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テーマ:アニメあれこれ(26112)
カテゴリ:黒執事・デュラララ!
シエルの魂を喰らうのはどちらの悪魔なのか。
復讐を遂げた時、その魂は解放される。 「黒執事」 シエルの魂を封印してアロイスの魂を身体に入れた。 ハンナと契約を結んだシエルの身体はハンナとの契約が 成されなければ解放されない。 シエルの魂をその手に掴むまで。 2人の悪魔の戦いが始まる! ********************************* 二期「黒執事」も最終回を迎えました♪ 原作も私は買って読んでいるのですが、実は原作にもアニメにも それほど深いものを私は求めていないんですよ。 (ぎゃー!言ってしまった!!!) つまりシエルとセバスチャンはいつまでも主従であり、 ご主人様なシエル、魂を喰らうという下心ありありのセバスチャンが 見られればそれで良い。 そんな感じです。 アニメ・スタッフもそこを外さずにオリジナルを頑張って作ってくれたと 思います。 アニメ一期で描かれたのは堕天使との戦いで人間の情に揺れるシエルがもう一度、 自分が欲するものは何かを見つめなおし、魂をさらに熟成させることで セバスチャンとの契約を完了し、喰らわせることでした。 それをリセットしての二期。 では、アロイスとクロードの存在、彼等との戦いは何だったのか?と 問われれば、それはもうシエルとセバスチャンの絆、再確認させるだけの存在、 それで十分だと思うのです。 アニメ的に見せ場を作るとするとバトル! (昔は少女漫画がアニメ化しにくいと言われたのは動きが少ないから、 でしたっけ。今ではそんな話全く聞かないですけどね。) ジャンプ属性の私のその要求には十分応えてくれたのではないでしょうか。 黒執事に対して眼鏡執事、黒髪の坊ちゃんに対しては金髪の小僧。(笑) お約束ですよね。 そんな噛ませ犬的なキャラに櫻井君と奈々様を使ってー・・・という 不満はあると思いますが、 ジャンプ・アニメには噛ませ犬は何匹もいますのよ!(爆笑) なので私はその辺りの感覚がすっかり麻痺してしまています。 最後は魂を喰らうことができなくなってしまったセバスチャン、 クロード。 ハンナだけがマッケン兄弟の魂を喰らったけれどそれは愛する者の 魂を喰らって生き永らえる、それだけで苦痛と感じる至高の罪。 クロードに寄り添って生を終えるハンナ。 シエル、マッケン兄弟に賭けた(クロードが読み違えていたとしても) 三人の悪魔の思いは罪と罰に彩られ、永遠に成就しない願いを罰として 与えられた。 強欲な悪魔が望む物を何も手に出来なかった。 復讐=憎悪は愛にも似て、強欲もまた愛に似て。 シエルもセバスチャンも「愛?」と笑い飛ばすに違いないですけどね。 シエルもまた人としてもう存在できない。 皆が痛みを受けるラストは破滅的で悪くない終わり方だったと思います。 (以降、追記部分) セバスチャンとクロードが漕ぐ舟はハンナとシエルを乗せてあの場所、 サンクチュアリにやってきた。 セバスの怒りを表していて粉々になってますね!(爆笑) アロイスの魂を解放しなければシエルの身体は解き放たれない。 アロイスとハンナの契約とは。 「私と旦那様の秘密です。」 「調子に乗っている!」 クロード!!! まさか下女のようにこき使ってきた悪魔に上から目線されるとは!!! シエルとアロイスは精神で語り合っていますねえ。 「何が悪魔の決闘だ!」 ハンナに食べてもらうはずの自分だったのに。 「悪魔2人に愛されてる」・・・・ 「愛?気色悪い!」さすが坊ちゃんです! クロードが抱えるハンナの口からセバスチャンが魔剣を取り出すシーン・・・ 相変わらずエ☆ロいですー!!! 剣はその一本のみ! 「坊ちゃんの魂に歯をめりこませるのは私!!!」 「メリメリ!!!」 わはは!!! クロードは完全にネタ・キャラ化しましたね。 セバスチャンと同じ執事は2人もいらないので程よく変態で 良かったのでは? 多分、グレル・タイプをセバスチャンの敵にしたかったのだと思いますね。 島ごとメリメリするような激しい戦闘に!!! ハンナはシエルを抱えて脱出! すでに復讐を終えているシエルの優先順位はまずハンナとの契約を果たすこと。 その後のシエルをめぐって悪魔が戦うとは。 剣も魂も自分のもの!と優位に戦うクロードだが足場が悪い! 剣をゲットして胸を貫くセバスチャン!!! 