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おぼろ二次元日記

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2013年09月16日
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テーマ:アニメ!!(3877)
必要なのは星を思う気持ち、強き願い。



「遥かなる約束の地」

あらすじは公式からです。

ガミラスとの死闘の果てにイスカンダルへと到達したヤマト。
イスカンダルの女王スターシャと謁見するヤマトクルーに、
彼女は思いもよらぬことを告げるのであった・・・。




**********************************



「ありがとう、・・・以上だ。」

「ヤマトの皆さんを誘導いたします。

皆さんにはイスカンダル星のマザータウンの港に降りて頂きます 。

計器を私の指示に合わせて下さい。


現在、地上の気圧は980ミリバール、気温、20度・・・」



これが旧作の沖田艦長とスターシャの台詞だったと思います。


思い出して泣けるーーーー!!!


旧作とはガミラス本星の戦いが全く違いましたが、やっとたどり着いたイスカンダル。
16万8千光年の彼方の旅の終わりはやはり涙なくしては見られないものでした!


そして違うといえば「コスモリバースシステム」。
旧作「コスモクリーナーD」は放射能除去装置で完全にメカ、でしたが
今度の「コスモリバースシステム」は人の想いや願いを必要とした
ものだったのですね。
そしてそれを起動する鍵となったのがある人の魂・・・。
旧作でもあっと思ったあの人の場面がこちららでも描かれました。




青いイスカンダルにたどり着いたヤマト。
降下していくシーンは本当に感動的です。
アンカーを降ろして迎えを待つヤマト。
やってきたのはガミロイドと同じですが優雅な仕様になっているお迎えですね。



スターシャと面会するのは真田、古代、新見、ユリーシャ、そして雪。
もしもユリーシャが目覚めていなかったらスターシャの反応はさらに違った
ものになっていたかもしれませんね。
サーシャも失っていますし。
ユリーシャは「見るだけ」と言っていましたが、ヤマトの人々の戦いを見て、聞いて
体験して弁護してくれることになりました。


しかし、スターシャが気にしているのは波動エネルギーを武器に転用したこと。
ユリーシャは「身を守るため」と言ってくれましたが、スターシャは何か
まだ思うところがある様子。
その理由は後で明らかにされますが・・・。



「コスモリバースシステム」は渡せない。
で、ヤマトの皆さん、そこで泳いで気晴らしですかあ!?
旧作で藪たちが先導して脱走を図る方がリアルな反応だと思いますが。
ここで水着回にしよう!という意見具申が通ってしまったようで。(^^ゞ)
まあ、釣りをする徳川さん&加藤、カナヅチのままの怜ちゃん@Free!な
篠原(中の人つながり)を楽しんでおこうと思います♪←女子スルー



ヒスからガミラス本星でのヤマトの報告を聞くスターシャ。
「その行動で」
ユリーシャが言ったようにガミラス本星を救った行動は大いにヤマトに
加点される要素だと思います。



「約束するよ。

君の願いは私がかなえてみせる。」



デスラ―はイスカンダル人が持つアイデンティティ・・・あまねく星々の
救済と彼なりのやり方で遂げようとしていたと思われます。
例え、それが恐怖による圧政、血で染める支配だったとしても。
だからイスカンダルとの統合を目の前にした時、全ての罪=ガミラス本星を切り捨てて
新しい自分になってイスカンダルに赴くつもりだったのでは。
もちろん、スターシャがそんな自分を受け入れてくれるかどうか、
なんて先は見えていたとは思いますけどね。



「その身を守るため、生き抜くためでした。」
デスラ―のやり方が分かっているならスターシャは早々に決意すべきなのに。
そうできなかった訳があることが分かります。



海を眺める沖田艦長、佐渡先生、アナライザー。
軽口をたたく佐渡先生とアナライザーの会話でもなんだか泣けてきてしまう・・・。
艦長はもう・・・ね。
ずっと床にいなければならないほどなのですから。



