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テーマ:アニメあれこれ(25344)
カテゴリ:ノイタミナ
選べ、全能の愉悦を、世界を統べる快感を。
「鉄の腸」 あらすじは公式からです。 槙島の逮捕により、市街の混乱は一応の収束を見せた。 公安局は消息をつかめなくなった縢を逃亡犯として断定し一係に 縢の捜索を命じる。 槙島を目前にしながら圧倒的な組織の論理に、狡噛たちは行く手を阻まれて……。 ********************************* 公式にある公安局長・禾生の言葉・・・ 「他者の脳と認識を共有し、理解力と判断力を拡張されることの全能感。 神話に登場する預言者の気分だよ。 何もかもがわかる。 界のすべてを自分の支配下に感じる」 明かされたシビュラ・システムの中枢、縢とグソンがたどり着いた場所に あったのは、無数に集められた人の脳でした。 機械で人のサイコパス、さらに社会を統制していくにはどうしても 足りない要素が出てくる。 機械がチェックできるのはせいぜい、サイコスキャナーによる色相チェックと 犯罪係数の測定くらい。 イレギュラーな案件、イレギュラーな要素に対して、成長しなければ ならないシビュラは公安を使って不確定要素を取り込み、システムの 成長を図っていたのですね。 三年前・・・標本事件で公安に逮捕され、処遇が分からなくなっていた 藤間はなんと禾生の姿を得て、槇島の前に現れた。 脳がユニット化されているならシビュラシステムとなった人間の身体に 入り込んだり、精神を取り替えたりすることもできる。 そうして、システムを構築する人間と認識を共有し、判断力・理解力を 全能の神として振るっていく。 (マクロスFのグレイスに似てる感じ?笑) 時に現れる免罪体質の人間はシステムのイレギュラーそのもの。 だから懐柔するためにてっとり早く公安の禾生になって捕獲しようと したのですね。 強権を発動して槇島を取り込んでしまえば良かったのに、見知った間柄 だったのが甘さとなったのか。 槇島はパーツになることを拒否。 例え自我が保たれていても・・・。 分かるような気がしますね。 槇島を生きて捕縛する。 ギノは完全に中間管理職で(苦笑)、執行官が命を張って拘束した 槇島が処分されない、なんて口が裂けても言えないですね。 征陸に「馴れ馴れしいぞ、執行官」ともう一度、一線を画したのは そのせいでしょうか。 街の動乱は収まったものの、何かモヤモヤしたものを抱えた朱たちは ギノの報告で槇島が自分たちの手の届かないところで裁かれることを 知り、大ショック!!! 佐々山も、行方不明の縢もアイツのせいなのにね。 ここでトップに食い込もうとする熱血に走れないギノ・・・ 情けない、というか過去、仲間、父親が執行官になっているので 相当、自重しているのだと感じます。 縢が逃亡扱いになっていることも。 その縢のドミネーターはノナタワーから離れたところから見つかる。 ノナタワーに行った朱と狡噛は縢の身体・・・死体を発見することが できなかった。 死体も残らないような事件に巻き込まれたのだとしたら・・・。 狡噛は怒りを抑えることができない。 禾生と会った槇島はシビュラ・システムの全容を知る。 禾生はグソンが持っていたカメラを拾っていたのですね。 縢もシステムの中枢を見たからには生かしておけない? あの時、強制的にドミネーターがなぜデコンポーザーになったのか、 そういう判断をされから? 選択の時が来た。 シビュラシステムの一員となって神の領域に入る瞬間が。 しかし・・ 「詰めが甘い。」 槇島は申し出を断らないだろう、と公安ではない場所で 話を切り出したのがまずかった。 ここなら脱出できる。 全身サイボーグ化された禾生を 破壊しまくる槇島!!! 死の瞬間は機械になっても恐ろしいか? 審判には興味が無い。 人生という試合を楽しめないから。 プレーヤーとして参加し続けたい。 爆発する輸送機!!! 「命を懸けて守るほどのものでもない。」 槇島から電話連絡を受けた狡噛は宜野座から槇島の輸送機が 墜落したことを知る。 ということで・・・ 槇島が朱のヘルメット攻撃で捕縛されたのは失態、と思いましたが これも彼の計画通り? すぐには殺されない→逃げる算段はしていたとは思いますけどね。 社会のルールを人が考えて成熟させることを放棄した時から シビュラがかわりに進化することを選んだ。 それは間違いではないのだろうけど、やはり人そのものを退化させる 危険なものだと思いました。 そして感情を失っていく、ね。 槇島も、狡噛も感情と理性の狭間で生きていくことを願っている。 狡噛の溜め込まれた憎しみと怒りはどうなっていくのでしょうか? fc2サイト記事はこちら♪ TB URLはこちら♪ http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/1073-58ce46ed
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