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テーマ:アニメあれこれ(25373)
カテゴリ:ノイタミナ
監視官は執行官を盾にして心を守る。
穢れなきサイコパス。 「楽園の果実」 あらすじは公式からです。 「マキシマ」の存在に迫るため、プロファイリングの第一人者雑賀教授のもとへ 訪れる狡噛と朱。 一方マキシマも協力者泉宮寺とともに新たな犯罪の青写真を描き始めていた。 徐々に交錯する狡噛とマキシマの思惑……。 ********************************** プロファイリングの知識を得ることも、シビュラシステムでは 危険な事なのですね。 人の心理に迫る知識は同時に共感や理解を生む温床になってしまう。 今回の王陵の事件では犯人を王陵瑠華子、と特定するには役に立った けれそ、実は紙一重で朱が佐々山にもなりかねない、そんな危険な 要素を含んでいました。 瑠華子を狩った泉宮寺は人間の身体をサイボーグ化して永遠の命を 得ることに美を感じているよう。 まさか瑠華子の骨がパイプになっていようとは!!! 脳と神経細胞以外は全身サイボーグ化していて、これから脳神経が 電脳化されれば人間は永遠の命を得ることができる。 人の肉体にこだわっているようなインタビュアーに対して、すでに人間が ツールとして使っている電子機器はサイボーグのそれと変わらない、と 持論を展開している。 永遠の美、永遠の肉体、不死の生命体。 槇島の意図はまだ分かりませんが、犯罪を犯す手段の動機としては 単純に怨恨とか欲望とかそういったものではなくて、何やら 「美学」を持っているもの、を感じます。 自分の駒にもカリスマ性を求めているのかな? 朱はお出かけ用の服のホロを選択中。 お気に入りのパターンも登録できるのですね。 ショッピング、なんて必要もなくなるのは案外近いかもしれません。 「デート?」 一緒にいるホロアバターのキャンディとは友人のような会話。 出かける相手は狡噛! 不死だとか神だとか潜在犯の人生には関係ない、と言う 狡噛にこれからもしかしたら社会制度が発達して生きやすく なるかも、と言う朱。 「あんたのサイコパスが濁りにくいわけだ。」 朱は楽観的ですね。 励まそうとしているのかもしれませんが、執行官と監視官の立場に 疑問を持ちながらも、まだシステム自体に斬りこもうなんて考えは 持っていないですから。 良い感じに鈍感。(笑) 2人がやってきた山奥の家にはプロファイリングの第一人者、雑賀教授がいた。 朱を見て、出身県、運動能力、両親、ホロアバターの事などどんどん言い当てて いく教授! 様々なサインと読み取るコツがある。 教授の技に驚嘆しながらも「プロファイリングは時代遅れ」とうっかり 言ってしまう朱・・・こういうところも鈍感(笑)、でも何とか 言い繕って誤魔化しましたね。 狡噛の目的はそのプロファイリングの講習を受けた者の名簿を見せて 欲しいということだった。 カリスマ性を備えている者・・・それは一体? 学校に入り込んでいた教師、柴田は本人とは全く関係の無い人物だった。 映像データは全て消され、残ったのは音声のみと佐々山が残した画像が 一つ。 戻った朱と狡噛を見て宜野座は狡噛を厳しく叱責する。 しかし、それは自分の意志でもある。 犯罪を追及するのと、サイコパスが濁るのとどちらを 選択するのか。 宜野座の言葉に激しく反論する朱! 先輩のことは尊敬している、でも階級的には同じ立場。 「私の能力に疑問符をつけるような発言は 謹んでいただきたい!!!」 席を外す宜野座。 征陸は怒りが収まらない朱に、宜野座の父もまた潜在犯だったことを 明かす。 狡噛を失い、父も・・・。 彼自身も、また周囲にいる人間も悲しみに突き落とされる。 監視官は執行官を盾にして心を守る。 征陸の言葉に考えを巡らせる朱。 まだシステムがしっかり構築できていない頃、刑事が潜在犯になることが 多かった。 悲しみを繰り返さないために・・・。 狡噛も・・・ただ今は「マキシマ」しか目に入っていない。 ということで、狡噛と宜野座は互いに予防線を張って反発しあい ながら互いを守るように仕向けているのですね。 その奥底にどんな感情があろうと二度と同じ思いをしたくない。 宜野座も狡噛も同じように失い、傷つき、苦しんできた。 親友を奪った事件と、親友が残した「マキシマ」が 繋がってきた。 「マキシマ」は狡噛に何やら”愉悦”を感じているようです。 fc2サイト記事はこちら♪ TB URLはこちら♪ http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/971-ee71e088
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