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カテゴリ:映画
4月27日から公開されている映画「図書館戦争」を見てきました。
(あらすじ) メディアに対する取り締まりを正当化する法律“メディア良化法”が 施行されてから30年がたった日本。 読書の自由を守るための自衛組織“図書隊”の隊員にかつて助けて もらった笠原郁(榮倉奈々)は、憧れの図書隊員になる。 担当教官・堂上篤(岡田准一)の厳しい指導を受け、女性で初めて 図書特殊部隊に配属された郁。 そんなある日、図書隊とメディア良化委員会の対決が避けられない出来事が起きる。 ************************************ 映画公式HPはこちら♪ ちなみに原作は未読です。 ノイタミナ枠放映のアニメ、劇場版の「革命のつばさ」は視聴済みです。 公開前に放映された「GWにもっと楽しめるSP」と有川先生がご出演された 「トップランナー」も見ることができました。 (ネッ友様、ありがとうございます!) 映画は二回、見に行きました。 一人で、と家族と二人でです。(笑) そのどちらでも見終わった後に聞いた声は 「岡田くん、かっこ良かったあ!!!」 それは何より♪ そうやってこの作品は楽しむべき、と改めて実感しましたね。 アニメを見ていた私は、旦那に説明する時に 「設定を受け入れられれば面白い」 と言いました。 アニメが放映されたのは5年前の2008年4月からでした。 この頃は私もとんがってて、多分、綴っていたアニメ感想では あまり良い感想を書いていなかったと思います。 (笑、読み返したくないです。) 基本は「LOVE&ミリタリー」 女の子にも男の子にも受け入れられる要素を持ったライトノベル。 その大前提を受け入れてこそ楽しめる作品である、と割り切って 見ることができたように思います。 「トップランナー」で有川先生は映画「大脱走」が好きだった、とおっしゃって いました。 その通り、「大脱走」もこの作品も「エンターテイメント」なんですよね。 だからこの作品もそうして楽しむべきなのですが、設定が日本ということが 一番ネックになっていたのでアニメ放映時は割り切れないものを感じつつ 見ていたわけです。 アニメ放映時に感じていたモヤモヤは・・・ 「本のために戦争までするのか」 「税金で軍隊を運営するのか」 「二重の法律がまかり通っていていいのか」 「警察は静観しているだけの組織なのか」 とこれだけ疑問を抱えていたわけで。(^^ゞ) けれど、有川先生はこうもおっしゃってました。 自分は「目の前で起こっている映像を視聴者として文章化している感じ」 なのだと。 だから時々、私達の考えを代弁するような台詞がちょいちょい入ってる。 (映画脚本だけかもしれませんが。) 「戦争ごっこをしたいだけじゃないのか?」 「たかが本のために!?」 とかね。 それで作品を見た私達が「思想や表現の自由」をメッセージとして受け取った なら、それはそれでいいのではないでしょうか。 見た(読んだ)私達が心得ていればいいのですから。 もしも設定が日本でなく、どこか空想の場所になってしまったら もうそれは「遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・」な映画と変わりなく なってしまうでしょう。(笑) 分かって描かれているのだ、と割り切れてからは楽しんだ者勝ち、と 思うようになりました。 楽しめ、LOVE&ミリタリー♪ で、ツボったのが ツンデレな”怒れるチビ”♪ 主演のお二人、岡田クンと榮倉奈々ちゃんは「ダ・ヴィンチ」で企画された 「読者が選ぶ誌上キャスティング」で一位になっただけあってアニメの先入観が あった私でもイメージ、ぴったりでした! 柴崎役の栗山千明ちゃん、小牧役の田中圭君、手塚役の福士君ももちろん、 尾井谷(メディア良化隊長)の相島一之さんもぴったり!!! 一番、驚いたのは岡田君のアクション力ですね。 「SP」の劇場版かな、それを何気にTVで見てほーほー、と思っていましたが 今作でのタイマンの格闘シーンもビシバシ!!! さすが、インストラクター資格もお持ちだと感服しました! 奈々ちゃんは郁のイメージ・・・スレンダーな長身にぴったり! うらやましーです!!! ドロップキック! をかまして堂上さんに畳を拝ませたところはおおッ!ってなりましたね。 