2015/07/03(金)21:06
黒子のバスケ #75(最終話)「何度でも」 感想
「僕は影だ。」
光りと共に掴んだ栄光。
「何度でも」
あらすじは公式からです。
真のゾーンによってまさに一丸となって洛山につめよる誠凛。
しかし残り時間は40秒を切り、じわじわと終わりが近づいていた。
そのとき伊月から日向へと通った1本のパス。
日向は実渕の得意技である「地」のシュートを決め、ついに1点差に!
仲間たちの想いと共に運命のボールが黒子&火神に託された...!
勝利を手にするのは誠凛それとも洛山どちらか。
ウインターカップの頂点が決まる!
***************************************
終わってしまった・・・!!!(涙)
ツイッター、その他で拝見するスタッフ、キャストの皆さんの
暖かくて熱いコメントの数々・・・本当に皆に注目され、愛された
作品だったんだなあと実感しています。
お友達とよく言っているのですが、本誌掲載の時はもう一つバスケ作品が
あって、どっちが生き残るか、正直、「黒バス」が落ちるのでは、と
思っていたんですよね。(ごめんなさーい!!!)
でも、アニメ化が決まって、スタッフ、キャストが決まって、さあ放映開始!
私が、「これは一味違う!」と思ったのはアニメ2話で登場したきーちゃんの
高速フルドライブからダンクのシーンでした!
「これはすごい!」
考えてみたら製作はプロダクションI.Gさんで、テニプリ・アニメがI.Gさんに
よって進化したように、そのノウハウを生かした「黒バス」アニメがすごくない
はずがないんですよね!
そこからどっぷり黒バス沼にハマりこみ、推しメンの真ちゃんの登場!
アニメの素晴らしさはさらなるファンを開拓して、スポーツ・アニメの歴史に
1ページを刻むほどの作品になった!と思っています。(^^)
大団円・・・
一緒に見ていた家族は「あっさりしたラストだった。」と拍子抜けしたようでした。
でも、本誌はもっとあっさりしてましたからね。(笑)
かがみんのゾーンに合わせた超高速連携プレー!!!
それに一撃を与えた赤司様のシュート!
希望の炎が潰えたか、と思った時に冷静に状況判断していたのは
伊月でした!
「スペックで劣る選手は頭を使ってなんぼ」
伊月くんや誠凛の皆には悪いけど、「普通」のチームがエリートの集まり
に勝つために、持っている全部を振り絞って戦う・・・こういう台詞が
リアル感を増すのでしょうね。
ゲームごとに成長していくチームもある。
伊月のパスカットから日向くん、レオ姉の「地」のシュートをお返しですね!
肩を落すレオ姉にかける言葉は赤司様、前半とは大違いです!
バスケは一人でやるものではない。
今なら彼もちゃんと分かっているんですね!
105-104。
一点入れても、まだ届かない。
予選の秀徳戦と同じようにわざとはずしてリバウンド勝負の場面。
木吉が最後のプレー・・・と踏ん張る!!!
日向くんの万感の思いが詰まったシュートですものね!
必ず取る・・・取ったーーー!!!
黛くんは意識していたけれど、黒子にマークを外されてしまう。
ここは6人目VS6人目、よりも天敵ホーク・アイなら対処できたはずですよね。
パスを受けた黒子に赤司様が立ちはだかる!!!
「僕は影だ。」
赤司様は黒子がシュートやドライブを覚えたことで、影に徹しきれなくなった、と
言ったけれど、黒子はここで改めて自分の役割に徹するんですね。
赤司様によって見いだされ、もう一度、自分らしさを取り戻した。
黒子にとって赤司さまはやっぱり、先見の明のある人だったのではないかな。
ここで流れるCan doに鳥肌!!!
BGMも始まりの曲ですね!
シュートもできるようになってしまったから読み違えた・・・。
決めたのはかがみんでした!
タイプアップ!!!
金色のテープが舞い散るコート!
みんな、涙、涙!!!
