000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

QM

PR

全7件 (7件中 1-7件目)

1

【Go!!中野ウォーカー】(ライフ)

2006.05.29
XML
皆さんは、中野や新宿という同性愛者の多く見られる地域以外で、
自分たち 以外のレズビアンのカップルって見たことありますか?

私はありませんでした。今日の夕方までは…。

でも、今日夕方、家の近所で、ついに、遭遇しました!
東京の郊外といわれ る地域で、大学が多いところですので、
住んでいるのは、どうせ、ヘテロ家族(家族っていえば、普通、ヘテロか?)か、
ヘテロ性欲ムラムラの学生だけかな、
と思っていたのですが、
そうではなかったんですね!

私が彼女たちを発見したのは、
駅の改札近く。
女性二人連れで改札を出てきたので、
あれれ…って思いました。

立ち止まってしばし観察。
彼女たちがカップルだっていう決め手になったのは、
彼女たちの手を見ると、しっかり指を絡ませあっていたこと!

年齢はどちらも30代でしょうか?
仕事帰りに待ち合わせして、
一緒に帰って来たのかな?
それとも…といろいろ想像は膨らみます。

彼女たちは楽しそうに笑いながら、
何かを話しているようです。

「今日は晩御飯何食べたい?」とか言ってるのかなぁ?

う~ん、羨ましい! いいですね~。

それと同時に、他人のこととは言え、
レズビアンのカップルが仲良くしているのを見るとホントに応援したくなります。

いつまでも仲良くねって。

それに何より、いいなって思ったのは、
彼女たちの態度です。

新宿でも中野でもない、
こんな郊外で、周囲の目なんて少しも気にせず、
自分たちの関係 を隠そうともせず、堂々と振る舞っていること。

とっても尊敬しますね。

郊外でも、どこでもこんな風な、
堂々と仲良しなレズビアンカップルが、
数多く見られるようになったら、いいですね!

近所に仲間がいたってこともとても嬉しい限りでした!

(神保亜希子)

地元でレズビアンカップルに初遭遇!
Go!中野ウォーカー

■ 【go!中野ウォーカーとは?】東京の「中野」の名所やお店を舞台にした、投稿によるフィクションやエッセイを紹介するコーナー。テーマはずばり「同性愛者の日常」。
▼感想はこちらから。







Last updated  2006.05.29 20:43:03
コメント(0) | コメントを書く


2006.03.10
いい紅茶が手に入った、
と今朝ヒシムからメールが来ました。
俺は早速「シュウ」でレアチーズケーキを買い求めてきました。

今日は約束の日にあたります。
あと数分で、
彼はこのアパートの一室にやって来るでしょう。
しかし、今日はいつもとは少し事情が違います。
二日前、ヒシムの秘書と名乗る男が、
この部屋を訪ねて来ました。

在職中の与党議員の病死により、
遠く石川県からヒシムが与党公認候補として、
衆議院議員の補欠選挙に出馬することが決まったそうです。

その秘書から、
二度とヒシムと会わないで欲しい、と告げられました。
ヒシムは友人として雑談をしに、
時折俺の部屋に立ち寄っているだけだ、と俺は立腹したふりをし、
その男を追い返しました。

しかしその時から急に世界が色を持ち始めました。
空想の旅と作り話の彩りこそあったけれど、
それは所詮、暗く狭い部屋で映画を見ているようなものでした。

二度と逢えなくなる時が来るとわかった瞬間、
俺はヒシムを愛していたことをはっきりと悟りました。

そのことを自覚した瞬間から目の前の世界の隅々が光輝き、
突然鮮やかな色をもち始めたのです。

俺は、いや俺たちは季節を持ってしまった。
季節が二人の前にあることを知ってしまった瞬間でした。

もうじき、ものの数分でヒシムはこの部屋にやって来ます。
ヒシムを玄関に立たせたまま、その時俺はきっと、
クリームも何もついていない右手をそっと彼に差し出すでしょう。

