キリスト教とイスラム教のせめぎあい～ポルトガル旅行で～

宗教は人間がお互いに愛し、お互いの命を大切にするためのもの、と信じていましたが、ポルトガルやスペインを訪ねて、領土争いがキリスト教とイスラム教との闘いとなり、大きな戦果を挙げた武将が、教会で手厚く葬られているのを見るにつけ、なんとも表現し難い哀しい気持ちになります。 人を多く殺戮した武将が、教会であがめられているのです。いつまでたってもお互いに相容れようがないキリスト教とイスラム教の争いは、人類が存続する限り、継続するのではないか、と諦めの気持ちにならざるを得ないのは、岡梨奈孝至だけではなさそうです。 ポルトガルの旅を終え、帰路の飛行機がオランダで乗り換える待ち時間を利用して、アムステルダムの運河クルーズを、楽しみました。クルーズの船着き場には、可憐な花が咲いています。 運河に架けられた八つの橋が、全部重なり合って見える珍しいポイントを通過しました。