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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:ノイタミナ
何も食べなければ飢えてしまう、生きたかった。
それのどこが悪いの? 先週、お休みしたので二話まとめて。 「第悼と柩話」 あらすじは公式からです。 千鶴の正体が衆目のもとに曝されついに村人たちが屍鬼狩りに立ち上がる。 狩りの陣頭指揮をとる敏夫、 対して一気に作戦を完遂させようとする沙子。 そのとき静信は何を思うのか? 「第腐汰悼話」 尾崎医院、亡骸の傍らに残された意味深なメッセージ。 それを記したものは、まだ建物の中にいる。 敏夫と大川は階段を上がっていく。 山入では空腹と、抗いがたい欲望に震える律子、徹は自分自身の葛藤に 苦しくなり、声を荒げる。 *********************************** 沙子は予想していたのですね。 もし、綻びが出来るなら千鶴からだろうと。 それでも、そんな弱さを持った千鶴を愛していた。 「虫送り」という儀式に形と正義を得た村の皆さん。 面を被れば、さらに自分の「殺人」を正当化できるのでしょうね。 もちろん、被害者は外場村の人間であって、加害者は屍鬼であるの だけれど・・・。 顔に影を作って家を回る女衆のほうが悪役のように感じてしまいます。 が、やられるばかりの屍鬼ではない! 尾崎先生・母がーーー!!! やったのは大川酒店の篤! 二階に潜んでいたところを容赦なく杭を突き刺す父! 首も落としたほうが・・・って、大川さん、吹っ切れ過ぎのような 気がします・・・。(汗) でも、やらなければやられる! 狩りは進むがまだ人数が足りない。 農業用水のパイプラインに潜んでいるだろう 桐敷正志郎も容赦なく撃ってくる! 阻止するのは夏野! 「起き上がりを許すつもりはない。」 人は愚かだと考える正志郎は屍鬼になりたかったのだと言う。 外の様子を忍び込んできた辰巳から聞く沙子と静信。 正志郎が行方不明と聞いて不安になる沙子。 正志郎は人間で屍鬼の存在を許してくれた。 自分だって好きでこんな姿になったのではない。 でも、とてもお腹が空く、生きるためには人を殺さなければ 生きていけない。 与えられた生なら生きることが大事。 杭で打たれるのが怖い。 人をたくさん殺した報い、それも分かる。 でも、生きるためにしたことが悪いことなの!? 夜が明ける。 「私は眠ってしまう・・・。」 沙子の暗澹たる叫びを聞く静信。 辰巳はまた静信から血を与えてもらう。 牢獄に捕らわれた律子はずっと食事を我慢している。 ヤスヨさんに絶対手出しはしない。 徹は必死に律子に襲うよう叫ぶけれど、自分を悔いて、憎んでいる徹を 切ないと思う律子は同じようになりたくない、自分を嫌いになりたくないと 我慢をする。 何よりも人を救いたくて看護士になったのに、自分が生きれば誰かが 死ぬ、そんなことは許さない! 鍵を開けてヤスヨさんを出してあげて欲しいという律子。 でも、徹はそんなことをしたら家族も自分もひどい罰を 受ける、と尻込みをする。 彼の心を動かしたのは・・・ 「何で起き上がりになっちゃったんだろう?」 一度、死んだのに・・・! 律子のその言葉にはっとなる徹。 鍵を渡してくれた徹に「りっちゃんに優しくしてくれて。」と礼を言うヤスヨ。 牢獄の隅で膝をかかえる徹に寄り添う律子。 二人に朝陽が輝いていた。(涙) 狩りがひと段落したところに起き上がりの命令で動く人間が 入り込んだ!!! まだ屍鬼ではない、生きている! けれど容赦ない大川さん!!! 協力者は人間であっても殺す!? ついに徹ちゃんが退場になってしまいました! もう一度、夏野とのシーンがあれば嬉しかったですけどね。 沙子が失ったのは人間の誇り=理性で自分を抑える事。 それを貫いたのが律ちゃんでした。 生きるために誰かを殺す。 沙子の生きたい気持ちは分かるけれど、対照的な二人の気持ちの 持ち方・・・徹ちゃんは最後に律ちゃんの誇りを選んだのですね。 そして対照的な尾崎と静信。 人間側の箍がはずれようとしています。 協力者まで殺してしまう事態に尾崎は、静信はどうするのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月17日 14時47分02秒
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