おぼろ二次元日記

「この村は死に鎖されている」。
たどり着いた言葉・・・！



「第弑魑話」

兼正を怪しんでいるかおりと昭に出会った夏野は事件の真相をはっきりさせるため
墓を暴くという作戦を二人に持ちだした。
尾崎医院に運ばれた安森節子。家族は立て続けに死んでいる。
真相を知るために入院をさせる敏夫。
彼もまた、一つの結論に達しようとしている。



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正雄ちゃんに同情すべきなのか、笑ってしまっていいのか！？


恵が復活してきた時の怖さ・・・ああいう雰囲気で物語が進むのかと
思ったら、あ・かるーい雰囲気になってしまいましたね。
もちろん村人は相変わらず亡くなっているので陰鬱とした雰囲気には
変わりはないし、ひたひたと押し寄せる恐怖はあるのでしょうけど。



かおりと保がたどり着いた答えは「兼正」。
辰巳に見張られていた彼等が見逃してもらえたのは夏野が来たから
らしいですね。
やっと同じ考えの人に出会えた！！！


喜んで夏野に抱きつく保とは裏腹に


「恵に会った。」


と言われたかおりはショック！！！


キーワードは「起き上がり」。
そして兼正。
墓を暴けば分かる。
夏野は恵の墓を暴くと！？



棺桶に入れられた正雄は目覚めていた！
なぜ、こんなところに！？
でも、声が出ない！！！


思い出すのは柚木に襲われてからのこと。


「ああッ♪」


正雄ーーー！！！色っぽい声を出さないでー！！！
それからは

「夜が怖い・・・！」

徹の家でのことで葵たちが謝りに来た。
でも、床から出ることも出来ない。


夜になると柚木がやってきて意思に関係なく窓を開けて血を吸われてしまう。
どんどん生気が無くなっていった。
そして・・・


必死に爪を立てて棺桶の上蓋を押し上げようとしていたら開いた！！！
辰巳！！！


声の出し方を指南してくれる辰巳だが、動揺している正雄に思わず嘆息。


「君は蘇生したんだ。」


甥の博巳は死んでしまった。
誰でも「起き上がり」になれるものではない。
その言葉にいきなり優越感を感じる正雄！
永遠の命を手に入れたようだが、太陽の光に弱いことや首をはねられたり
心臓に杭を打たれれば死ぬことを話す辰巳。
自分は少し特別らしい。


何よりも栄養を補給しなければ。
村の離れに家を確保してあった辰巳に連れられ、初めての人を襲うことに
なる正雄。
子供が倒れている。
最初は抵抗があるだろうと部屋の隅に置かれた血液が入ったコップを
恐ろしげに見ていた正雄。
でも、もう普通ではない、部屋から放り出されると言われた正雄はついに・・・！



医院に運ばれた安森節子を入院されることにした尾崎は
静信を呼んで先日の行為を詫びる。
そして決意を語る。


「オレはこれから起き上がりがあるものとして行動する」

驚く静信！！！


静信が書いたエッセイにあった「死に鎖された村」。
役場の石田がいなくなり書類も無くなった。
村から死亡届が出せない状態、いきなり始まる引越しに外部との接触は絶たれた。
何者かに操られるような行動。
外傷はあったのだ。
虫に刺されたような痕が！！！


奴等はきっと夜にやってくる。
節子を見張って必ず正体を暴くという尾崎は静信に手伝って欲しいと頼む。


「少し・・・考えさせてくれ・・・。」


衝撃を隠せない静信。


シャベルを持って家人の目を盗んで出てきたかおりと保。
消極的になるかおりに対し、自分の正義を証明したい保。
夏野はもっと積極的な装備！！！
かおりの目の前で夏野は墓を暴き始めるが！？




三人の行動は辰巳に見張られていることが心配です！
当然、襲われる危機！！！


「起き上がり」になる人とそうでない人と。
でも、確実に増えている「起き上がり」は兼正にいる。
そして夜が来る。
村がますます危機に！


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