差し出された俺の指を、彼はどうするでしょうか。
その時の彼の仕草がどのようなものであれ、
俺たち二人にとって季節が始まってしまったことを告げようと思います。
たとえ拒まれたとしても。

今はただ彼を待ちながら、
目を閉じて彼の舌の感触を思い出していたい、と思うのです。
                 (終わり)


(SN)


================================

banner

面白かった、共感した

~チーズケーキ専門店「シュン」@新中野(その4)~
Go!中野ウォーカー

■ 【go!中野ウォーカーとは?】東京の「中野」の名所やお店を舞台にしたフィクションやエッセイを紹介するコーナー。テーマはずばり「同性愛者の日常」。ちなみにQM編集員の5人全員が、中野区在住。
▼感想はこちらから。







Last updated  2006.03.10 07:12:15
コメント(0) | コメントを書く
2006.03.08
取りとめもない、バカげた空想話。
少し残酷で、ありえないようで
ホントは現実にあったかもしれない作り話の数々。
酒もタバコも嗜まない、
一般的な趣味や道楽を一切知らない、
そんなヒシムの唯一の楽しみは、
俺の中指のレアチーズケーキのクリームを舐め取りながら、
俺の作り話を聞くことでした。

fingers

決して俺たちの情事は、
二人ともシャツや靴下を脱ぐことはありません。
ただこんな風に、服を着たまま背中あわせに座りこみ、
部屋に居ながらにして、密やかな旅を続けるだけ。
決してなり代わることのない、
数々の想像上の他人の人生を模倣し、
なぞり続ける事が俺たちの情事の全てでした。

チーズケーキがやがてヒシムの舌の奥に全て消え去ると、
薄い銀色の円形のアルミだけがテーブルに残ります。
そして私の指先には、
舐め残されたクリームとヒシム自身の匂いがかすかに残されます。

チーズケーキ

これまでそんな風にして、
数々の淡くも淫らな時間を二人で過ごしてきたのでした。

つづく
▼レアチーズの指先1へ
▼レアリーズの指先2
▼レアチーズの指先3
▼レアチーズの指先5
(SN)


================================

banner

面白かった、共感した

~チーズケーキ専門店「シュン」@新中野(その4)~
Go!中野ウォーカー

■ 【go!中野ウォーカーとは?】東京の「中野」の名所やお店を舞台にしたフィクションやエッセイを紹介するコーナー。テーマはずばり「同性愛者の日常」。ちなみにQM編集員の5人全員が、中野区在住。
▼感想はこちらから。







Last updated  2006.03.08 02:35:47
コメント(0) | コメントを書く
2006.03.04
ヒシムはわざわざ俺の声と
その騙りを聞きに二週間に一度、
俺の部屋まで訪ねてきます。
二週間に一度でなくてはならない、
と決めたのは二人でした。
自信の無い俺は「毎週」では飽きられるのではないか、
という恐れもありましたし、
「一ヶ月に一回」では忘れられてしまう、
という不安もありました。

「二週間に一回」という取り決めが、
俺の希望と多忙なヒシムの都合とが
ギリギリ折り合いのつく約束だったのです。
薬用石けんで両手を奇麗に洗った俺とヒシムは、
お互い背中あわせに座ります。
傍らのテーブルには「シュウ」のレアチーズケーキと
良い香りの紅茶が載っています。
「ヒシム、口を開けて。」
俺が左手の中指でレアチーズケーキのクリームを掬い取ると、
ヒシムは俺の指ごと、チーズケーキのクリームを
パクリと口に運びます。
始めはゆっくりと、
やがてペチャペチャと音をたてて、
俺の中指についたクリームを、
ヒシムは舌で舐め取っていきます。

俺はゆっくりと目を閉じ、
ヒシムの舌が俺の指を優しく這う感触を感じます。
ヒシムの舌の裏に爪の先が入ったり、
奥歯で軽く噛まれたり、歯ぐきに指を這わせたり、
ヒシムは様々に私の指を弄びます。
その度に私は頭の芯のあたりがぼうっとします。
瞼を閉じた暗黒の中であるにもかかわらず、
遠くの方で火花が散るのが見えたり、
突然上の方から白く細い光が射しこんでくるのが見える時があります。

