おぼろ二次元日記

欲しいのは「真の勇者」。
優しさも後悔も全て踏み潰す！


「絶望に埋め尽くされない心」

あらすじは公式からです。

ティーアの隠れ家に滞在することになったライナの前に刺客が現れる。
シオンの命令によりライナを殺すためにやってきたと聞き、苦渋の表情を
見せるライナ。
相手の術中にはまりナイフを突きつけられてしまうも、そこに割って入る
者が居た。
それは・・・・・・



＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



今回はライナVSルーク、ライナVSリル、ミランVSルークと
あれこれバトルがあったり、フェリス渾身の叫びがあって
良かったですねえ♪

特にルークが「勇者の遺物」を拾っていたとは！！！
忘却欠片「ラッツェルの糸」、だからミランの指輪に対抗して戦えたのですね。



「その汚い手でミルク・カラードに触れてみろ！！！」

ミルク命！のルーク、人質にとったミランと交渉するつもりは
無いのですね。
忘却欠片を使いこなしているのが素晴らしいです。
が、意外な事で二人は取引完了！？

ガスターク！！！

ライナの複写眼をガスタークに捕られるのもまずい、シオンの側に
ふらふらいてもらっても困る。
ライナの甘い理想がシオンのためにはならない、とルークも考えているよう。
意見が一致したところでルーク、ライナ討伐へ。



ライナの元に姿を現したルーク。
その優しさにミルクが惹かれるのは分かる。
けれど


「貴方は陛下の側にいるべきではない！」

魔法陣を繰り出してライナの気をそちらに集中させておいて
普通の草トラップとは笑えます！
チェック・メイト！！！


が、ライナはそこで生きる気力を失いかける！？

「もう、良いんじゃないか？」


ところが・・・


「いたのか、殺すよ。」


何度も踏みつけられてフェリスが怒っていることを身を持って知るライナ！
目の前にいるルークが何故、ライナを殺そうとしている？
ルークはフェリスが自分の後を追ってきたという事実に驚き！

が、ティーアが守り続けた仲間の小屋が大変なことに！！！
ラフラが異変を感じてティーア、プエカに注意を促す。
現れたのはガスタークのリル！！！
怒りに震えるティーア。
リルは殲滅眼には興味はないようで雷獣を操り、あっさりティーアを
退けてしまう。


ラフラは命を落とし、その死で暴走を始めたプエカの複写眼は
何とリルによって結晶化されてしまった！！！
二つの結晶のうち、一つを使ってライナを暴走させようとするリル！


雷獣を必死に防ぐフェリスだが、攻撃は逃げていた保持者たちにも
及んでしまった！
結晶化する前に殺してしまったと舌打ちするリル。
怒りに震えるライナは魔法を繰り出すがフェリスが割り込んできた！！！
必死で止めるルーク。


「馬鹿か」と自分を叱咤するライナに

「馬鹿なのはお前だ！」

と反論するフェリス！
そんなに死にたければ死ねばいい！
でも一人で死ぬことも、化物と呼ばれても自分の前から去ることは
許さない！！！
自分はそう思わない！


リルが化物だと決め付けても

「こいつが化け物どあろうがなんだろうが、

私は気にしない！！！」

そんなフェリスの言葉に涙が溢れるライナ。

「オレは生きていていいのかな・・・。」

「馬鹿か・・・お前が死んだら寂しいだろうが・・・。」

良い場面です！！！
フェリス、男前！！！


リルは早速、結晶化した複写眼でライナの瞳に暴走を起こさせる。
スイの時と同じ感覚に捕らわれるライナ。
頭の中にもう一人の自分の声が響く。
「全てを破壊することを望んでいる、喜びも悲しみも・・・

「全てがどうでもいい。」

はっとなるライナ！
化物と呼んだこの世界の全てが消えるまで。
けれどライナはフェリスの言葉に勇気付けられた。

「それでも助けたいんだ！！！」


結晶が砕け散る！！！
驚くリルに自分は「化物さ！」と言い放つライナ。


そこに進み出たのはルーク！！！

「ローランドに喧嘩を売ったらどうなるか、

思い知らせてやる！」

かっこいいーーー！
さらに復活したティーアがやってくる。
子供達を保護するようライナに言われてそちらに向かうティーア。


「必ず迎えに来る！！！」

ライナの居場所は普通の人間の中ではないと。
雷獣を繰り出すリルから守るライナ、そしてルーク。
２対１の状況と、ライナが正気に戻ったところで複写眼１個の収穫で
退却を決めるリル。


「全ての式を解く者。」


そうライナを評するリル。
「勇者はまだ完成しない」とも！？
状況は変わった。
ひとまずライナを殺すことはやめるルーク。
「本当に化物でないのなら。」
フェリスが目を覚ます、と言ってルークは去っていく。



フェリスはライナに別れた時のシオンの表情を思い出して欲しいと言う。


「全部、一人で背負いこんで・・・。」

ライナと語った理想が足枷になるまで頑張って。
自分はこんなダメ男なのに追ってきたフェリスにもやっと笑顔を見せるライナ。


「ローランドに還るよ。」

でも約束して欲しい。
もし複写眼が暴走したらフェリスに殺して欲しいと。
もう逃げたりしない。
自分の力と向き合う、それでフェリスに殺されるなら。


「それでお前が戻ってくるなら。」


切ない約束。


ルークからの報告書を読むシオンの瞳は虚ろだった。
ライナの力は対ガスタークの戦力になる。
でも、そんなことはどうでもいい。
ルークがライナを殺してくれれば良かったのに。
進み出るルシル！


「オレはライナを殺さない。」

シオンの言葉にルシルはもっとも残酷な道を選んだと言う。
ライナを殺してもすぐ代わりは生まれるのに！？
「君と一緒さ。」

「必要ならばすべてを踏み潰すことができる強さ、

それが唯一の君の素質。」

愛するものも全て。

「私の勇者よ。」


ということで、リルが言っていた「勇者」とルシルは言う「勇者」とは一体？
何か力を得て完成する「王の器」のようなものでしょうか？
本当に病んでいくシオンが心配です。
（毎回、叫んでしまうー！！！）


ミラン、ルーク、ルシルと覇道を望む者は多い。
でも、甘さを捨てきれないシオン。
かつて自分も辛い生活を強いられた影響が割り切れないものを心に
生んでいるようです。


ライナは救われましたね。
フェリスはルシルの意思は関係なく動いている？
イリス家の総意と言うのは無いのかな。
今のところ、ルシルの関心は妹よりも王に向いているし、
ライナにつけた鈴の役割にでも思っているのかも。

ガイド・オブ・伝説の勇者の伝説

TVアニメ『伝説の勇者の伝説』シオンCD