おぼろ二次元日記

ふと見上げると青空が果てしなく続いている。
そう、僕たちの未来のように。


「新しい未来へ」

あらすじは公式からです。


未来の世界での長い戦いが決着した。
しかし失ったものも多く、帰らぬ人達もいる。
ツナは、これほど多くの被害を出してしまった戦いに、果たして意味が
あったのかと疑問を抱く。


しかしその時、アルコバレーノがついに復活を遂げた！　
彼らは、ユニの炎から情報を受け取り、ツナの苦悩を打ち消す答えを全て
知っていた。
白蘭の悪事は過去からも消え去り、帰らぬ人々も白蘭に命を奪われたという
過去自体がなかったことになる、と。
ここから新しい過去が生まれ、新しい未来へと繋がっていくのだ。




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ついにREBORN!も最終話を迎えました。
「銀魂」と同じく長く続くジャンプ・アニメが終わると寂しいですね。
（今は他に「ぬら孫」、秋から「バクマン。」「テガミバチ」、来春から
「べるぜバブ」が控えてますけど２クールですよね、多分。）


原作はまだ続いていますが、アニメにするには少し早急だし、
ボンゴレにとっては黒歴史、山本も負傷、と描きにくいシリーズに
なりそうなので、ここで終わるのは賢明でしょうね。
とはいえ、動いて喋るボンゴレ・ファミリーとお別れかと思うと
こみ上げてくるものがありました。



ユニとγの犠牲を経て、ついに白蘭を倒したツナ！！！
戦いは終わった。
笑顔で駆け寄る皆だけどツナの顔には笑顔は無かった。
泣き崩れる野猿・太猿。


「この戦いは多くの人が傷つきすぎたよ。」


生き残った桔梗を手荒く扱うヴァリアー。
とまどうツナを尻目に桔梗を殺ししかできない怪物と断じるレヴィ。
フランの「死に方の希望」が一番、怖いかもー！？


入江は桔梗や他の真６弔花はもともと一般人だったと言う。
人材スカウトのためにデータを見ていた入江は彼等を見たことが
無いと言う。
一般人と言われたことを屈辱に感じる桔梗。


「我々はパラレルワールドなら

各分野で天下を取った人間だ！！」

虐げられていた自分、ザクロ、身体的・精神的にハンディがあった
ブルーベル、デイジー・・・
この世界ではくだらぬ不運により頂点に立つことが叶わなかった。
白蘭は自分達の憤りを力に変えてくれたのだと桔梗は断言する。



けれど、そのために多くの仲間が犠牲になり自分達も傷ついた。
あまりにも利己的に叶えられようとした野望。

「黙れ」

XANXUS!!!撃ったーーー！！！
（ここはカットするか曖昧な表現にするかと思ったよ！）


驚くツナを「甘い！」と怒るXANXUS!!!
ルッスーリアが晴れの炎で命をつなぐ。
倒れこむツナ。
本当に勝った意味なんてあるのだろうか・・・。
落ち込むツナを心配する仲間たち。
けれど、そんな鬱屈とした空気を吹き飛ばす声がした！


「大ありに決まってんだろ、コラ！！！」

おしゃぶりが落ちていた場所から光が放たれる。
この声はコロネロ！
復活するアルコバレーノ！！！
コロネロの手には大空のおしゃぶり・・・ユニのおしゃぶりが乗せられている。


死という事態に肉体を無くし、おしゃぶり状態だった皆に
事情は全て伝わっていた。
ユニが炎を通して教えてくれた。
白蘭が倒れたことでマーレリングの力は無効化し、全パラレルワールドの
過去にさかのぼって白蘭が引き起こしたことが抹消される。


ミルフィオーレに殺された人々も山本のお父さんも！
喜びをかみ締める山本。
計算で答えを導き出そうとする入江にトゥリニセッテに関することは
未だ「奇跡」か「何者かの意思」なのだと断じるヴェルデ。


ユニはまた、自分の力でおしゃぶりに力を与えマーレリングを封印する
最終奥義も与えてくれたと言う。
笑顔のユニの言葉を思い出すツナ。
「平和な過去に帰れます。」
今度はツナたちが願いをかなえる番！


「過去へ帰ろう！」

帰るための協力は惜しまない。
ユニの借りは返すと言うヴェルデ。
（酷い目に遭っているからね！笑）



期限付きで剣士になっていた山本がまた野球に戻ると聞いて怒るスクアーロ！
ツナとXANXUSは会ったのか？とお間抜けなことを言っている山本に
怒り！！！
崖から颯爽と飛び降りるスクに礼を言う山本。


世話になったビアンキ、フゥ太に別れを告げる京子とハル。
花に手紙を・・・動揺する了平に爆笑です！！！
１０年後に自分は・・・意外ですね！
（花は１０年後ランボを探していたのに！）


小さなランボやイーピンと遊べなくなってしまう、自分よりも
小さな京子とハルとの別れが寂しいと言うフゥ太。
元の世界に戻ったら小さな僕と遊んで。
もちろん！と笑い飛ばす無邪気なランボ。


MMに骸に利用されているのだ、と忠告されるクローム。

「それでも・・・。」


出発の時間。
犬に声を掛けられたクロームは隣にいた骸を見上げる。
「凪に会えて嬉しかった」とくふふ♪笑いをする骸。
（原作では見つめあっただけなのに妖しさ倍増ーーー！！！）
自分も本当の骸に会えて嬉しかったと答えるクローム。


