2011/07/01(金)13:43
電波女と青春男#11&#12(最終話)「秒速0.00000000198センチメートル」感想
数センチ先の奇跡を信じてる。
諦めるな!
二話連続放映での最終回です。
あらすじは公式から♪
「今年の夏はバスケと超能力と布団と天体観測と祭りと野球と女々たんと」
前川さんと街でバッタリ出くわしことから、前川家で昼食をごちそうになる真。
食事の後、一緒にゲームをして遊んでいると、不意に前川さんが「転校生は
何かをあきらめるのが得意そうだ」と、真への印象を語り出す。
実は真は小学生のころ、少年サッカー団に所属していたが、試合に出られない
状況が続いたため自分で自分を見限る形でやめてしまっていた。
後日、真は流子を応援するため、バスケ部の練習試合を見に行くのだが……。
続いて12話。
「秒速0.00000000198センチメートル」
祭りの主催権が賭けて、野球で勝負を付けようとする商店街チームVS都会チーム。
その最終試合に、商店街チーム唯1人の投手である前川さんの父が、プレッシャーに
負けて逃げ出してしまった。
商店街チームの監督に就任した女々は、独断でエリオを投手に指名。
しかし、エリオに投手経験などあるはずもなく、マウンドで入門書を読みはじめる始末。
この緊急事態に、前川父の捜索を命じられた真は……。
***************************************
「転校生は
何かをあきらめるのが得意そうだ。」
ここから話は展開して、社からアドバイス、というか叱咤激励されて
真は実はサッカーを諦めたあの日の自分を悔いていたことに気付くんですねえ。
自分はヒーローなんてなれない、自分は舞台の周りにいる脇役でしかない、
それすらもなれない。
けれど、奇跡は自分で引き寄せ、人に与えるためにはほんの少しの前向きな
自分で良いのですね。
秒速0.00000000198センチメートル。
試合に出られない、試合をする意味も無い。
超能力を信じる社が言う”超能力”とは”諦めない気持ち”。
気付いた真は野球の試合でも”諦めない気持ち”を発揮する。
あの日の悔いた自分と決別するために。
絶対に打てないと諦めていた花沢さんに、気持ちでも勝つことができた。
青春ポイントは与えられるばかりではなく、自分で拾うものだと
真君は気付いたかな。
11話・・・サッカー団にいた自分は選手になれず、来てくれる両親にも
申し訳ない気持ちで一杯になってすぐにやめてしまったのですね。
それから上に手を伸ばすことはなくなった。
前川さんの家でエプロン姿とトマトに
萌える真(胸にも!?)
ここで社がトマト泥棒をしに現れたのも、実は真の行動を超能力で
把握していたようで。(笑)
前川さん、真の事が好きだとちゃんと自覚しています。
まったく気付いていない真・・・流子さんやエリオも一緒に、って
それはダメですよね!
「ゲームのコントローラーは二つしかないからね。」
とりあえず、作った料理を美味しいと言ってくれれば。
名前で呼ばず、「転校生」で通しているのも「私の矜持」と
言ったのも、真を好きだという態度を示しているエリオと流子さんと
一線を画したい自分でありたいんでしょうねえ。
真が気付かなくても今はそれでいい、秘めやかな恋。
コスプレが得意な前川さんそのものです。
流子さんから電話がかかってきてバスケの試合に誘われる真。
エリオは流子さんからの電話なら、なおさら席を外さない
みたい。(苦笑)
イトコと星を見るのが最高に嬉しいようです。
試合をする体育館に行くと野球チームの相手、中島と花沢さんがいた。
観戦デート!
流子さんは花沢さんに負けちゃったのか。(切ない!)
見ても無駄、応援するのも無駄。
ドライな花沢さんは自分が投げることでチーム・メイトに
期待を持たせるのが辛いと言う。
このバスケチームも点が取れない。
試合が始まり、予想どおり負けている流子さんチーム。
しかも流子さんは補欠。
が、第3Qで出番が来た!
緊張で力が全く出ない流子さん。
けれど一人だけ諦めていない人物がいた!
社!
流子さんは奇跡を起こす可能性があると言う。
信じられない真は社が超能力を見せてくれたら信じると答える。
でも、社が言いたいのはそんな事じゃなかった。
「歩け、進め、声を張り上げろ!」
「もっとも優れた超能力!」
自分が動けば、他人も動かす!
「頑張れ!流子さん!!!」
「流子さん、すっげー、頑張れ!!!」
応援で奇跡を起こす!!!
自分は諦めてずっと下を向いていた。
フリースローを二回、きっちり決めた流子さん!
笑顔になる真。
でも
やっと悔いていたあの日の自分に分かれるきっかけが出来た!
社、グッジョブ!流子さんが補欠でもなんでもずっと練習に
来ていたのを知っていたのですね。
超能力を引き寄せるのは自分。
でも、元気と勇気をくれる応援があれば、もっと!
真も流子さんも社も素敵な笑顔でした。
自信が少しついて、キラキラ輝く真が眩しいエリオ。
最後の草野球の試合、祭りの主導権が決まる!
ジュゴン・コスプレな前川さん、応援に来た流子さんは思いきって
エリオに挨拶をしてくれました♪
試合直前・・・前川父・プレッシャーで逃亡!!!
サプライズ・ゲストで来た女々監督(笑)の指示で投手はエリオになる。
真には前川・父を迎えに行って欲しいと?
女々さんは真が行ったほうが面白いと言う。
ステージから脇役に。
少し暗澹とした気持ちになりながら前川・父を自転車で探す真。
いたー!!!
花沢には絶対に勝てないという前川・父に、花沢もまた自信満々で
投げているわけではない、部活では負け通しだという話をする真。
ボロ負けばかりしてきたのではない。
「今まで試合を作ってきたのは貴方です。」
他の人を励ませるようになったんですねえ、真君!
(気分は女々さん。)
この一言で数センチの奇跡を動かせれば!
戻る二人。
真は後で前川さんとの関係を追及決定!?
戻ると2―0で負けてはいたものの、1アウト1,2塁のチャンス!
「代打、マコ君!」
流子さんの声援が飛ぶ!
ヘルメットを被って気合を入れる真。
やっても無駄、意味が無い、ずっとそう思い続けてきた真だけど
今は違う。
20打席凡打を繰り返してきて、分かったことは狙い球は初級!
奇跡は起こる。
何とかボールを叩いたものの凡フライの結果に。
でも、風が吹いて、ボールは川へ飛び込んだ・・・
「ホームラン!!!」
「イトコ、かっけええ!!!」
微笑む社。
何十年かかって数センチしか動かない運命を大きく変える力。
諦めない気持ちを社や流子さんからもらった真。
受身だった彼が前向きになった良いエピソードでした。
柔軟性。
ピュアなエリオを受け入れたピュアな真。
エリオも流子さんも前川さんも、柔らかいクッションみたいな
真が良いんでしょう。
社は柔らかすぎて反動がなくなった真の反発力を回復してくれました。
エリオがどう立ち直るのか、そういうストーリーなのかと思ったら
受け身だった真が前を向く意外な展開になりました。
冒頭でも書きましたが青春ポイントは自分で稼ぐもの。
与えられるものもあるけれど、数センチ先のポイントは自分で
稼がなくちゃね。
もっと貪欲になったらエリオたち三人娘(+女々さん)は動揺しまくって
しまいそうだけど。
自分からポイント奪取に動くでしょうか、キワ君!?
ピロリロリン♪
続編に期待して、スタッフの皆さん、お疲れ様でした♪
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