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テーマ:アニメあれこれ(26063)
カテゴリ:ノイタミナ
アバターに呑みこまれる世界。
顔を失った者は利用され、捨てられる。 「誰も知らないあなたの顔」 あらすじは公式からです。 朱の同級生が操るアバター――スプーキーブーギーの協力の下 行われた「偽タリスマン捕獲作戦」はみごと失敗に終わり、 あまつさえ、さらに新たな犠牲者が出てしまう。 犯人確保への決意を固くする朱だったが……。 ******************************* 宜野座を演じるノジケンさん、大人っぽいヴォイスがいいですねえ。 狡噛の関さんも常に熱血!な雰囲気ですが、この作品は声では大人の 味わいを楽しめます。 宜野座は自分の経験から朱に「執行官」に入れ込むな、と忠告して くれていましたが、仲間を失った経験、それが狡噛だったのですね。 狡噛「犯罪者の心理を理解しようとするな。 飲み込まれるぞ。」 宜野座、そして自分に対する戒め。 狡噛はそうして捜査しようとし、宜野座はそんな狡噛に協調し過ぎて 彼を犯罪係数オーバーにさせてしまったのでしょうか? 人間らしく思いやりを見せてくれる狡噛だけど、捜査になると 猟犬のように感情を排除し、ドミネーターを構える。 同じ失敗はしない。 もしも、宜野座と狡噛の間にまだ”友情”というものが存在するなら 互いに一人前の監視官と執行官であること。 それが一度、切れた絆を別の糸で結び直す何よりの支えと責任ではないかと 思いました。 朱が事件以後接触したスプーキーは別人だった。 タリスマンと同じように同じアバターを使って、コミュの活性化を 図っている。 目的は何? エグゾセでは完全に待ち伏せ状態になっていた。 「こちらを舐めてかかっているなら、思い知らせてやるまでだ」 ところがアバターを送っていた部屋に突入した宜野座、秀星 、弥生は 爆発に遭ってしまう!!! 怪我をしたのが宜野座だけって、ちょっとドンくさいところが可愛い。(笑) 槇島の元でなりすましをしているのは葉山になっている御堂だけではないよう。 スプーキーのリアル、菅原が死んだ。 その事を気に病む朱。 「私のせいで・・・。」 けれど彼女には何の落ち度もない、と断言する狡噛。 犯人を捕らえることが報いる事。 成り済まし犯がもう一人見つかる。 メランコリア。 ネットでそのアバターに成りきる張本人は時として本人よりも 偶像への一体化を見せることができる。 理想のタリスマン、理想のスプーキーブーキー、理想のメランコリア。 本人が死んだ後、さらに盛況になるコミュサイト。 本人が死んだなら、成り済まし犯はファンとしてアクセスする必要が無くなる。 その隙間から御堂を割り出す公安局。 色相チェックも四年前から受けておらず、日頃のスキャナーも避けて通る 周到さ。 朱はホテルに狡噛と征陸とともに踏み込む! 御堂は内装ホロを使って逃走しようとするが、征陸が持ち込んだ酒で 火の手を上げたのでスプリンクラーの水で実体に戻る。 ドミネーターで撃つ狡噛!!! 左腕を失ったまま自宅に帰りついた御堂を待っていたのは 槇島の冷酷な言葉と仕打ちだった。 個性は無、顔が無いのっぺらぼう。 「そろそろお別れだ。」 突入した執行官たちが撃つ!!! 御堂は一体、誰と話をしていたのか? 宜野座に励まされる朱。 どうしても狡噛が犯罪者と同じ係数を持つ執行官とは思えない。 自分の事も励ましてくれたのに。 そう言う朱に宜野座は自分と同じ轍を踏んで欲しくないと言う。 ファイル送信されてきたのは失った・・・執行官に降格になったかつての 相棒の個人データだった。 狡噛 慎也。 ということでシステムの抜け穴を使って槇島たちは何をしようとしているので しょうか? 執行官たちはシステムの落伍者とされながらも、その抜け穴の尻拭いを しているような感じですね。 そこに適材適所な社会の構図は当てはまらない矛盾を感じます。 執行官たちは何を思って任務を遂行しているのか。 朱が狡噛、さらに体制について考え、悩むと犯罪係数が上がるのでは、と 心配になってしまいます。 fc2サイト記事はこちら♪ TB URLはこちら♪ http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/928-7eb63f7b お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年11月10日 17時28分34秒
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