれほどの 命を奪ってきたのか。 それを思うと、葵と逃げるわけにはいかない。 今回はイタタ!な葵と葛。 プロのお仕事をするために葛が今度は試練を受けることになりそう。 高千穂・・・どうなる!?
最終更新日
2010年06月03日 18時25分33秒
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