花の色は移りにけりなー２ー

「花の色は移りにけりな　いたづらに　わが身世にふる眺めせし間に」などと悟りきったようなことを言って、来年まで待って元気な花を撮りに行こうと決心したばかりなのに、我慢が出来ずに、またあの梅と桜と桃を足して3で割ったような、例の花を撮りに行きました。 おうちの庭の垣根に植えてあるその花は、今日もまだ魅力的に観えます。 「このお花、きれいですね。カメラで撮らせてください。」 「どうぞどうぞ。」 今日はそのおうちのご主人と思しき年配の男性が、花壇の手入れをしておられるのにお会いしたので、道から垣根越しにご挨拶して、心ゆくまで撮ることが出来ました。 えっ？まだ花の色は移っていない？‼ 　　　　　　　　　　　　小町さん、まだまだお綺麗ですよ。