おぼろ二次元日記

2013/10/25(金)18:12

NARUTO疾風伝 #555「互いの木ノ葉」 感想

NARUTO疾風伝(259)

自分が何者か知りたかった。 僕は名前さえ分からなかったんだ・・・。 「互いの木ノ葉」 あらすじは公式からです。 仲間を殺してでも木ノ葉隠れの里を守ろうとしたイタチの意に反して、 木ノ葉隠れを潰そうとするサスケの行動はイタチに敵対している上、 かつて大蛇丸が成そうとした“木ノ葉崩し”の意志を継ぐ自分と目的が 同じだとカブトは語り、サスケを仲間に引き込もうとする。 だがサスケは木ノ葉を潰すのは自分の意志だとカブトを否定し、再び 戦闘が始まる。 同じスパイとして生きてきたカブトにかつての自分を重ねたイタチは、 自分を見つめ直せと説得するが…。 *********************************** 忍は「滅私奉公」、与えられた任務だけやっていればよい、と言われますが NARUTO世界では国の実権を握る大名よりも実質的に支配権を持って いるんですよね。 力は忍自身に宿り、それは禁術だったり、尾獣の力だったりするわけです。 力を示すことで己の存在を知ろうとする。 これは我愛羅でも鬼鮫でも語られたテーマでカブトが語るにはちょっと 遅かったかな、というのが正直な感想ですね。 カブトには普通に野心を持ってこの世界を渡り歩いて欲しかったですが、 大蛇丸が言ったように忍とは「術を極める者」・・・それこそがこの世界を 極めるという野心に憑りつかれ、己の姿形などにはなりふり構わぬ道を 選んでしまったわけです。 大蛇丸が手にできなかった写輪眼。 カブトは何としてもサスケを手に入れたいのですね。 カブトに何を言われようと、自分の木ノ葉崩しを遂行すると言うサスケ。 だが、「里がどんなに矛盾や闇を抱えていても自分は木ノ葉の うちはイタチ」と答えるイタチ! サスケに一言だけは伝えたい。 が、ちゃんと場を整えてから・・・その前にカブトを倒す! 兄弟連携で仕掛ける禁術、イザナミ!!! 運命を決める「イザナミ」を発動する前に仙法・無機転生で岩を操ったカブト!!! サスケを庇うイタチ・・・ ぎゃー!穢土転生でもイタチの身体に穴が開くのはツライ!!! 天照で反撃するサスケ! 攻撃は最大の防御にもなり得る。 イタチを守るサスケの姿に涙ですわ・・・。(;;) 六道仙人に限りなく近づき、この世界の盟主になるつもりのカブトに イタチは自分ができないことを認め、許すことができない奴は失敗すると諭す。 自分がまさにそうだった。 できない事を託す相手がいるということ、それに気づくべきだと・・・。 ナルトたち、木ノ葉の皆さんの姿にじーん・・・。 嘘で固められた道を共に歩んできたのに。 木ノ葉が自分たちに何をしてくれたのか? カブトの子供時代の回想・・・ 自分を拾ってくれて、カブトという名前をつけてくれたマザー。 挨拶も礼儀も笑顔も知らなかった自分に、感情というものをくれた。 時計が読めない、自分のことも分からない。 冷たい態度で接する修道女と違い、笑顔を向けてくれるマザー。 目が悪いと気づき、自分の眼鏡をそっとかけてくれた。 涙がこぼれた・・・それが出発・・・。 ということで、 禁術の嵐でしたねえ。(笑) 真実を知らない木ノ葉の忍に怒りを感じるサスケの場面はつらかったです。 そんな奴らのために、と思わないでもないですが元凶はやはりマダラに あるんですよね。 うちはの野心を悪いほうに蒸し返したのはマダラなのですから。 「里がどんなに矛盾や闇を抱えていても 自分は木ノ葉のうちはイタチ」 うううー、イタチーーー!!!(;;) 三代目が聞いたら、ほんと泣けてくるだろうなあ! 兄の強い気持ちをサスケはどう受け止めたでしょうか? 木ノ葉の社会保障面・・・つまり戦闘による孤児が多数いると思われる里で アカデミーにつながる前まではしっかりとした援助がなされているのかと 思ったらそうでもないのですね。 もちろん、ナルトがいた火影がいる御膝元の街では十分だったのかも しれませんが、カブトがいた辺境では悲惨な状況だったようです。 イタチとカブトの違い。 嘘で固められた心の中にあった信念と捨て去られた人としての感情。 人と人のつながりを語るナルト世界にあって異端の男はこのまま孤独で 終わるのでしょうか? 【送料無料】NARUTO-ナルトー 疾風伝 忍界大戦・彼方からの攻撃者 2 [ 竹内順子 ] 【送料無料・送料込み】 キャラクター アニメ カレンダー2014  【NARUTO-ナルト-疾風伝】2014... fc2サイト記事はこちら♪ TB URLはこちら♪ http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/1417-85502484

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