おぼろ二次元日記

新世界の礎になるのは彼の血筋。
新たなるアダムとイヴ。
その時、何かが狂った・・・。




「追想：a diary」

あらすじは公式からです。

2039年12月25日。
今ある世界は終わり、新たな世界が始まる。
ガイから全世界に向かって宣告される淘汰の時、“四度目の黙示録”。
供奉院家の後ろ盾を受け、戦いの準備が進められる中、シュウの父、
桜満クロスの日記が届けられる。
そこには。実ることなく交錯していった友情と共に、始まりの物語が綴られていた。



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良かったですねえ！


茎道＠井上さんとクロス＠関さんの熱演！！！

鳥肌が立ちました！！！


友情、共感、羨望、嫉妬、そして憎悪。
言葉では孤独を愛する、といっても常にクロスの回りにはその才能に
惹かれた誰かが一緒にいる。
そこにはもちろん、愛情もあって。


茎道がどんなに頑張っても手にすることができないものをクロスは
手にしていた。
だから、彼の血筋である子供二人が新世代の礎になると分かった時、
自分の可能性、未来を否定されたような現実、それを何とか阻止する。
真名がイヴならアダムは自分が引き取った子供、トリトン＝ガイに
したかったのですね。


もうすぐイノリの身体を借りて、真名の意識が完全覚醒する。
真名の意識を完全にするためには飛び散ったヴォイドの欠片・・・
つまり皆のヴォイドを回収することにあった。
それがシュウがやってきたヴォイドを支配し、管理する体制だったのですね。


本来なら「王の力」はガイに宿るはずだった。
結局、葬儀社という組織の中にいながらヴォイドを支配しようと
していた最初のガイからずっと茎道とつるんでいたことになるのでしょうか？
それとも意識はしていなかった、とか。


どちらにしても集まったヴォイドによって真名は覚醒される
手順になっていた。
最初のガイはそれを阻止したんですよね。
そうすると意識はしていなかった、というのが正しいのかな？
ここはガイも真名もどうして復活できたのか、そこで明かされれば、と
思います。


身体は朽ちても精神は保たれ、器もクローンのように複製できる。
ガイその１は真名が悪意に染まりつつあるのを知っていた。
それを阻止した？
多分、春夏のところで過ごした生活は夢のようで、その時の
真名を大切にしたかったから？
そしてシュウを守るため。
ガイその２はユウ、ダァトと組んだ茎道の夢をかなえようとしている？
まだ真意は分からないですけどね。



真名とシュウはクロスと大学の才媛だったシジョウ　サエコとの子供だったのですね。
ところが「はじまりの石」に触れた真名が原因でサエコはキャンサー化し、
シュウは無事に生まれたものの命を落とした。


アポカリプスウィルスによって心の形は具現化する。
それがヴォイド。
アポカリプスは神の見えざる手。
真名はイヴとして成熟していき、アダムとなるシュウとの未来を夢見始める。


それを阻止しようとしたのが茎道。
シュウではない、自分のアダムを作り出そうとウィルスに適応しそうな
子供を集めて実験を繰り返した。
その一人がガイ＝トリトン。
実験の厳しさから逃げ出したガイはなんとクロスの後妻になった春夏に
引き取られ、真名とシュウ、二人とともに生活を始める。
そして、あの運命のロスト・クリスマスを迎える。


家族が待っていたクロスは茎道の手にかかっていた！
ダァトの誘いを断り、一人、いや春夏の協力を得ながら茎道よりも
ヴォイドの研究に先んじていたクロス。
その意志を継ぐ。


春夏が持っていた最後のヴォイドゲノムの力は「ウィルスとヴォイドを全て
引き受ける」力。


ダァト＝ガイが引き起こすロスト・クリスマスの再来を阻止するために
立ち上がる元・葬儀社メンバーとシュウ！！！


「君たちのヴォイドを返す。」

僕が死んだら、君たちも死ぬから。
でも、みんな、わかっている。
シュウは全てを引き受けて死ぬ気だと。
「残った力はイノリを救うために使う。」


皆はヴォイドを持っていて、とシュウに望みを託す。
一緒に思いを叫んだり、裏切って憎悪にまみれたり・・・。
颯太とやっと心から和解したシュウ。


出発するヘリ。
クロスはなんでも自分でやれる人だった。


「でも本当はとっても寂しくて・・・」

「だから貴方に集と名付けたのよ。」



ということで、まだ謎は多く残っていますが、クロスと茎道の間に
何があり、三人の子供の運命が変わってしまったことが語られました。
シュウだけがアポカリプスの脅威を知らずに育ってしまったわけですよね。


春夏がもっと早く話していれば・・・とも思いますが、前回、それを
ためらっていた、シュウには能力を授けたくない、とも言っていました。
自分が生んだ子供でもないのに真名とシュウの運命を良く引き受けたと
思います。
クロスに心底、惚れて、彼の願いをかなえたかった。
この世からアポカリプスとヴォイドを消滅させる。
最終局面ですね。

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