魔剣で傷つけられた傷は回復しない。 「これではもう坊ちゃんの魂をメリメリすることはできませんね・・・。」 最期のお気に入り台詞はメリメリ? 眼鏡をセバスチャンにかけさせるクロード。 アロイスによって永き生の一端を翻弄された。 初めて知った魂の芳醇な香りはアロイスと出会ったからこそ。 それならメリメリする価値はあったのかもしれない。 クロードに認められたアロイス! 最期の言葉を。 「野良犬を伯爵に。」 何事かつぶやいて息を引き取るクロード。 最期は眼鏡をかけて執事のままで。 「情熱を不実に」・・・変化を求めたクロードが変わらない輝きを持つシエルの魂を 望むことが間違いだった? アロイスを変えていくこと、それがクロードに与えられた使命だったかも しれないですね。 セバスチャンが残った。 これで愛しい坊ちゃんは肉体を取り戻す。 島から海に飛び込むハンナとシエル! ハンナはセバスチャンに向かって何事かつぶやく。 契約の内容を? そして坊ちゃんを手に入れても死人同然なのだと。 意味するものを考えるセバスチャン! 「ルカ、やっと会えたね!」 「お兄!!!」 ハンナに取り込まれたアロイスの魂はそこでルカと出会う。 「全員全部幸せだ!」 シエルの記憶の中で悪魔のくせに執事を演じようとするセバスチャンがいた。 執事なら執事らしく! デザートも上手く作るよう指示するシエル。 心など最初から許していなかった。 悪魔に分かるのは人間の魂の味だけ。 シエルを取り戻したセバスチャンは何とシエルを手にかけようと!? 飛散する血!!! ベッドでいつものような朝を迎えたシエル。 ベッド際には二つの指輪。 悪魔な瞳!!! 紅茶も今日の予定も無い。 予定は自分で決めるというシエル。 セバスチャンは外に出るのでメイリンたちにシエルを任せると言う。 リジーもやってきて今日の服装は黒っぽくて地味だと言う。 あの日のように・・・記憶が戻っているシエルに涙がこぼれるリジー。 ダンスをしながら指輪が無いことに気付くリジー。 セバスチャンは黒と白のリボンをかけたプレゼントを置いて回る。 劉は見逃してもらえたよう。 シエルからの手紙を読む劉。 「殺してやろうと思ったが面倒くさい。」 記憶が戻ったことを知る劉たち。 ソーマやアグニ、死神の皆さんにもプレゼントを。 しかし、それは永遠の別れの印だった。 ファントムハイヴの皆にも別れを告げるシエル。 見送るタナカ。 セバスチャンと2人になったシエルはセバスチャンが自分を殺そうとしたことを追求! そう、ハンナとアロイスの契約は完了していたから。 「シエルは悪魔として蘇る!」 未来永劫、悪魔に与える魂など無いように。 シエルの魂を悪魔に変えてしまったハンナ! 薔薇の迷宮で誓った言葉、悪魔の契約。 「永遠に僕の執事だと。」 「私は貴方の執事ですから。」 配ったプレゼントに入れられたカードはシエルの死亡を表していた。 永遠の呪縛。 返事はただ一つ・・・ 「イエス、マイ・ロード」 薔薇の舞い散る庭園に降り立つ2人。 ということで完結でした。 気になったのはクロードとハンナの関係でしょうか。 セバスチャンにもあれだけの力がありながらクロードに従っているのは・・・ と言われ、最期には寄り添って死にました。 ルカが願ったアロイスの幸せ。 アロイスの幸せはクロードとともにあることだった。 だから・・・ですかね。 ハンナ自身もクロードに惚れていた、というのもありかな。 最期はともに。 総括して・・・ 上にも書きましたが一期をリセットしての二期、イベントでセバスチャンの 主役交代!?などと話題を撒きましたが、蓋を開けてみれば楽しいライバル 対決でした。 作画は最終話は良かったですね。 時々、雑に感じるところはありましたがA-1さんらしい丁寧なお仕事だったと 思います。 小野Dのセバスチャンとこれで終わりかと思うと寂しいですね。 三期・・・よりもOVAで自由に作ってもらうのがいいかなと思いました。 エ☆ロ、グロ、そして耽美。 小野Dが乙女を躍らせてくれますように。 スタッフの皆さん、お疲れ様でした♪ 【予約】 TVアニメーション「黒執事2」Final Record お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月17日 23時53分10秒
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