おぼろ二次元日記

2010/06/27(日)10:48

化物語#15(最終話)「つばさキャット 其ノ伍」感想

化物語・偽物語・刀語(24)

短い恋が長い家族への思いに劣ることはない。 お前がご主人のことを好きになってくれれば全ては終わる。 「つばさキャット 其ノ伍」 あらすじは公式からです。 忍野メメの不自然な態度の原因は、忍野忍の家出だった。 八九寺、神原、千石らとともに忍を探す阿良々木だが、どうしても 見つけることができない。 途方にくれる阿良々木の前に現れたのは…… *********************************** 今回は実写版OPの「つばさキャット」、ついに最終話! 正式版OPも楽しみですね。 とにかく前回も書きましたが・・・ 鈍感だなあ、アララギ君! もてる男の悩み・・・ではあるけれど「羽川がそんなはずはない」とか 「吸血鬼の”魅了”の特性」とか三角関係に陥りたくない!な様相が ありあり!!! もちろん、ひたぎの事を本気で好きなので羽川の思いは受け止められない。 だから困るに決まっているけれど。 逆にブラック羽川がアララギ君を責めれば責めるほど、ご主人様の思いを 何とかしたい・・・と言う思いを感じるんだよね。 でも、それは羽川の本意ではない。 それであの結末でした。 「ご主人の性格だ。 略奪愛なんてできると思うのか?」 そう、羽川にとって春休みに目撃した吸血鬼なアララギ君が 王子様に見えたんですねえ。 ところが電光石火のライバルが出現! ライバルを救うことまで口にして。 「私、嘘なんかついたことないもの。」 違う、ずっと心を偽ってきた。 家族の事よりもずっとずっと重いストレスになってしまう。 ブラック羽川はアララギ君にそれほどの思い=本気で人を好きに なったことがないのでは、と言う。 御主人の恩義に報いるべき! もしひたぎと羽川が争ったらきっとひたぎは羽川を殺す! そんなことはさせない。 「あの性格を含めて戦場ヶ原が好きなんだ!」 生まれて初めて真剣になった! 羽川が言えなかった、猫の口を借りて言うならそれは 羽川自身が言うべき。 他にも一人で怪異とともに頑張って生き抜いている連中もいる。 そういう連中に対しての冒涜だとアララギ君は言う。 だけどそこまで羽川は病んでしまっていた、ということは分かって欲しいね。 けれど「魅了」の特性はアララギ君には移ってはいなかった。 側にいる女の子たちは決して、絶対服従なんてしなかったから。 羽川の切ない願望・・・つらい役目を負うよりもばらしてしまったほうがいい。 ブラック羽川は全てを話す気になった。 「じゃあ、僕は誇っていいんだな。 羽川に好きになってもらえたことを・・・。」 御主人を好きになってもらえないならもう一つの 解決方法がある。 街灯の下にアララギ君を移動させるブラック羽川。 立ったアララギ君の後ろから攻撃!!! 首筋から血がーーーー!!! 「お前がいなくなってしまえば オレもいなくなる、必要もなくなるにゃん!」 羽川の両親を襲ったのも、町の人を襲ったのも・・・! これは羽川の言葉でもある! 「御主人のいやらしい身体に抱かれて昇天できるんだからにゃ!」 羽川のことを思うとそれでいいのか・・・? 「ひたぎ・・・いや、ダメだ!!!」 羽川が自分を殺せばきっとひたぎは許さない。 羽川を殺す! 「放せ!」 「御主人と付き合うっていうなら放してもいい。」 それは無理! 首を掴んでアララギ君を吊るし上げるブラック羽川! 自分が死んだら・・・皆は・・・そして・・・ 視線は影に移る。 「助けて・・・忍・・・!」 影の中から現われたのは忍!!! ここの動きが素晴らしいです!!! 蹴りから完全に押さえ込み、首筋からエナジードレイン!!! このままでは羽川がいなくなってしまう!!! 必死に止めるアララギ君!!! 影に戻る忍。 髪の毛の色が変わって元に戻る羽川。 「私の友情よりも私に恩返しするほうが大事なんて 寂しいこと言わないで・・・。」 「きちんとしなさい、アララギ君・・・。」 「はい・・・。」 忍のこともあって忍野を探す四人。 でも、いない。 羽川の記憶にどれだけ残っているか、まだ心の整理をする時間が 必要だから自分から問いかけることはしない。 「お帰りなさい。」 「ただいま。」 今度のデートはアララギ君がプランニングして。 そう星空デートよりももっと素敵なデートを。 忍野はその後も見つからなかった。 いつか言っていた「この街を出ていく」、それがすでに別れの挨拶だったのかも。 「障り猫」も「忍」の事も何とか自分でできる、そう確信して。 「あれだよね。」 「あれに違いない」 「お人よし!!!」 これからも怪異に出会うだろう。 けれど闇の中にはそこに住む光がある。 僕の心の中にも。 明日は文化祭。 出し物はお化け屋敷。 ということで、御主人様のことを思って消える選択をした 「猫の恩返し」なエピソードでした。 羽川にはいつだって助けられて、教えてもらってきた。 恩義はあるけれど、恋愛にはならなかった。 猫はアララギ君が羽川を生かす選択をした、それで満足だったのですね。 人の心の不思議さ。 「障り猫」が理解不能な人の心。 それこそが”怪異”なのかも。 今回はアララギ君がいつもより割り増しな美形になっていたことや 表情のリアルさ、バトルの動き、どれも素晴らしかったです! できれば大きな画面で見たかったですね。 DVD購入・・・予算が無いのでレンタルで。(苦笑) また素敵な女の子との出会い、恋愛模様を楽しみたいです。 できれば忍との話を希望! スタッフの皆さん、お疲れ様でした♪ 【アニメ商品対象】化物語 第五巻/つばさキャット 上【Blu-rayDisc Video】(初回生産限定) 【アニメ商品対象】化物語 第六巻/つばさキャット 下【Blu-rayDisc Video】(初回生産限定)

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