2020/04/07(火)10:56
綾香の『にじいろ』
綾香の『にじいろ』は、2014年のNHK朝ドラ、「花子とアン」の主題歌として、綾香が作詞、作曲した歌です。
「赤毛のアン」の翻訳者、村岡花子の半生をモデルにしたフィクションですが、平均視聴率22.6%というNHKの朝ドラでは最高の記録を打ち立てました。
明治から昭和の混乱期に活躍した村岡花子は、アンのように明日を信じ、夢見る力を持って生きた女性として、描かれています。
その主題歌の綾香の『にじいろ』は、私達に生きる元気を呼び覚ましてくれるように感じられます。つらいことがあっても、前を向いて歩いてゆこうよ、と元気付けられるような、明るいメッセージを託しているように思われるのです。
特に、「なくしたものを数えて閉ざすよりも、あるものを数えたほうが瞳輝きだす」というくだりが、この歌の大きな狙いのようです。
私が特に最近、この歌に魅力を感じさせてくれるのは、他でもない、新型コロナウイルスの蔓延と私達人類への挑戦を、強く感じるから、です。