コスモリバースシステムの事は雪にユリーシャが説明する形になっています。
必要なのは「星のエレメント」。
星の進化や歴史を刻み、星の想いを宿したもの。
つまり「ヤマト」そのものがイスカンダルに来ることが必要だった。
だから届けることができなかったのだと。



やっと沖田の元を訪れるスターシャ。
かつて波動砲を作ったのはイスカンダル人も同じだった。
マゼランの星々を支配し、滅ぼしていった過去の歴史を繰り返さないように。
だから技術供与はしなかった。
それを守って欲しいと言うスターシャ。
ヤマトはコスモリバースシステムそのものになるべく作り替えられる。


メルダもまたこれからのガミラスの行方に思いを馳せる。
地球の事が終わったら次は・・・ユリーシャの瞳はガミラスを見ている
ようですね。


スターシャに声をかけられ、古代君は墓地へと誘われる。
もうこの星には自分とユリーシャ、二人しか残っていない。
悲しい星。
墓石に刻まれていた「石津英二」の名前、そして


「古代 守」


撃墜されエンケラドゥスに不時着していた「ゆきかぜ」に守の遺体は無かった。
ガミラスが生態サンプルとして連れ去っていたのですね。
これは旧作でもスターシャが同じことを語っていたように思います。
が、捕虜護送船は事故に遭い、イスカンダルに不時着。
一命はとりとめたものの守の身体は永らえることができなかった。



映像データを受け取り、皆と一緒に兄のメッセージを聞く古代君。
なんとしても青い地球を瞳に焼き付けて欲しい。
古代君は兄の魂とともに帰還することを強く決意したでしょうね。
しかし、兄の死を何度も認識するのはツライ・・・。
墓の前でうなだれる彼の気持を思うとツライです。


悲しいのはスターシャも同じで、どうやら輝く球体・・・
あれが守の生体エネルギーでコスモリバースシステムの起動装置になる
もののようです。
これを手放すのが嫌で、渡すのを渋っていたとも思われます。
二人の間に何が・・・はこれもラストで分かりますね。




地球に帰ろう。
これからは自分たちの手で地球を救うのだ。
ユリーシャはメルダとともにガミラスに赴くことを決めました。
ユリーシャからもう一人の自分・・・雪にはあの青い花「青水晶の花」が
手渡されます。
「秘めた命、秘めた思い」。



別れの握手をする古代君とメルダ。
メルダと友情で結ばれた玲。


「帰ろう、故郷へ!」


守の死を悲しんでいた新見も最後の別れですね。
彼の想いをかなえるためにも地球に生きて戻らなければ。


波動砲に蓋をされたヤマトはちょっと笑えます。(^^ゞ)
自動航法室にはコスモリバースシステムが。
ヤマトはそのまま地球を救うシステムに生まれ変わりました。
人々も変わった・・・異星人とも理解し合えるのだと。



見送るメルダとユリーシャ。
スターシャはそっとお腹に手を当てる・・・


命の危機!!!といってもやることは

やっていた古代 守!!!



さすがタラシ成分満載なお兄さんだと思ってました。(^^ゞ)
ま、結果的に二人の間に子供ができた、というのは同じですからね。
(それでいいのか!?笑)


という事で、大体の伏線は明らかにはなりましたが、個人的には水着よりも
デスラ―、スターシャの思いの描写、ユリーシャと雪の関係をはっきりと
描いてくれたほうが良かったなあ、なんて思ったり。
「もう一人の自分」・・・百合亜みたいに精神感応能力に優れた媒体でなければ
憑依すると記憶が無くなる?雪の記憶喪失はユリーシャが一時的に宿ったショックで
そうなった、と思ったのですがどうでしょうか?



帰路を急ぐヤマト。
ラストまで目が離せないのは同じようで!?









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最終更新日  2013年09月18日 10時24分54秒
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