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テーマ:アニメあれこれ(25340)
カテゴリ:ノイタミナ
本当の願いはかなっていたんだよ。
もう一度、出会うために空に還るめんま。 「あの夏に咲く花」 あらすじは公式からです。 花火を上げても「めんま」は消えなかった。 その事実に呆然とする「じんたん」。 うなだれる超平和バスターズの面々。 何も知らない聡史は、「じんたん」たちに今日のことに対して感謝を告げる。 ************************************ めんまの本当の願いはじんたんのママの願いをかなえることでした。 病気がちだったのでいつも我慢をして無理をしていたじんたん。 そんな息子を見ているのが辛くて。 「ただ一つ」・・・ 泣いて、笑って、怒って、素直に気持ちを出せるじんたんであって欲しい。 めんまがじんたんのところに来て、無彩色だった生活に変化が現れました。 めんまの前で笑って、怒って、泣くじんたん。 それでもう良かったのですね。 でも、めんまの「本当の願い」って・・・ 「超平和バスターズはずっとなかよし」 これに尽きると思うのです。 自分の死が理由でなかなか前に進めない皆。 学校も生活も離れ、互いを理解し合うこともなくなってしまった仲間たち。 いつか友達は離れていくものですが、過去から卒業し、めんま自身が生まれ 変わるには仲間達がもう一度、心を通い合わせることが必要だったのではない でしょうか。 じんたんのママの願いがあって、じんたんの元にやってきためんま。 じんたんが好きなことは確かだけど、じんたんが分かってしまったように 「自分ひとりじゃダメ、皆じゃなきゃダメ」 なんですね。 成仏しなかっためんま。 皆はめんま抜きでもう一度、秘密基地に集まり、めんまの幸せを願って いた裏にあった自分の願いを口にし始める。 下心だらけの自分たちではめんまが成仏するわけがない。 じんたんは自分だけがめんまが見えることで優越感を感じていた。 ずっと側にいても良いと思ってた。 今はめんまが好きだとはっきり言えるから。 あなるはめんまが成仏すればじんたんの隣にいるのは自分に なれるかもしれないという願いを持っていた。 ゆきあつはめんまが成仏すればじんたんだけのめんまという状況から、 苦しみから抜け出せると思っていた。 つるこはゆきあつが好きなめんまにはかなうはずが無いと思っていた。 だから相談相手で良いと。 けれどゆきあつが相談相手にしていたのはいつもあなるだった。 めんまが成仏すればあなるはじんたんと上手く行く。 ゆきあつの隣にいるのは自分になる。 めんまが相談したいことがあると呼び出された日、ゆきあつがあなると 示し合わせてじんたんの気持ちを確かめようとしていたことを めんまに教えてしまったつるこ。 めんまの答えは「皆が大好きだから。」。 ぽっぽは実はあの日、逝ってしまうめんまを見ていた。 何もできなかった自分。 だから逃げるように高校にいかず、海外に行ったり、 仕事をしたりしていた。 でも、どうしても戻ってきてしまう。 気持ちを吐露した後、アナルのまつ毛エクステが取れて笑いを 漏らす皆。 昔みたいにあだ名で呼び合うところまで戻ることが出来た。 めんまがいないところで話していても仕方が無い。 「私達6人で超平和バスターズだもんね!」 家に迎えに行ったじんたんはぐったりしているめんまを発見する。 じんたんママと約束した「絶対、泣かす!」はできた。 だからもう・・・。 皆に花火まで打ち上げてもらって。 消えそうになるめんまを引き止めて、おぶって秘密基地まで裸足で 走るじんたん! でも、秘密基地に来た途端、めんまの姿が見えなくなってしまった! これは「かくれんぼ」。 じんたんに聞こえた声はそう言っていた。 じんたんは外に飛び出してめんまを探し始める。 続く皆。 このままじゃ終われない。 ちゃんと探さなくちゃ!!! めんまもせめて皆にメッセージを残したい。 日記を破って、一人ずつに手紙を残すめんま。 それを見つけて涙する皆。 「お前見つけなきゃ終われねーだろ!!!」 「もう、いいかい!?」 「もう、いいよ。」 朝陽の中に浮かび上がるめんまの姿! ちゃんと伝えなきゃ。 生まれ変わっためんまともう一度出会うために。 「大好きだ、めんま!」 「めんま、見ーーつけた!」 時計があの日からやっと動き出す。 ぎくしゃくしていた関係も巻き戻ってまた進み出す。 学校に行きだしたじんたん。 同じように学校に戻って今までのように接するあなる。 つるこにポッキーを差し出して軽くあしらわれるゆきあつ。(笑) 自分のそんな態度に思わず笑みを漏らしてしまうつるこ。 資格を取ろうとがんばり始めたぽっぽ。 歩き出したのは超平和バスターズだけではなくてじんたんのパパも、 めんまの家族も。 あの花の願い・・・白い花の願いは「ずっとずっと仲良しでいること。」。 それを胸に生きていく皆。 想定内のEDを迎えて・・・ ラストは皆がめんまの姿を確認して、でしたが個人的にはもう少し 切なさとか現実と折り合いをつけて、声だけ聞こえる、でもいいかなと 思いました。 日記の手紙もありましたしね。 皆が欲しかったのはめんまの笑顔だから皆が見える状態にしたのだと 思ってます。 最近の作品は言葉で伝えることの大切さを描くことが多いですが、 「あの花」はもう少し距離を広げて、離れてしまった友達との つながりを取り戻す過程を描いてくれました。 離れること、忘れることが「大人になっていくこと」ではない。 忘れてはいけない大切なもの。 見たくない卒業アルバムを見てもいいかな、と思いました。(苦笑) 最後にキャラ語り・・・主人公のじんたんがリーダー気質でまっすぐな分、 ゆきあつが良い味を出してました! 彼がいなくては超平和バスターズがもう一度、再結集することは無かったんじゃ ないかな。 影の主役、ということで楽しませてもらいました♪ スタッフの皆さん、お疲れ様でした。 TB送信先URLはこちら♪ http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/158-4592f9ab
最終更新日
2011年06月24日 22時53分07秒
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