そんな時に、ふいに取りとめがなく何の脈絡もない、
空想の夢ともでたらめともつかない話が、
俺の口をついて出てくるのです。

「月に同性愛者たちの国を作ることが決まり、
ロケットを買いに行くことにする。
見上げた空は夕方の空の色で、
夕陽に無数のロケットが鈍い銀色に光りながら、空一杯に見える。」という話。

「パリに渡って遊び暮らすうち、
お金を使い果たし、その日暮らしの小銭を稼ぐうち、
あっという間に初老になってしまう。
そして、ある雨の降る新年の朝、何も成し遂げられないまま、
何も持たず、石畳の上で冷たくなって人生を終える。」という話。

「長崎の山の小さな村に暮らす若い農夫が、
港の船乗りに恋をする。
しかし会えるのは、山で取れた野菜を港に売りに出る時しかない。
会いたい気持ちが募り、山の神様に祈り続けた挙句、
とうとう若い農夫は青黒い大蛇になってしまう。
大蛇は大雨を降らし、巨大な鉄砲水が港を襲う。
その波が沖合に停泊していた、
愛しい船乗りの乗った船を沈めてしまう。
深い海の底で農夫だった大蛇と沈んだ船乗りがやっと会うことが出来、
永遠に水底で暮らすことになる。」という話。

「サンフランシスコに行って、
遊び半分にサーカスに入るが様々な人に騙され続け、
挙句にチャイナタウンに食事に来る金持ちのために手足を切り取られ、
見世物にされてしまう。」話。(つづく

▼レアチーズの指先1へ
▼レアリーズの指先2
▼レアチーズの指先4

(SN)


================================

banner

面白かった、共感した

~チーズケーキ専門店「シュン」@新中野(その3)~
Go!中野ウォーカー

■ 【go!中野ウォーカーとは?】東京の「中野」の名所やお店を舞台にしたフィクションやエッセイを紹介するコーナー。テーマはずばり「同性愛者の日常」。ちなみにQM編集員の5人全員が、中野区在住。
▼感想はこちらから。







Last updated  2006.03.04 14:15:57
コメント(0) | コメントを書く
2006.03.03
俺と彼とは元々、同じ私立大学の同じゼミの仲間でした。
去年の同窓会の帰りに酔ってふざけた勢いで、
今の関係のきっかけが出来たのでした。

俺と彼は同性愛者です。
しかし「俺の指と彼の舌」、以上の関係はありません。
くちづけを交わしたことすらありませんでした。

「お前の声ってなんだかHだよな。」
彼は俺の声が好きだと言います。
虚ろに響いている様で、
そのくせヘソの下あたりに届くセクシィな声なのだそうです。
私の語尾がたまにかすれる時があり、
その時はたまらず生唾を飲み込む、
と彼は言っていました。

何の特技もない俺と、
完璧な彼とが愛人でいられるのは、
俺のこの声と、もう一つの特技のおかげなのです。

もう一つの特技。
その特技のためには、
東京メトロ丸の内線の「新中野」駅近くの鍋屋横丁にある、
「シュン」というチーズケーキ専門店の
スタンダードな「レアチーズケーキ」と、
薬用消毒石けん、そして俺の指と彼の舌が必要です。

その店のレアチーズケーキのクリーム一すくいで、
俺はでたらめな空想ができるのです。
近所の他店や高名な洋菓子店、
他のケーキやデザートで何度か代用を試してみたのですが、
どうしてもこの店のこのケーキでないと、
俺の特技が発揮できないことがわかりました。

指先のケーキのクリームを舐めとる彼の舌の感触を感じるままに、
心に思いつくままを彼の好きな俺の声で語って聞かせるのです。
いや「騙(かた)る」のです。
つづく
▼レアチーズの指先1へ
レアチーズの指先3へ

(SN)


