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テーマ:あるゲイの日常。(398)
カテゴリ:【ライフ・ヒストリー・スナップ】
■「しんご! 学食へ行くぞ!」
「今日は早く仕事終わったな、これからゲーセン行くぞ!」 「今日も時間が遅くなったな、うちに泊まるか?」 と先輩がいう。 僕は全て「はい!」 とても嬉しそうに答えた。 ■昼休み、授業が終わると、 仕事があるからという建前で生徒会室へ直行した。 ある意味本当に忙しかったのだけれど、 教室やクラスの人と一緒にいることは居心地が悪かった。 それに好きな先輩がいて、 可愛がってもらうことができる生徒会室にいることが とても楽しい時間だった。 ■また休日は、「子ども権利条約」の活動に参加していた。 こんな感じで、中学生の時以上に クラス以外の所に居場所を求めていた。 高校生の時、クラス以外のところに 居場所がたくさんあると思っていた。 ちなみに、高校時代は、僕の学校生活の中で 唯一学校に行くことに積極的だった時期でもあった。 だからゲイと気づいていない僕は、 好きな先輩が卒業するときに理由も分からず、 学校に魅力を失ったように感じた。(つづく) ▼しんご~小学校~(その1)へ明確な理由はないが、漠然と… ▼しんご~中学校~(その2)へ居場所は作るもの? 探すモノだ ▼しんご~(その4)へスタートライン ▽みかこ~小学校~(その1)へ学びたいことが学べない ▽みかこ~フリースクール~(その2)へ疑問符の迷路 ▽みかこ~定時制高校~(その3)へ学校と集団 ~「学校」編/しんご(その3)~ |