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カテゴリ:映画
11月17日から公開されている「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q/
『巨神兵東京に現わる 劇場版』」を見てきました。 公式HPはこちら♪ ニアサードインパクトから14年後の世界における、ネルフとヴィレとの (そして使徒との)戦い、エヴァ第13号機によるフォースインパクトの発動を 描く。 まずは同時上映の『巨神兵東京に現わる 劇場版』からでした。 残念ながら東京都現代美術館での特撮博物館に行くことが できなかったのでこちらで鑑賞できただけでも嬉しかったです。 家族にゴジラ・オタがいますので、作品やイベントにわずかながら 造詣がある身としては、ゴジラ初登場時の大きさ、恐怖を描いたシーンを 彷彿とさせるシーンの連続は見ていてスリリングなものでした。 そしてそれは今回のヱヴァQで製作スタッフが一番、表現したかったものでは 無かったのではないかと個人的には思っています。 「Q」・・・「ウルトラQ」とかも特撮というと浮かびます。 そうしたものが凝縮されたのが「ヱヴァQ」なのかなって。 「破」で見せてくれたキャラの成長は一度、どん底に突き落とされ 私達は再び、不可解な「ヱヴァ」の世界に叩き落とされるのです。 それが好ましく思えるのか、不快に感じるのかは個人の気持ち次第で 私は表現の方法も含めて、スタッフの遊び心をふんだんに取り入れた 意欲作、と受け止めています。 待たされて、趣味の世界?これは無いよ!というご意見も分かりますが ちょうど年齢・世代的にターゲット、ロックオンされた、されてしまった! という感じかな。(笑) 郷愁ばかりのヱヴァというのにも苦笑してしまいますけど。 マリが歌っていた天地真理だとか ♪的を狙えば外さないー!♪ とか。(笑) これは水木一郎兄貴が歌う「グランプリの鷹」というアニメ主題歌ですよね。 (見に行った某声優さんがつぶやいていたので、これか!と思いました。笑) ミサトさん率いるヴィレの戦艦が発進するシーンは「宇宙戦艦ヤマト」そのもの。 フライホイール・・・思わず徳川機関長の顔が浮かびました。 ジブリにサービス、サービス!?かカヲル君とシンジが階段を下りていくシーンは 「千と千尋」でしたし。 そうしたネタも含めて、とにかく「大きさ」、圧倒的な「質量」、 堕ちて歪んだ月、「ヱヴァQ」はゴジラの破壊、撒かれた謎と再生は次回で、と 考えています。 ゴジラが何度も甦るのと同じようにね。 あれから14年が経ってしまった。 ネルフ=碇ゲンドウがやろうとしていたことをミサト、リツコたちは 否定して新たな組織ヴィレで活動していたのですね。 目覚めたシンジにはとにかく沈黙を。 アスカの態度で何となくこの世界の崩壊は前回のニアサードインパクトに よって引き起こされたもの、と分かってきます。 初号機は戦艦の姿となり、シンジとは今は全くシンクロしない。 まさかトウジの妹が乗り組んでいたとは。 そこに現れたレイの機体。 シンジの首に付けられた制御装置はミサトの判断で簡単に命を 奪えるものだったけれど、スイッチを押すことはできなかった。 一緒に暮らした仲ですものね。 ただアスカだったらどうだったかな。 ヱヴァの呪い。 どうやら14年経っても、14歳の姿のままなのは選ばれた搭乗員が負わされた 宿命のようです。 かつてセントラルドグマと呼ばれる場所に連れていかれたシンジ。 レイは助けたはずのレイでは無かった。 残されたカセットレコーダー。 最初のレイにすっかり戻ってしまっていますね。 と言うか、新たな単体のよう。 ゲンドウ、冬月との再会。 また理由もなくヱヴァに乗れと言われるシンジ。 ミサトには乗るな、と言われ、再び混乱・・・。 時が来たら13号機にもう一人のパイロットと搭乗するように。 渚カヲル ピアノの連弾に誘ってくれた彼はただ一人のシンジの理解者で 協力者になった。 明かされた真実・・・ニアサードインパクトの原因が自分にあること、 母ユイの秘密が冬月によって明かされる。 何も悪いことはしていない。 けれど与えられたシャツにはトウジの名前。 地上の人々はあの時、失われてしまった。 贖罪よりも新たな希望を。 カヲルに背中を押されて、時は来た。 2人でヱヴァに乗り込む時が。 セントラルドグマにあったリリスに刺さったロンギヌスとカシウスの槍。 しかし、槍は対の形でなければならないのに同じ形態になって しまっている。 仕掛けられたゲンドウの罠。 ゼーレの子供たるカヲルは13番目の使徒となり役割を果たせなく なってしまった。 この世界をもう一度、変える。 シンジの一直線な感情はカヲルの困惑をスルーして槍を抜き、フォース インパクトへの序章へとつながってしまう。 13号機を必死に食い止めるアスカとマリ。 シンジが負うべき罪・・・首のチョーカーをシンジの代わりに付けていた カヲルはヱヴァの起動を阻止する保険代わりのために命を落とす。 アスカとマリの奮闘で開かれた「ガフの扉」はぎりぎりで閉じられ、世界の 崩壊は止まった。 リリンと連絡が取れる場所へ・・・呆然とするシンジを立たせて、レイも一緒に 瓦礫の山を越えていくアスカ、マリ・・・。 とこんな感じだったかな。 次回の予告を見るとアスカとマリの機体が合体しているようで、 今回 「仰せのままに、お姫様♪」 と完全にアスカの下僕っぽくなっていたマリがさらに叱咤されながら 援護に回る光景を見ることになりそう。(苦笑) 「人類補完計画」は人と人の垣根、ATフィールドを取り払う目的が あったはず。 それ以前に、言葉で伝えようとしない大人たちが大問題ですね。 シンジがどういう判断を下すかは置いておいてちゃんと話して あげれば・・・。 話しても、おバカをするだけ、とミサトさんたちにはもう見放されて それで「何もするな」かもしれませんが。 良いように子供を利用する大人の醜さが残ってそこだけは何だかなあと いう気持ちです。 癒されるのはピアノの旋律だけ、ではあまりにも寂しい。 次回は温もりももう一度、取り戻して欲しいです。 fc2サイト記事はこちら♪ TB URLはこちら♪ http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/946-ea72ebfe
最終更新日
2012年11月28日 08時44分58秒
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