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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:タイタニア・エウレカ・ヤマト
ヤマトは還ってきた。
人々の思い、星の記憶を積んで。 「青い星の記憶」 地球を目前にしたヤマト。 艦内ではさまざまなドラマが展開していた。 伴侶を得る者、新たなる生命の息吹、そして・・・。 赤く焼け爛れた地球を再び見上げるクルー達にある奇蹟が起ころうとしていた。 ************************************ まずはヤマトの帰還、おめでとうございます! 劇場で先に本編視聴していたとはいえ、無事、任務を果たし、青い地球を目にした時は またまた涙が出ました! というか、悲嘆にくれる古代君、沖田艦長の最期のシーンですでに涙腺崩壊していた のですが・・・。(;;) 沖田艦長で思ったのはやはり今年三月にお亡くなりになった声優・納谷吾郎さんの ことでした。 新たなヤマトがその年に発進し、帰還したことに改めて感慨を覚えました。 旧作では沖田艦長の命がコスモクリーナーの起動で命を落とした雪の 命を救うのですが、命の連鎖は2199では古代守も含めて、さらに 命が巡る表現になりました。 これもコスモリバースが生体エネルギーを必要とする装置に改変されて いたから表現できたことですね。 装置自体がファンタジーなものになってしまったので、起こった奇蹟も ファンタジー・・・という印象は受けましたが、ずっと2199は 999っぽい要素を含んでここまで来たので残念ながらクレジットされない 松本先生へのリスペクトを十分に感じることができました。 雪の救命装置入りから死まで。 泣き笑いのような表情の古代くんを見るのがツライ! 島君の心配そうな顔を見るのもツライです。 この回の小野Dの演技には感動しまくりでした! 相原が父の死を知って落ち込むところは旧作でホームシックにかかってしまった 彼のエピソードを思い起こさせてくれます。 叱咤激励したり、笑顔を絶やさない古代君。 しかし、雪が眠る装置の前では・・・ううう・・・。 地球はもう目前。 古代君を慮る加藤はいいのですが・・・ やることはやる、二人目がなんと加藤!!! 古代守に続いて、ですよね!!! これはちょっとレッド・カードじゃないんですかー!? 坊主で、しかも隊長なのにさ!!! 軟派な感じの篠原のほうが実は手堅い、ということが良く 分かりました。(^^ゞ)ま、真琴に押し倒されたんだろうけどwww しかし、規律とか倫理観とか状況とか考えればこれはNGだよね。 しかし・・・何か「進撃の巨人」とか見ていたら、こういう状況の ほうが人類子孫を残したくなる本能が働くかも!?なんて考えてしまい ました。 それじゃ本能フリーダム過ぎるかもしれませんがwww 旧作のヤマトは「地球を救う」という大義名分に殉ずる皆の姿が ストイックでツボったんだけど(軍なんだからね。)、今回は徳川さんが 島に語ったように「家族がいる地球に帰る」、個人の強い願いが必要な シリーズになったと思う。 「生きてあの星に帰ろう」という強い願い。 それこそがコスモリバースの核になり得る星への思い。 古代君については彼は天涯孤独の身になってしまったから 「必ず一緒に地球に帰ろうと思う存在」ができたことで生きる 原動力になったはず・・・なのに・・・。(涙) 命は回る。 スターシャや真琴に新しい命が宿ったように魂も巡る。 悲しむ弟のために守兄さんはここで自分の命を使うのだね。 地球よりも弟なのかい!?と思ったけど、多分、沖田の命が 燃え尽きようとしているのを知っていたと思うから。 青水晶の花が開く。 雪の命が復活!!! 古代君と感動の抱擁、そしてキッス。 「地球か、何もかも皆、懐かしい・・・。」 艦長・・・! 佐渡先生が敬礼をする姿がまた・・・涙。 眼前には赤い地球。 古代君と雪が艦橋に戻ると皆の祝福が! 沖田の命で地球が救われる。 佐渡先生の涙が悲しみから喜びに変わる。 それで大団円だと思いました。 OP・ED・・・劇場では佐々木ヤマトと奈々様の歌で大いに感動しました。 TVはタイアップとかあるから簡単には変更できなかったのかもですね。 まとめて・・・ 水着やら結婚式やら、よりも総統の気持ちであるとかユリーシャと 雪の関係は、とか土方が知ってるであろう真実とかもっとちゃんと 教えてちょーだいー!な部分は残ったけど、個人的には満足な ラストでした。 劇場版からTV放映版まで全てに納得したわけじゃない、な感想が 多かったので皆、残った思いがそれぞれあるってことでしょう。 萌えが目につく、と何度か書きましたが、多分、男の子目線をメインにした ヤマトだったのでしょうね。 某ビールのCMみたいに。(^^ゞ) でも、古いファンから言わせていただくなら、「さらば・・・」で夜中から 並んだファンの列に女の子もいたこと、そんな女子にも支えられてヤマトは ここまで来たということをスタッフさんには忘れていただきたくないと 思いました。 それでも紆余曲折ありましたが新見女史、玲、メルダ、ユリーシャと女の子が かっこいいお仕事をしてくれたのは嬉しかった! これは当世風だし、女性キャラが雪くらいしかいなかった旧作よりも 現実的な描写になったと思います。 旧作をスタッフが個人の趣味で作り替えただけ、という意見も見るけど 例え、そうでもスタッフのヤマト愛が無ければ、ここまで来られなかったと 思います。 特に音楽の宮川先生ね。 お父様が楽譜に残していなかった、ということで掘り起こすのは本当に 大変だったろうと思います。 キャラデザインの結城さんは「天空のエスカフローネ」で大好きな アニメーターさんの一人。 「地球へ・・・」もやっていたけどあれは美麗パターンな絵を監督が 却下してああいう絵になったので彼のせいではないと思ってます。(^^ゞ) 松本先生テイストを残しつつ、今風に描いてくれたお仕事ぶりに 拍手。 声優さん・・・最近はクール&寡黙系が多かった小野Dの熱演に 感動しまくりでした! 菅生さんの「地球か・・・何もかもみな懐かしい・・・。」には 劇場では号泣しそうに・・・辺りからはすすり泣きの声もしてました。 あと真田さんを演じた芳忠さんも冷静キャラでかっこ良かった! ドメル@明夫さんもそうだけどヤマトは美麗なオヤジボイスの宝庫です! 堪能しました。 そして・・・2014年、劇場版完全新作決定!!! ネッ友様もおっしゃっておりましたが、ここまでのクォリティのヤマトが 発進したのですから、旧作にはしがらみのない形で見たい、と思っていました。 最終章だけ劇場で見た私が言うのも何ですが(^^ゞ)、ぜひ皆さんに大画面で あの戦闘シーンを味わっていただきたいと思います。 スタッフ・キャストの皆さん、とりあえずお疲れ様でした。 fc2サイト記事はこちら♪ TB URLはこちら♪ http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/1381-50acd5ce お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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