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テーマ:アニメあれこれ(25382)
カテゴリ:ノイタミナ
信念を曲げるな。
その時は迷いなくオレを撃て。 「水に書いた約束」 あらすじは公式からです。 槙島が逃亡した。槙島の再逮捕を命じられた一係だったが、 狡噛だけはその捜査から外されてしまう。 槙島、公安局、そして一係の刑事たち、それぞれの思惑が音を立て きしみ始める中、狡噛の中にはある決意が宿って……。 ******************************** 監視官として上層部の言うままに流されるか、執行官となって 監視官の手足になって働くか。 今までの物語を見ていると、新人の朱より宜野座のほうが揺らいでいる、 おまけに執行官として生きている狡噛や征陸のほうが自分に正直に 生きているように感じます。 宜野座を縛るものは父親、仲間が皆、執行官となり、シビュラの 下では落ちこぼれになってしまったということ。 さらに自分でさえも危うい犯罪係数を抱えている。 自分はそうなりたくない、そうなってはいけない、と考え、多分、 父親の征陸からもそう言われてきたけれど、如何せん彼には刑事特有の 吸覚が無かったんですねえ。 シビュラによって与えられた自分を生かす職業のはずなのに、 芽が出ない。 ただ職務を忠実に果たすだけの自分と才ある部下と新人を抱え、 彼の苦悩は深まるばかり・・・。 でも、彼がそれでもねじ曲がってしまわないのは自分を客観的に 見られること、多分、優しい性格なのだということではないでしょうか。 宜野座のターンはまだ来ておらず、おやっさんに何となくフラグが 立った感じの今回。 ギノが雁夜オジサン@FATEみたいになるんじゃないかと心配に なってしまいました。 槇島を何としても引き入れたい局長(殺されてなかったんだ!まあ、 身体のスペアはいくらでもありますよね。)は重ねて宜野座に 彼の捕縛を最優先に仕事を振り向ける。 殺意を持っている狡噛は係から外れることに。 狡噛は上層部が槇島を保護することを目的にしていると憤慨するが ここで言っても仕方がない。 多分、槇島はシビュラの上層部にたどり着いたはずなのだ。 だからこそ・・・。 席を外した狡噛を追いかける朱。 シビュラで裁けないなら旧態の裁きを復活するべき。 あくまでも槇島を法で裁くことを主張する朱ともう感情でしか 槇島を見ることができない狡噛。 「それは法の執行ではありません。」 殺人者が増えるだけ、と言った朱の瞳は真っ直ぐ狡噛を 捉える。 悔しいけど、やるべき事は正義の執行と秩序の維持。 自分は刑事としてありたい。 それを教えてくれたのは狡噛。 「これからもずっと刑事でいてくれますか? そう私に約束してくれますか?」 「ああ・・・。」 返事をする狡噛。 残された征陸と宜野座。 ため息をつきながらちょっぴり親子の会話ですね。 「伸元。」 おおッ!名前で呼んだ♪ 親心ですよね。 もう一監視官には手におえないほどのヤマ。 ならば矛盾と葛藤を抱えるよりはやり過ごせばいい。 信念なき「酷いアドバイス」だけどね。 でも、このままかつての僚友を見捨てるわけにはいかない。 宜野座なりに一生懸命考えたのが刑事課一係と二係で刑事を 応援、交換すること。 二係はかがりんを追う仕事をしていたのですね。 ところがそれも阻止しにやってくる局長!!! 執念です!! 宜野座を丸め込んで、非の打ちどころのない正義を示せと!? ドミネーターを構える宜野座。 局長が手を添えると変形!!! このままでは狡噛は姿を失ってしまう・・・。 撃ったのは朱!!! 犯罪係数300以下ならパラライザーモード。 これなら局長も反論はできないですね。 メンテナンスに出せとまで言われてしまったあ! 麻酔から覚めた狡噛は側にいた朱を起こさないように言って、 志恩が作業をしているヘルメットに近づく。 眠っている娘はもう一人前の監視官。 そう感じる狡噛と志恩。 ヘルメットが使えないようシビュラの体勢が整うのは六日後。 その間に・・・狡噛はシビュラ監視下から逃れるつもりだった。 法の、枠の外へ。 槇島を裁けないと言うなら。 志恩は別れになると気づいていたのですね。 寝れば良かった? 確かに気が合わないような気がします。(苦笑) 狡噛さんの好みのタイプでも無かったのか。 (そういえば下着の上下をそろえる人でしたね!!!←しつこく覚えてる。笑) 征陸からは餞別の一杯と鍵を受け取る。 必ず役に立つはず。 槇島を逃さない覚悟の狡噛。 けど朱には伝えておくように。 置手紙。 「すまないが約束は守れない。」 何としても槇島を捕え、死を。 今度、会う時はドミネーターを迷うことなく構え、裁きを。 「アンタの下で働けて良かった。礼を言う。」 涙をこぼす朱。 ということで狡噛はついに組織を離れ、行ってしまいました。 本当なら槇島を裁くはずのシビュラと上層部が何故か庇って いるのだから。 信念のままに生きるのがこの時代、どんなに難しいことか。 行き過ぎた管理は人の欲望も罪にしてしまう。 「刑事であること」それを忘れなければ、狡噛は槇島、朱を 前にしたOPのような状況になっても自身を見失うようなことは無い のではないでしょうか? ニトロ脚本ではもっと悲惨な状況が用意されていると思います。 生き残るのは誰でしょう? 今回、作画が・・・でお詫びのつぶやきが監督さんと演出さんからありましたが まあ、ジャンプアニメでは良くあることです。(苦笑) 作品として完璧を求める監督さんの心意気は十分、受け止めることが できましてよ。 ![]() ![]() fc2サイト記事はこちら♪ TB URLはこちら♪ http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/1084-0d97f7be
最終更新日
2013年02月24日 16時04分59秒
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