ここも批評で良く「上官にそんなことできるか!」なシーンですが 何故か少女漫画や乙女ゲーでそういう規格外な女子に慣れている私には OKなキャラでした。(笑) 映画は原作一巻、アニメ12話シリーズと同じ、「稲嶺(映画では仁科)司令誘拐事件」 までが描かれています。 サバイバル訓練、射撃訓練、屋外訓練シーンが満載!!! 今、TVで放映されている「空飛ぶ広報室」でカメラマンさんが 戦闘機やヘリコプターを見てノリノリになるシーンがありますが あれと同じ感覚になりますね。 かっこいいものはかっこいい!!! もちろん、制服萌えだって!!! 「お前達心が広いな」・・・堂上はそう言って郁を女として見ていないことを 主張しますが、野営訓練で暴風に飛ばされそうになったテントの中でふと、 郁を女と意識する場面は恋愛モード全開でキュンキュンしました♪ 郁が憧れた図書隊員は堂上その人なわけですが、彼自身は過去の自分の 青さを悔いているわけですよね。 その時の自分を 「王子様・・・」 と言われてポカン!となる岡田君の表情が良い!!!(^^) 側でニヤニヤしている小牧@田中くんにも爆笑しましたよ! 上司と部下の恋愛モードで萌えるのは、私の中では基本「エースをねらえ!」の 宗方コーチと岡ひろみの関係です。(爆) 「女の成長を妨げるような愛し方をするな。」 まさにこれだよね!!! 郁がちゃんと図書隊員の使命感を自覚するようになってからは 一人前に育て上げようと厳しくも優しい言動で導いていく。 チラチラ見えるデレな部分・・・得意技「アホか、貴様!」の後の 「頼むから!!!」 ゴロゴロ!!! ちゃんと部下と認めていたはずなのに、小田原での作戦行動では 郁を外してしまう心の揺らぎはたまらないですね! 郁もセオリーではいまいちな成績でも、臨機応変、機転がきくキャラに なっているので、だから手塚も惹かれたんですよね。 後で柴崎と良い感じになってたように思いますが♪ 小田原での攻防戦はすごい迫力がありました! 仲間が倒れ、一瞬ですが殺意が巡りそうになる岡田くんのシーンに ドキドキ!!! 同じ戦場に戦友・小牧がいるのは心強いです。 撤収したところで郁が誘拐事件に巻き込まれたと知って居ても立っても いられず現場に向かおうとする堂上! 小牧とともに現場に急行! メディア良化法賛同団体との戦闘シーンにはさらにドキドキ!!! 奈々ちゃんも身体を投げ出しての戦闘!!! 二人の奮闘で見事、窮地を乗り切って事件は解決。 最後の図書隊が駆けつけたところでやっと一息・・・。 はあ~、分かっていても緊張、緊張! ラスト・シーン・・・頭に乗せた手の感覚で「王子様」は堂上教官なのだと 分かった郁・・・ ここで終わりかいいいいいい!!! それからの二人をぜひ見たいのでまた映画化して欲しいと思いました。 ツンツンデレ・・・がツンデレに格上げされた堂上@岡田くんををぜひぜひ♪ で、その先の「革命のつばさ」も楽しかったです。 二人の距離がぐっと縮まっていて、眼鏡ケースの事とか事件が 解決したら「好き」っていうとか、何コレ、もううううう!!!です!(^^) 部下だから優しくしてくれる・・・堂上が自分をどう思っているか自信が 無い郁は「上司と部下」の関係で片づけようとするけれど、命を懸けた 任務になって恋愛も悔いのないようやり遂げようと思うのですね。 そうそう、言わなきゃ伝わらない事、たくさんある! いきなりキッスまでしちゃいましたが。(笑) 堂上はすでに病院で待機中。 シーツが干された屋上でのラスト・シーン・・・ニヤニヤが止まりませんでした! アニメ版の魅力は何と言っても有川先生お墨付きの堂上@前野くんヴォイスに 尽きます! 特番でも「トップランナー」でもアニメとは局が違うのに起用されていて キャラとのシンクロ度が半端ないことを再び実感しました♪ 図書カードがたまっていたので原作を買いました。 時間ができたら読み始めようと思います。 fc2サイト記事はこちら♪ TB URLはこちら♪ http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/1203-b63c68a3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月22日 16時02分13秒
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