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カテゴリ:生活
母の数少ない料理のレパートリーの一つに 関東煮(かんとうだき)がある。 関東の方では”おでん”と呼ばれるものである。 多分同じものだろうと思うが・・・・ ジャガイモ、こんにゃく、ちくわ 厚揚げ、たこ、大根、ゴボ天・・・・ そして実家では”ころ”と呼ばれる 鯨の皮を出汁に使っていた。 ”ころ”は昔は乾物屋で売られていてたが 鯨肉がなくなってから段々と見かけなくなった。 ”ころ”というのは鯨の油を絞った後の皮の部分で 一見、スポンジのようにかすかすに見えるが 煮込むとゼラチンのようになる。 きっとコラーゲンの塊だったに違いない。 もっと食べとくべきだった・・・・ などと思って見たものの 当時はあまり好きではなかった。 鯨肉がなくなってくると 今度は牛筋で出汁をとるようになった。 母の料理には美味しい思い出はあまりないが 関東煮は好きだったような記憶がある。 久しぶりに使った言葉 かんとうだき・・・・ 今でも大阪の人たちは そう呼んでいるのかなぁ。 おかんにも出来ること。 新潟県災害救援ボランティア本部 ドラえもん募金 NHKボランティアネットワーク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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