かがみんが上を向いて吠えていたのとは対照的に下を向いて叫ぶ
黒子くん!(^^)
それを眺める赤司様・・・。
ふと、準決勝の秀徳戦を思い出しますね。
今なら分かるだろう、敗北の悔しさ。
真ちゃんが手を差し出した理由も分かるんだろうなあ。(涙)
「はい、次もその次も、何度でも。」
「次は負けねえッスよ!」
「次は勝つ。」
きーちゃんも真ちゃんも。
闘志を取り戻した青峰くんも、悔し涙にくれたムッ君も。
何度でも戦えるバスケの仲間。
キセキが心の欠片を取り戻した冬でした。
木吉はアレックスの紹介でアメリカで手術を受ける事に。
日向くん、顔が乙女だよおおお!
木吉の視線も彼にのみ注がれてると思われwww
で、黒子と荻原くんの電話はオリジナル。
その後、ジャンプ+でやってくれた各校の後日譚をやってくれるなんてアニメ・スタッフ様、
最高です!!!
きーちゃんたち次世代が頑張る姿を見て、受験勉強に戻る笠松先輩。(^^)
どんだけ弟や妹!?な秀徳!宮地弟を見る事ができて嬉しいーーー!!!
青峰くんの扱いに慣れた若松先輩!(笑)
カツカレー味のまいう棒を先輩に渡せるようになったムッ君!
屋上コンビ、来たーーー!!!
ネクタイを緩めた黛くんが色っぽいーーー!!!カッコイイ!!!
「そっとしておいてくれ。」と言ってたけど、赤司様のほうから屋上に
通ってくるようになると思います!!!(妄想爆走中!!!)
次の目標に向かって練習を再開する誠凛の皆さん。
遅れてやってきた黒子のロッカーには桃井ちゃんから渡された誕生日の記念の
写真・・・
キセキともう一度、つながった”バスケの仲間”という糸。
才能に恵まれているわけじゃない。
でも、自分にできることが必ずある。
諦めない。
勝利に向かって真摯に向き合う気持。
大好きなバスケ。
黒子くんの思いが凝縮された最終回でした!
EDロールは各校相棒組。(号泣!)
週替わりEDは陣取りでもしてるらしい誠凛の皆さん!
かがみんは見逃さない2号。(^^)
EDカードはチームごとの写真でした。
皆、歩き出したんですね。
まとめて・・・
作画は影に斜線を入れる独特の描き方で、最初は慣れませんでしたが
筋肉の質感、表情のリアルさが出せるアニメと漫画のちょうど中間の雰囲気に
仕上がっていたと思います。
何と言っても動きが素晴らしかった!!!
スタッフの一部の方は「進撃の巨人」でも良いお仕事をされていたと思います。
評価を付ける時、悩んだのがBGM。
特に2期は暗~い音楽の連続とクラシカルな雰囲気はまったく作品に合わない!と
最高だった一期のスタッフ、復活!をずっと心の底で願っておりました。
でも、3期はビートが効いたバスケらしい作品の音楽に変化していましたね。
洛山のテーマはどこの「バハムート」かと思いましたが(笑)、3期はとても良かったです。
キャストさんのこぼれ話はラジオや雑誌等で拝見しました。
皆、自分のキャラとチームに思いを寄せてくれていて、ファンとしては本当に
嬉しかったです!
いつか学校別にアルバムが出ないかな、と思います。(^^)
声の破壊力はすごかったですねえ。
印象に残っているのがIH予選で青峰@諏訪部さんが「変わらないな。」と黒子に言った場面。
あの時まで、黒子自身にも変化を求められている、ということに気づいていなかったんですよ。
それが目からウロコ・・・諏訪部さん、ありがとう!とお伝えしたいです!
途中でアニメ化が終わってしまう作品が多い中、最後まで走りきってくれた「黒バス」。
この台詞や場面は入れて欲しかったーーー!と思うこともありましたが、原作以上に
「これがオレ達の誠凛高校バスケ部だ!」という芯がしっかりと見えたアニメでした。
まだ番外編が続いているので、またアニメで会えることを願っています。
スタッフ・キャストの皆さま、お疲れ様でした!
誠凛VS洛山で盛り上がるJ-WORLDです!
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