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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:テイルズ・FATE
聖杯を手にして何とする?
王たるものの資質を今、問う。 「聖杯問答」 あらすじは公式からです。 切嗣が留守の折、彼らの拠点にライダーが乗り込んできた。 正面から堂々とやってきたライダーに、警戒するセイバー。 だがライダーは、王と呼ばれる者同士、一献交えようと申し出る。 その場にアーチャーも現れ、王の名を冠する3人の英霊たちは酒を 酌み交わしながら己の王道を語る。 **************************************** ライダー、凄い!!! キャラそのものの造形も素晴らしいですが明夫さんの演技も 素晴らしかったですねえ! 王、臣民、国のあり方。 セイバーの清廉潔白な生き方は憧れますが、我欲を捨て去った理想には 人々はついてこないものなのだと言い切られてしまいました。 征服王が言う「絆」・・・どんな英雄も民も憧れて止まぬ力と欲、 そしてこの王ならばと憧れる忠誠心を持って紡がれるもの。 決して「孤高」であることが王であるとは言えない、という征服王の言葉に ただただ、押されるのみのセイバー。 王たる器にあらず。 過ぎ去った歴史を悔い、やり直したいなどとはその時代を生きた臣民に 対する侮辱。 確かに愚かな歴史を積み上げてきて、人間はやっと学んでここまで進んできた。 それをやり直したいなどと言語道断、というわけで。 セイバーの青臭い理想の言に対して金ピカさんも 鼻で笑ってましたね。 この天が下、全ての宝は自分のもの、というのと同じで領土も民も 全て自分のもの。 王が国や民に捧げるにあらず。 道を示さない王に未来は無い。 まさかあのアーサー王が説教を喰らうとは思いませんでした。(苦笑) 切嗣がいない城に戻ったアイリとセイバーはライダーとウェイバーが やってきたことを察知! しかし、ライダーは戦いに来たのではなく聖杯を争う者の資質を 確かめに来たのだ。 (Tシャツ姿なのが決まらない!!!) 庭園に案内されて樽と柄杓でまずは一献、酌み交わすライダーとセイバー。 聖杯問答にふさわしい者かどうか。 もう一人、加わった王の名を冠する者・・・ アーチャー!!! 不満を言いながらも参加するアーチャー、王の名を持つ者が この席から外れることは許さない、ってところですかね。(笑) ライダーが用意した樽も柄杓も気に入らない!!! 一流のワインと食器を用意するアーチャー!!! 素晴らしいです! で、ライダーをけしかけて、こんな一目に英霊をさらすことに したのか、とにらむアイリに否定するウェーバーが可愛い! 聖杯を手にして何とする。 故国を滅びから救うというセイバーの願いを鼻で笑う二人。 まさか、キャスターと同等に錯乱しているものと笑われるとは!!! 国のために真名をかけて戦う。 セイバーの理想に対し、ライダーの願いは「受肉」・・・ 自分がこの世界で命を受け、生きるものとして存在したいと いうのが願いだったのですね。 セイバーの願いとは相反して個人的な欲望にまみれた願い。 が、笑われたのはセイバーの願いのほうだった。 過去を翻すなどその時代の臣民を冒涜するものなり! 人のための王という偶像に縛られた小娘が一人・・・ 王を名乗る資格はない!!! 愕然とするセイバー。 「私は・・・私は・・・!」 その時、庭園にいる全員を取り囲むのはアサシン!!! マスターを庇って立つセイバーとライダー。 盃を取らぬなら戦うのみ! 「今、ここで王たるものの姿を見せ付けてやる!」 風景は砂漠となり、大軍勢が征服王の名の下に結集する!!! 愛馬を駆って駆け抜ける大地の化身!!! 固有結界「王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)」! 居並ぶ兵たちの敬意と絆を一手にし、先頭を走る征服王!!! 戦いは終わり、結界を解いたライダーは問答を終え、お開きにしようと言う。 セイバーにこのままでは最低限の誇りも失う、呪いにも似た理想に縛られる だろうと言って去っていくライダー。 アーチャーもまた耳を貸さずにそのまま葛藤し続ければ良い、と言い放つ。 「人の気持ちが分からない。」 セイバーはかつての仲間もそう思っていたかもしれないとアイリにこぼすのだった。 ということでなかなか面白い問答合戦でした。 絆や信頼・・・セイバーが葛藤するようにマスターである切嗣も悩むところ ですね。 二人が主従となって聖杯戦争を戦うことになったのは”似たもの”の宿命なのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月08日 23時10分02秒
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