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テーマ:アニメあれこれ(25353)
カテゴリ:ノイタミナ
人が人らしく生きるために。
家畜のような惰眠から目を覚ましてやるために。 「甘い毒」 あらすじは公式からです。 セキュリティシステムの監視下で、白昼堂々殺人事件が起こった。 現場に駆けつけた朱たちは、犯人のサイコパスが犯行中もクリアカラーを 計測していたことを知る。 新たな犯行の裏には槙島の恐ろしい計略があって……。 ********************************** この社会はサイコパスがクリアカラーの者しか存在しない。 だから犯罪なんて有り得ない。 そういう前提で築かれた社会。 だからって 目の前で起こったあんな事件を動画で撮るの!? 恐ろしいと思いました! 今のご時世、よく周囲の人の無関心が叫ばれていますが、 それとは全く違うスルーの仕方ですよね。 「人は疑ってかかれ。」 自分も巻き込まれる、反撃されるんじゃないか。 そういう警戒心が素通りも生むのですが、逆に防衛につながることも確か。 だから「昔は鍵をかけて生活していた。」と征陸は言っていました。 シビュラの管理下では全て、サイマティック・スキャン、色相検査に お任せなのですね。 見ていて公安の皆さんが正常と異常な感覚の狭間にいることが 良く分かりました。 システムの穴に気づいてしまったら、ほんといつ色相が濁っても おかしくはない。 犯人を追いつめる、異常なのはあいつら、正義を守るのは公安である自分。 犯罪者に対して一瞬でも殺意が混じれば、監視官は執行官に変わる。 で、狡噛さん・・・ 犯罪係数282!!! って、上がり過ぎ。(苦笑) 彼が猟犬のように犯人を追いつめるシーンが良く出ますが ここまで上がってしまうのですね。 逆に朱はあの緊張感の中にあっても 32!!! なんという違いでしょう。 そうするとOPとかにあるように槇島を挟んで朱が狡噛を撃ってしまう、 そんな展開もあり・・・なのかもですね。 あー、コウには生き残って欲しいものです。 ヘルメットを使った薬局強盗殺人事件と繁華街での殺人。 カメラに映っているのは同じヘルメットを被った人物。 色相はパスしている。 後からデータを改竄する余裕もない。 槇島のような男が犯人だったら・・・。 朱は自信を喪失しているようですね。 気付いて励ます狡噛さん、グッジョブ! 逆に宜野座は一瞬、複雑な表情。 局長からそうした存在がいる、と聞かされてしまいましたから。 「パニックになる。」 局長はだから宜野座に口止めした。 朱もすぐその事に気づいたことに宜野座はどう思ったでしょうか。 路上の殺人事件、現金輸送車強奪事件。 二手に分かれて捜査にあたる公安の皆さん。 狡噛は路上殺人の犯人と周囲のエリア・ストレスの推移の数値の 経緯が酷似していることに気づく。 さらに被害者の知り合いの中で外出していない人物を志恩に依頼して 割り出してもらう。 女はおだてりゃいいと思ってるの!?(笑) 狡噛さんなら許す!(爆) 割り出した容疑者・伊藤のアパートに踏み込むとビンゴ! 被害者に対する殺意に満ち満ちた部屋。 朱がベランダに踏み込もうとするといたー!!! 犯罪係数32! 朱も32! ヘルメットが周囲で色相が濁っていない者を特定しコピーするのだ! 周囲に人がいない場所に誘導を依頼する狡噛! 協力する征陸と志恩。 朱はサイコパスをコピーされるので近づけない。 人がいないエリアで伊藤を追い込んだ狡噛と征陸。 伊藤のヘルメットが狡噛の数値をコピーする。 282! ドミネーター処分は下された。 征陸が苦笑するのも無理ない数値ですね。 後ろから見ていた朱の複雑そうな表情が気になりました。 現金輸送車強奪犯3人と一緒にいるのは槇島。 当然、犯罪は成立した。 が、犯人たちは槇島を処分して金を奪おうとした!!! 武闘派な槇島さん!!! 「ああ……、本当に嘆かわしいことだ……」 システムに支配された社会で飼われる人間と、欲にまみれた人間と。 生きている証と向き合いながら戦う監視官、執行官は確かに”生きている。” 彼らに興味を持つのも分かるような気がしました。 fc2サイト記事はこちら♪ TB URLはこちら♪ http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/1038-94e7b2a1
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