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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:アニメ
言葉にしなくても伝わってる。
この世界にはたくさんの想いが輝いている。 「海の色。大地の色。風の色。心の色。君の色。 ~Earth color a calm~」 意識を取り戻すまなか。 おじょし様の代わりになった美海を救うために、光は代わりに自分の好きな 気持ちを差し出すと!? ********************************** だ、誰かうろこ様EDを・・・! と思ってしまったのですが。(^^ゞ) 美海ちゃん、ぜひ! 誰かを好きになる気持ちは苦しくて、切なくて、激しくて、痛い。 でも、そんな気持を愛しいと思う自分を愛すること。 美海ちゃんは女神様のようになりましたねえ。 満たされない海神様の想いはおじょし様の形代を必要とし、好きな気持ちを 奪って、凪いだ平穏で変わりの無い海を求めたんですねえ。 まなかと美海が光を好だと思う気持ちは海に似ている。 「人を好きになるって最低だ!」 海神様も光と同じ痛みを味わった。 けれど、解けだした想いの中におじょし様の想いを見つけ、やっと真実を知ることが できた。 想いは変わっていくのだと。 変わっていた愛の在り処。 「光に伝えたい・・・。 こんな風に私を想って泣いてくれる人を好きになって良かったって。」 泣ける・・・。(;;) 美海ちゃんはもう、それだけで満足だったんだね。 御霊火がおじょし様を燃やし、シオシシオの街に火が灯る。 光の全てをかけた想いは美海に届き、おじょし様を必要としない、変化に富んだ 海が戻ってきた。 シオシシオの人たちも。 「ワシはうろこ、海神のうろこ。 おじょし様、貴女を永遠に愛している。」 うろこ様もーーー!切ない!!! シオシシオと陸の人間との間の子供たちはエナが失われるから陸に住むべき、と いう定説を美海も紡もくつがえして、新しい道ができたのですね。 変わっていく海の人々、陸の人々。 晃も早速、泳げるようになっていました。 変えられない運命なんて無い。 けど、変わらないものがあっていい。 俺達は自由だ。 紡とまなかが出会った時、私も運命の出会い、と思ったのですが。 次第に海の中でも自然に息ができるように光の隣にいる時のまなかの 様子を見て、ああ、彼女の居場所は光の隣なんだな、と思いましたね。 お気に入りの紡くんはどんどん男前になってかっこ良かったです。 意外な部分も色々あってオレンジジュースが好きだったり、魚面そを楽しそうに世話したり、 「また会おうね。」ってまなかと同じリアクションをしたり、好感度↑な キャラでしたわ♪ 2クールのうち前半は海の子供たちの「好き」の在り処を描き、 5年後、「好き」の選択肢を増やして大いに盛り上がった「凪あす」。 結果的に美海ちゃんがあぶれる事になってしまいましたが、「誰かを好きになった気持ち」の 痛みや苦しさは全員が抱えてこれからも生きていくわけですよね。 (紡はずっと失恋状態でいたところからの逆転。^^) 好きになるという気持ちを失ったまなかを見せて、「誰かを好きになる、大切に思う」という ことの素晴らしさをそれぞれに気付かせる、絶妙なストーリー展開だったと思います。 ストーリーや設定は完全に少女漫画、後半の主人公はほとんど美海ちゃんだったですしね。 でも、光、要、紡と男の子も配置し、男の子サイドから考える「好き」も 見ることができて、アニメはやはり性別を超えて皆で楽しめるもの、と そんな事も感じました。 童話の「人魚姫」は悲しい結末を迎えてしまいました。 人魚姫も王子を好きになって良かった・・・と最期は思えたのでしょうか? 「言葉にしなくても伝わってる」気持ちというのはとても素敵ですが、秘めた想いの 描写が多かっただけに逆に伝えたい気持ちはちゃんと言葉で伝えよう、とそう促されて いるような気もしました。 さゆちゃんがそうだったように。(^^) 様々な想いを海のように包み込んで終わった「凪あす」。 見ごたえのある作品でした。 スタッフの皆さん、お疲れ様でした。 次回のP.Aさんの作品が楽しみです。
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『愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!(by聖帝サウザー@北斗の拳)』
終盤はずっとこの台詞を思い浮かべていた80年代アニメ好きです(笑)。 しかし、やはり最近の恋愛ものはだいぶん複雑ですねえ。誰が誰と収まるかは最後まで観なければわからない。あだち充作品や高橋留美子作品などは途中で誤解やすれ違いなどあるものの(恋愛アニメでは当然ですが(苦笑))、最終的に落ち着くところは見えているので、観ている側としては安心して鑑賞できていた時代に比べ、この作品では人間ドラマの基本である“相互理解”が全く見えないためにどんな結末を迎えるのかが非常に気になりました。結果的に、ほっとする終わり方を迎えてくれて良かったのですが、自分のような古い人間には今風のラブストーリーは合わないのかなぁと少々寂しくもありました(苦笑) (2014年04月05日 02時00分37秒)
>アニメ好きさん
こんばんはー♪ >『愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!(by聖帝サウザー@北斗の拳)』 >終盤はずっとこの台詞を思い浮かべていた80年代アニメ好きです(笑)。 的確な台詞ですねえ!(^^) >しかし、やはり最近の恋愛ものはだいぶん複雑ですねえ。誰が誰と収まるかは最後まで観なければわからない。 最終回の二回前くらいまで誰と誰が・・・というのが分からなかったですね。しかもその間にドロドロがあったり無かったり。(^^ゞ) >あだち充作品や高橋留美子作品などは途中で誤解やすれ違いなどあるものの(恋愛アニメでは当然ですが(苦笑))、最終的に落ち着くところは見えているので、観ている側としては安心して鑑賞できていた時代に比べ、この作品では人間ドラマの基本である“相互理解”が全く見えないためにどんな結末を迎えるのかが非常に気になりました。 (キャラ)→(キャラ)→(キャラ)の一方通行関係が基本で、トレンディドラマ全盛期の気分を味わいました。(笑) まなか、美海とWヒロインにしたことも大きかったですね。 もどかしかったです。 >結果的に、ほっとする終わり方を迎えてくれて良かったのですが、自分のような古い人間には今風のラブストーリーは合わないのかなぁと少々寂しくもありました(苦笑) 群像劇でも主人公カップルは揺るがない・・・からゲームの影響等で選択肢が増えましたよね。(笑) もう少し光とまなかのラインが早く決まればもっと安心して視聴できたでしょう。 (2014年04月06日 00時30分30秒) |