雲雀の屋敷。
見送る草壁！



ビアンキは戦いから戻ったら話したいことがある、と言っていた案件を
獄寺に話す。
手には無数の手紙。
アジトに戻った時に運んできたものだった。
ビアンキ・獄寺の父から獄寺の母に宛てた手紙。


ずっと獄寺は、息子の自分だけマフィアの家に引き取られ、
母は不遇の生活を送っていたのだと信じていた。
しかし、事実は違った。
母は大病を患い余命いくばくも無いことを知って獄寺を本邸に預け、
自分は父と結婚することもなく生活していたのだと。
何とか家族三人の時間を持ちたいと願った父の思いを受け取ることなく。


マフィアの手にかかって死んだとばかり思っていた。
でも、そうではなくて持病の発作のために事故の前には亡くなって
いたのだった。
信じられない獄寺にビアンキは笑顔で諭す。


「貴方は両親に祝福されて生まれてきたのよ。」


とまどう獄寺・・・
けれどそこにスパナが開発していたモスカが飛んできた！！！
白蘭との戦いの最中もモスカを作り続けていたスパナ。
「すまない・・。」
飴が好きなエンジニアともお別れ・・・。



入江のタイム・トラベルの装置の前に集合する皆さん。
ボンゴレ匣は未来の持ち物のためここに置いていくことに。
別れを惜しむ了平、獄寺。

ラルに礼を言うツナだけど相変わらずガキのまま！？

「いいボスになれよ、沢田。」

焦りまくるツナ！
コロネロたちアルコバレーノにツナたちを託すラル。
マーレリングの封印のためにコロネロたちも一度、過去に戻る。
すぐ戻る、というコロネロに赤面するラル♪


とまどいながら入江に声を掛けるツナ。
お互いの胸に迫る万感の思い。


入江「本当に・・・ありがとう！」

ツナ「・・・さよなら！」

光に包まれ、１０年後から元の時代に戻るツナたち。
マーレリングの封印、未来の記憶が一緒に戦った守護者やファミリーのみんなに
伝わる。


家に戻ってきたツナ、ランボ、イーピン、そしてリボーン。

「か、母さん・・・」

先に泣きつくランボ、イーピンに先を越された！とリボーンに
言われて中学生にもなってあんなことしない！と赤面するツナ！


ふと指を見るとヴェルデが開発してくれたボンゴレ匣のリングが！
それぞれの相棒が指に宿っていることに嬉しさを感じる皆さん。
クロームから変化した骸も指のリングを確かめる。


入れ替わりになった１０年後の世界。
白い装置の前のボンゴレ守護者とファミリーの皆。
ツナは先に地上に行っている。
森の中に置かれた棺桶を見下ろす未来のツナ。
ノートに書かれた文字は過去の抹消とともに消えた。



海辺を歩く一人の青年には足枷と護衛が付いている。
眩しそうに光を仰ぐのは白蘭。
（マーレリングを封印したとはいえ、重要人物ということで
マフィアの管理下に置かれたようですね。）


学校の屋上で指のリングを確かめるツナ、獄寺、山本、了平。

現われたのは雲雀！

戦いなら負けない！と意気込む了平と獄寺！
分裂する守護者をまとめられなくてどうする！？とチェックをいれる
リボーン。
でも、ふと空を見上げると青い空。
思わず笑いがこみ上げてくるツナ。
空気が変わる。


皆も仰ぎ見る大空の高さ。
雲雀は視線を逸らすと屋上を離れていった。
笑顔で空を見続けるツナとリボーン。



２００６年１０月から放映が始まったREBORN!。
私は原作もスタートがギャグ漫画だったため、完全スルーしていました。
ところがヴァリアー編の辺りから原作絵も美麗に変わってきて、目に
留めるようになっていたんですよね。
ネッ友さんに尋ねてみたら今は完全にバトル漫画になっていると！


それからはどっぷり浸かってしまい、原作をそろえ、アニメもレンタル＆セルで
必死に追いかけました。
アニメ初期、ネッ友様をがっくりさせた


五話寺（爆笑）もがっつり見ました！！！

でも、黒曜編の辺りからですね。
絵が安定してきて、アートランドさんが本気を見せ初めてくれて。
（後でほとんどの方が最高傑作「蟲師」に参加されていた方々と知って
驚きましたが！）


DVDを購入していると製作裏話が良く分かります。
戦闘シーンに迫力がいまひとつ足りないと思っていたのは午前中アニメには
かなり表現や効果に制限が付けられること、声優さんの演技ももっと
迫力を出して欲しいなあと思っていた部分は「あまりかっこ良くし過ぎないこと。」
そんな感じで製作スタッフなりにあれこれ考えて作った部分だったんですね。


声優さんのキャスティングについては「劇団風」でどうして専門の声優さんを
使わないのか、と思ったりもしました。
けれど、この作品を通じてどんどん皆さん、成長されて自分のカラーを
出せるようになったと思います。（上から目線ですみません！）



我が家のアニメ予算はかなりREBORN!に割かれて（笑）、リボコンも
１，２と参加させていただきました。
特に娘がはまって家にあるDVD、CDを毎日のように楽しむように
なりました。


ダメダメな中学生がマフィアのボスになる！
壮大な夢、友情、師弟愛、ライバル対決を美味しく描いてくれたREBORN!
スタッフの皆さん、お疲れ様でした！