おぼろ二次元日記

この村は”死”で包囲されている。


先週は感想をお休みしたので、二話まとめて。


「第腐堕話」

恵の死。通夜に姿を現す夏野。
かおりは恵が出しそびれていた暑中見舞いを夏野に渡すが、拒否される。
山入地区の連続死から続けざまに起こる数人の死。
医者である敏夫は疫病の発生を予感する。


「第惨話」
首をひねる敏夫。
体調を崩した安森奈緒の血液検査の結果がおかしい。
静信は夜、沙子という少女と出会う。
そして、奈緒が死んだ。
夏野は何かの気配に眠ることができない。



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村人がバラバラ亡くなってきましたー！（怖）
普通の貧血？
そう思い込んでいた尾崎だけど症状の出始めは夏風邪程度。
それがあっという間に容態が悪化し死にいたる。
伝染病の疑いも・・・。



２,３話でこの村が死に包囲されているのと同じように鬱屈としたものを
若者たちが抱えていることがよく分かります。
尾崎先生でさえ・・・。
変り映えのしない同級生、進まない治療法。
言葉では何と言おうと発症したら死ぬ。
それだけは断言できる。
絶望にも似た思い。



恵の死に怯える夏野。
夜、障子の向こうに輝く瞳を感じる。
眠れないので、徹のところで眠ろうとする。
定められた役割、「工房の」と呼ばれるように変わり者扱いされ、
自分もまた村の空気に馴染もうとは思っていない。



親しく話しかけてくる徹には少しだけ心を許しているけれど
正雄とは全く合わない。
というか、


正雄に合う人がいるのか！？


恵の遺品を拒否した夏野を非難する正雄。
「冷静で公平」
気持ち的にはあの手紙を受け取ってあげて、とは思ったけれど
好きでもない女の子の、しかも遺品になった手紙など受け取りたくない。
彼の気持ちは分かりますけどね。



兼正の洋館に住む三人が出ました。


ミュージカルな夫婦！？


ガックン登場です！
なかなかヨロし♪



娘は静信の小説が気に入っている


桐敷 沙子。


”ちゃん”付けを極端に嫌う少女は静信が以前、自殺をしようと
したことにも気付いていた。


徹が自動販売機のところで出会った猫耳の辰巳。


「友達を連れて必ず伺います！」


瞳がーーー！！！


兼正の住人と村人たち。
奇異の目で見られる彼らが村人の前に姿を現す時は
とてもフレンドリィだけど・・・。


忍び寄る死の病。
虫刺されのように噛まれた痕、生気の無い顔。
ドキドキです！



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