おぼろ二次元日記

2010/11/28(日)22:12

テガミバチ reverse #9「ひとりぼっちの200年」感想

ロザバン・テガミバチ・ぬら孫・青の祓魔師(89)

きっといつか私と同じようにここにたどり着くはずだ。 けれど妹は・・・。 「ひとりぼっちの200年」 あらすじは公式からです。 200年前のこと、ニッチと双子の姉は、呪われた子として人々に疎まれ、ついには 彼らの手で葬り去られることになった。 川に流され、誰よりも大切に思っていた妹と引き離された姉は、たったひとりで成長を 遂げ、以来、ずっと摩訶とともに暮らしてきた。 だが、やっと巡り会った妹のニッチはそのときのことを覚えておらず、「人」である ラグを守ろうとする。 そんな妹の姿にショックを受けた姉は怒りをあらわにし、妹もろとも人々を抹殺しよう とする。 ラグは姉をとめようと、ありったけの想いを込めた心弾を放つが・・・・・・。 *************************************** 同じ摩訶と人の子として生まれた双子だけれど、思いや感情は お姉さんのほうが少し進化していたようです。 湖に落とされたニッチとお姉さん。 必死に手を伸ばしても、呼びかけても、答えず流されていく妹が 流れるままに行ってしまうのを見送るしかなかった。 200年の孤独。 きっと妹はここに来る。 でも、その思いは暗い洞窟からはニッチには届かなかった。 すれ違いはやっと時を越えて。 摩訶のほうが姉妹の戦いを見過ごせなかったのですね。 町長の先祖が過ちを犯していた。 守り神とうたっていた摩訶の子に手を出した愚かな行為を知ってなお、命を 永らえる水に執着する人々は醜いですね。 そんな醜い人間は自分達を殺そうとした。 なのに妹は人間のラグとともに生き、守ろうとしている。 しかも、姿も自分とは似ても似つかない”ちんちくりん”のまま。 人間にもだが、妹にも絶望するお姉さん! 剣の攻撃からラグを守るニッチ! 「なぜ、人を庇う、妹よ!」 「仕事だ!ニッチはラグを守る!!!」 憤りを露にしたお姉さんは髪の剣を怒りの矛先をニッチに向ける! 圧倒的なパワーに押されるニッチ、とステーキ。(笑) 「止め!さようなら・・私の妹。」 が、お姉さんに打ち込まれたのは心弾、赤針!!! ラグの、ニッチの心が撃ち込まれた!!! ヨダカの駅での出会い、テガミとしてラグが預かった金色の髪の少女。 「ニッチ」という名前をつけてあげた。初めてパンツを履かせた男、それがラグ! 見世物小屋に売り飛ばされそうになるニッチ。 心をラグが失ってもニッチが覚えている。 だから 「ずっと一緒。」 が、摩訶の心を忘れ、人に加担する妹をどうしても許せないお姉さん。 ステーキごとニッチを投げ飛ばす!!! ラグは心弾で応戦! 人は愚か、というお姉さんに 「妹を傷つけるのは愚かじゃないのか?! これ以上、ニッチを傷つけるなら例えお姉さんでも許さない!!!」 摩訶の子として認められないお姉さんは止めをニッチに刺そうとする! 「やめろ!!!」 懐に飛び込んで零距離で心弾を撃ち込むラグ!!! 「人でも摩訶でもない! ボクの大好きなニッチなんだ!!!」 今度はお姉さんの記憶がラグに流れ込んできた。 「いつも一緒だった。覚えている・・・。」 頬に触れ、そっと手をつないだ。 いつも二人だった。 けれど、冷たい水の中に投げ込まれた双子。 「起きろ、起きろ!!!」 目覚めない妹はどんどん流されていく。 一人になってしまったお姉さんは嘆き悲しみながら成長し、感情の揺らめきを 感じながら思うままに摩訶の洞窟にたどり着いたのだった。 きっとニッチもいつか自分のようにここへやってくるだろう。 そう、願って。 「愚かなのはお姉さんのほうだよ。」 200年も待っていたなんて!!! どうして探しに行かなかったのか。 「私のほうが愚かということか。」 自分も愚かな人から生まれたのだから。 水面に浮かんでいたニッチを助けたのは摩訶だった。 傷を癒すティルナの泉に連れて行くという。 「千年も生きながらえる水などどこにも無いけどな。」 ニッチ顔!!! 水を奪った町長は氷の穴に落下! 氷の鎧虫は心が全て無くなった後、ゆっくり変化する。 泉でしばらく心と傷の回復が必要だとお姉さんはニッチを預かってくれると言う。 きっといつか自分のように感じて成長するだろう。 ラグ、お前の側にいて。 「テガミとは何だ?」 「人の心そのものです。」 「私へのテガミは妹だ。」 感謝するお姉さんに、ニッチを待っていてくれた「お仕事」ご苦労様です! と挨拶をするラグ。 テガミは心を届ける。 けれどそれが必ずしも上手く伝わるわけではない。 その事がジギーのエピソードからずっと描かれていますね。 ラグにも色々、勉強しなさいってことで。 お姉さんを「愚か」と言い切れないものはありますね。 もちろん、ニッチを殺そうとしたことは「いけません!」ですが。 摩訶の血を引く人間が周囲にはどう扱われているのか。 殺されかかった一部始終を覚えているお姉さんならなおの事、 外の世界は恐怖に満ちていたことでしょう。 ニッチが示した態度とここまで生きていてくれたことが優しさの証。 心弾が示したのものこそテガミだったのでしょう。 次回、ロダに接近!? テガミバチ REVERSE ニッチTシャツ/ラベンダー-M[コスパ]《予約商品01月発売》 テガミバチ REVERSE 2 ジギー!!!

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