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テーマ:アニメ!!(3874)
カテゴリ:テイルズ・FATE
正義も騎士道も戦場では命を散らすだけ。
世界は救えない・・・。 「栄誉の果て」 あらすじは公式からです。 キャスター討伐の褒賞として令呪を得ることに成功したケイネス。 これにより、再び聖杯戦争への復帰が叶う―そう思ったのもつかの間、 何者かによってソラウを人質にとられた事を知り、激しくランサーを 罵倒する。 主ケイネスに忠誠を誓い、騎士道を貫こうとすればするほど深まる溝に ランサーは絶望する。 ******************************** ランサーが!!! ![]() ついにセイバーも主、切嗣がどういう思いで聖杯戦争に臨んでいるのか、 知るところとなりました。 「外道」 本当ならランサーが眼前で消滅し、そのマスターを銃撃で葬った 切嗣をもっと糾弾、罵倒してもおかしくない状況でした。 けれど、切嗣に正義を求める心があると感じたセイバーが努めて冷静に 話そうとしたシーンは印象に残りました。 ライダーとアーチャーが小娘呼ばわりするセイバーですが、ここは人の 上に立ち、人々の理想と願望に殉じようとしたその姿勢の表れでしょうか。 それとも理解し合えるアイリの気持ちを慮り、彼女が慕う切嗣の心の 奥底に持つ信念を暗い瞳の中に感じたから、かな。 どちらにしてもダーティーなヒーローを演じる切嗣の魅力満載な回でした。 キャスター討伐で自分こそがランサーのマスターである、という主張を 璃正に認めてもらったケイネス。 が、新たな令呪を他のマスターに授けられてはかなわない、となんと璃正を 射殺してしまう!!! (なんてこった!!!) 与えられた令呪で自分こそがランサーの正マスターになることを願っていたソラウ。 右手が!!! サバイバルナイフでソラウの右腕を切り落としたのは舞弥!!! さらに銃口を向ける・・・容赦ない!!! 瀕死いしているのがまた・・・ねえ。 璃正のところから戻ったケイネスは行方不明のソラウのことで激昂し、 ランサーを罵倒する!!! 伝説通り、色目を使い、人を惑わす性。 そこまで言われて、ランサーは自制心を失いそうになってしまう。 自分が誇りを全うするために戦っている。 なぜわからない!? が、そこに誰かが近づいてきた。 アイリとセイバー!!! 今日はもう英霊たちも力を消耗している。 だからこそ邪魔をされずに心置きなく戦える!!! セイバーの挑戦を涼風のごとく感じ、応じるランサー。 槍と剣がぶつかり合う!!! セイバーは左手を使っていなかった。 それはかつても言葉にしたように枷ではなく誉である、だから戦いに おいては 「全力で貴方を倒すのだ!」 意気に感じるランサー! 互いに名乗りをあげる!!! 「推して参る!!!」 「いざ!」 戦いを見守っていたケイネスはランサーの不甲斐なさに足踏みをする。 が、側に落ちてきた薬莢・・・切嗣!!! なんと側に瀕死のソラウが!!! ギアス(強制)の効力が働く誓約書を手にした切嗣はソラウを助けるために、 令呪を全て使ってランサーを自害させる条件を持ち掛ける。 「私の戦いはここで終わってしまう・・・。」 悔し涙を流すケイネス。 この誓約をかわせば切嗣はもうケイネスたちを殺すことはできない。 ソラウの命には代えられない。 「破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)」が己の胸を貫く!!! 大量に吐血するランサー!!! たった一つの願い、誇りのために戦ってきたのに!!! 聖杯に呪いあれ!!! ディルムッドの怒りは血の涙となって頬に流れる。 絶命、消滅するランサー。 切嗣がケイネスたちを殺せなくなったはずだった。 「僕には・・・な。」 舞弥の銃撃が容赦なくケイネスとソラウに注がれる!!! ずっとアイリの言葉を信じてきた。 初めて切嗣を「外道」と理解するセイバー。 「聖杯を求める真の理由はなんだ!?」 セイバーではなく、アイリに対して言葉を発する切嗣。 だがここはセイバーに対して申し開きをして。 アイリの言葉に「何を?」と言った風な切嗣。 セイバーやランサーが掲げる騎士道や誇りでは世界は救えない。 否、彼らの正義とやらが若者を戦地に駆り立て、無駄に命を散らせて いるのだ。 セイバーがいう誇りや武勇は幻想でしかない。 戦場にあるのは希望などではない、ただ絶望、死、地獄でしかない。 騎士道の前に戦場は地獄ではなくなるというのは間違いだと 断言する切嗣。 英霊に憎しみを抱いているのはそのせい?と考えるセイバー。 「聖杯を勝ち取り、世界を救う。」 切嗣もかつては希望を持っていたのではと考えるセイバーだが、 暗い瞳にはもう何の光も宿っていなかった。 「冬木に流す血を最後にしてみせる。」 それで己がどれだけ血にまみれようと。 車で去る切嗣を見送った後、倒れるアイリ!!! ということで・・・ 戦争は「大義がなければ戦いなどできない。」、というのと同じで 人を殺す罪悪感を自分たちの正義で押し包む、正当化するのを切嗣が 嫌悪していることが良くわかりました。 戦いはどんな理由があろうとも殺し合いには変わりない。 切嗣が目指す戦いの無い世界はただただ娘、イリヤが平和に暮らす世の中を 目指しているようにも想像できます。 どんなにこれから手が血にまみれようとも。 美談を振りかざしているだけ、と嫌悪されてしまったセイバー、ランサーの 誇りですが、殺人を犯す、その覚悟のほどを跳ね返ってくる罪の意識から 己の精神を守るため、人の心の拠り所・・・人の弱さ故、とも思っています。 戦争は成熟していない社会の産物。 セイバーもランサーも時代に仕えたのに過ぎないのですね。 非業の死を遂げたランサーの無念・・・ やっぱり ほくろに絆創膏を張っておけば良かったのに!!! キャスター、ランサー陣営は消滅。 綺礼は欲望のままに動いて雁夜を助けました。 雁夜は生かされてどうなるのでしょう!? fc2サイト記事はこちら♪ TB URLはこちら♪ http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/606-fafe4656
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