================================

banner

面白かった、共感した

~チーズケーキ専門店「シュン」@新中野(その2)~
Go!中野ウォーカー

■ 【go!中野ウォーカーとは?】東京の「中野」の名所やお店を舞台にしたフィクションやエッセイを紹介するコーナー。テーマはずばり「同性愛者の日常」。ちなみにQM編集員の5人全員が、中野区在住。
▼感想はこちらから。







Last updated  2006.03.03 01:23:11
コメント(0) | コメントを書く
2006.03.02
 俺たちの間には、季節がありませんでした。
これまで俺たちの間にあったもの、四季の代わりにあったものは、
レアチーズケーキと、薬用消毒石けん、
そして俺の中指と、彼の舌でした。

俺たちは初めから昨日まで、
会う時はいつも同じことを繰り返してきました。
春も秋も夏も冬も来ない逢瀬。

彼の名前は「ヒシム」と言います。
俺は時折声に出して、彼を呼んでみます。
声色を使ったり、呼びかけたり、声を落としてみたり。
彼に会いたい。常にそう思っています。
しかし会えるのは一ヶ月に二回です。

その日がゆっくり巡って来ると、
必ず彼は俺の部屋へやってきます。

彼は与党公認の都議会議員をしています。
まだ三十二歳。
彼の祖父は衆議院議員を長らく何期も務めたあと、
厚生労働大臣に在任中、急死しました。
ああ、あの政治家か、と大抵の方はご存知かと思います。
彼はその政治家の孫にあたります。
そしてまた彼の父は高名な産婦人科医でした。
ヒシムは実父の敷いた医学の道より、
祖父の志を継ぐことを選びました。
ゆくゆくは祖父と同じ国政へと進みたい、
と時折思い出したように言っていました。

彼はやはり頭の回転が速いのだ、と思います。
ヒシムは彫りの深いクッキリとした顔立ちをしています。
色白で理知的な印象です。
痩せている、というより引き締まった感じの体型。
背が高いので演説映えがします。

それに比べ、俺は中肉中背で何の取り得もありません。
雑談をしても面白味がない、と昔から周囲に何度も言われてきました。
地味目で薄味のぼんやりとした顔だと、自分でも思います。
しかし俺は彼の愛人です。
同性の愛人です。

(つづく)
▼レアチーズの指先2へ

(SN)


================================

banner

面白かった、共感した

~チーズケーキ専門店「シュン」@新中野(その1)~
Go!中野ウォーカー

■ 【go!中野ウォーカーとは?】東京の「中野」の名所やお店を舞台にしたフィクションやエッセイを紹介するコーナー。テーマはずばり「同性愛者の日常」。ちなみにQM編集員の5人全員が、中野区在住。
▼感想はこちらから。







Last updated  2006.03.03 01:24:10
コメント(1) | コメントを書く
2005.09.20
レズビアン&ゲイライフ@中野のひとコマを切り取る『Go!中野ウォーカー』

QM紙面でも人気のコーナーです。

さて今回、紹介するのは

「ヨドバシカメラ」の社名の由来の橋でもある「淀橋」です。

この橋を通ると恋に失敗する、という伝説があること知ってました?

淀橋


このお話を読んだら、
きっとこの橋を通るたびに思い出してしまうはず!!

N氏による、お話です。
(F)


「全てのものには名前がついている」~中野坂上「淀橋」の伝説~を読む

●淀橋とは?

新宿区西新宿五丁目三番地付近の神田川にかかる、青梅街道上の橋。です。近辺の川の水が常に淀んでいたことが、橋の名の由来。西新宿にあった中古カメラ専門店が前身である、大手家電量販店「ヨドバシカメラ」の社名の由来の橋でもある。

●淀橋の言い伝えとは?

戦国時代末期、意にそまぬ相手との婚姻をはかなんだ近在の花嫁が、婚礼前夜にこの橋から入水自殺をはかったことから、花嫁行列は淀橋を避けて通るようになった。以来戦後しばらくの時期まで、花嫁行列は淀橋を避け続け、現在では言い伝えのみが残る。






Last updated  2005.09.20 04:27:46
コメント(0) | コメントを書く

全7件 (7件中 1-7件目)

1


© Rakuten Group, Inc.